私的美遊空間

美しく愛しいものたちへのつぶやき

*春の風物詩*谷にたつ靄にまぎれて初音かな

2023年03月10日 | 俳句

春の始め、三寒四温を繰り返しながら
温かな雨が降るようになると
谷には靄(もや)や霧(きり)が立ちこめる。
ウグイスも可愛い声で鳴き始めました。
いよいよ春本番の開幕です。

※1㎞先が見えない時は「霧」
「靄」は1㎞以上先が見えて空気がぼんやり見える状態。

コメント欄はお休みしますね(^_-)-☆




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*春立ちて 氷は薄く なりにけり* もうじきポカポカの春がやって来ますね~♪

2023年02月05日 | 俳句

昨日は立春、つまり私の誕生日。

昨年は地球の公転の都合で
節分が2日、立春が3日になったが
それまでは
立春と言えば4日と思い込んでいた。
今年は間違いなく私の誕生日の4日が立春だった。

※国立天文台によると
次に2月2日が節分で2月3日が立春の年、
つまり2月4日が立春で無い年は2025年とのこと。

 ・。🌞 。・

このところ
日が長くなり、日に日に寒気が薄らぎ
日差しに温かさが増してきた。
今まで厚く張っていた氷が
作日は薄くて儚げな様子。
ちょっと触っただけで崩れ落ちそうだった。

* * *

よくぞ厳寒の冬を乗り越えました。
もうじきポカポカの春がやってきますね。



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冬の朝 谷間の明かりの あたたかく

2023年01月30日 | 俳句

先週の寒波はひどかったですね。
朝起きて雪が積もっていないか
道路が凍っていないか
電車が不通になってはいないか
ドキドキの日が続きました。

今朝6時半頃の東の空の様子
赤みが射して
まだ暗い谷間の民家の窓に
明かりが灯りました。
ほっとする光景です。
毎日
こんな穏やかな朝が訪れますように。



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曼珠沙華 瞼の裏に 祖母のいて

2022年10月01日 | 俳句

曼殊沙華は
故郷(新潟)にいた頃に見た記憶がない。
だけど
今こうして見ると何故か
懐かしい思いに駆られて
優しい笑顔の祖母が瞼に浮かんで来る。




家から
歩いて200歩ほどに休耕田や畑があって
今年もきれいに咲き揃った。




犬がいた頃は
よくこの道を散歩したものだ。
今は
遠くから眺めるだけになった。



子供らが走り回っていた石垣の道にも
一列に咲き並んでいる。




駐車場の脇には
かたまって咲いている。
白いものは
オーナーが植えたのだそう。

以前はこの上の田んぼの稲も一緒に写せたけれど
今年は
稲は植えられなかった。
また一つ
休耕田が増えた。


曼殊沙華 瞼の裏に 祖母のいて
越後美人






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ネコねむる トタンの屋根や 秋うらら

2022年09月23日 | 俳句

ネコは寝てばかりいるから「寝る子」つまり寝子(ネコ)
なのだと
ネコと名付けられた由来を聞いたことがある。



秋の日を浴びて気持ち良さそう~
よく見ると
腕枕していて可愛いらしい。

子どもが寝る姿は天使のようで親の心を和ませてくれる。
ネコが寝る姿も
平和そのもので心を穏やかにしてくれる。

  ネコねむる トタンの屋根や 秋うらら
越後美人


* * *

裏山散歩で出会った光景。
他のネコちゃんたちも気持ち良さそうでした。



*~ ビロードのような毛並みの黒ネコ ~*



*~ よく肥えた縞猫 ~*

初めて見る猫です。
栄養満点のようなので
ただ散歩に出て来ただけかな。




*~ お馴染みの三毛猫 ~*

耳を桜カットしてもらったようです。
子育て上手だったけど
これ以上、仔猫が生まれないようにしてもらったんだね。
これなら地域猫として
一生ここで過ごせるね。






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*春の雨 輝く玉を つくりけり* 越冬中のウラギンシジミ *山茶花の 葉を笠にして 春の雨*

2022年03月14日 | 俳句

~ 春の雨 輝く玉を つくりけり ~
越後美人


昨日は一気に気温が上がり
吹く風も暖かく感じられました。

夜半から結構な雨降りになり
朝外に出て見ると
木の枝にはいっぱい雫がついていて
陽に照らされて輝いていました。






~ 越冬中のウラギンシジミ ~

山茶花の 葉を笠にして 春の雨
越後美人


今まさに、上から雫が落ちて来そう
でも摑まっている葉が
しっかりそれを弾いてくれるでしょう。




雪椿も春の雨にぬれて気持ち良さそうです。
膨らんだ蕾がポンポン弾けるように咲いてきました。

人も植物も昆虫も
みんなが待っていた春です。
傷ついたウラギンシジミの旅立ちも
もう時間の問題です。






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春日ざし 葉蘭の上に 届きけり   ウラギンシジミは二頭とも無事です♪

2022年03月01日 | 俳句


裏庭の
冬の間、日差しの無かった葉蘭にも
ようやく届くようになりました。

ああ、やっと春が来た
そう感じられる嬉しい春の日差しです。
葉蘭だけ春日を浴びて輝いています。


・ 。・ 。🦋 。・ 。・

春を待ちわびていたのは私だけでなく
越冬中の二頭のウラギンシジミもです。
温かい日もありますが
まだその時でない、と頑張っています。



~ 翅の傷んだウラギンシジミ ~

1月3日に初めて確認した個体です。





~ 翅は傷んでいないウラギンシジミ ~

昨年11月に初めて確認し
12月から本格的に越冬に入った個体です。

よく頑張ってくれました。
風の強い日、雨の日、雪のちらつく厳しい寒さの日
全てクリアして来ました。
ハラハラしながらの見守りでしたが
ここまで来れば大丈夫ですね。






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かろやかに 朝日と遊ぶ 秋の雲

2021年09月28日 | 俳句


昨日の早朝
東の空を見上げると
小雲たちが空で遊んでいました。

左手の山の向こうから
強烈な光が迫っています。

鬼さんこちら
手の鳴るほうへ~♪

わ~い♪
早く逃げなくっちゃ~♪

可愛い小雲たちでした。


※コメント欄はお休みさせて頂きますね~(^_-)-☆






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*秋立つと 聞けば猛暑も 夢のよう* 山は着々と秋の準備中

2021年08月07日 | 俳句

今日は立秋

暑さの真っ最中でも
ススキはすっかり秋の風情





今朝も裏山散歩に行って来ました。

往復20分ほどですが
登りの傾斜が結構きつくて
心肺機能増進、足腰の筋肉強化に
かなり効くように思います。

帰って来ると汗びっしょり
そのまま外の掃き掃除、鉢植えの水やりなどして
シャワーを浴びてさっぱりします。





木々は好きなように伸びて生き生きしています。
ふっと気を緩ませてくれる景色です。





連日35度、37度と猛暑に見舞われていますが
山では着々と秋の準備が進んでいます。





白い花は「クサギ」、赤い実は「洋種ヤマゴボウ」





ハゼの木は、いち早く葉を赤く染め始めました。





こちらは何という木でしょうか?
実をびっしりつけています。





こちらの実も色づき始めています。





こちらも赤くなり始めて可愛いですね。
こんなに暑くても季節の移ろいが分かるんですね。






秋立つと 聞けば猛暑も 夢のよう


陽の傾き具合
風の吹き具合
少しづつ変わってきています。
もうしばらくの辛抱です。
バテないように
よく食べ、よく寝て、頑張りましょう~(^_-)-☆






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梅雨晴れ間 ちょっとだけよと 雲浮かぶ

2021年06月20日 | 俳句

一昨日、昨日とよく降りました。
一時、滝のような降りぶりでしたが
今年は、梅雨といっても三日も続かずに
中に晴れの日があって
洗濯が助かっています。

天気予報では、今日は一日晴れ~♪



でも
雲は「晴れはちょつとだけね」と言わんばかりに
その数を増して来ました。

明日の予報は晴れのち曇り
明後日は一日曇りのようです。



※コメント欄はお休みさせて頂きますね。
これから阪神巨人戦。
夕方には大河ドラマ。
夜にはプロボクシングWBA・IBF世界バンタム級選手権。
「井上尚哉×マイケル・ダスマリナス」
いつご飯の準備をして食べようか・・・(^^;)
忙しくなります。

では、よいお休みをお過ごし下さいね(^_-)-☆



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*豆苗の 育つ窓辺や 春近し* 切り取った豆苗を再び育ててみました~♪

2021年02月02日 | 俳句


スーパーで買った豆苗を
切り取った後に水栽培で育ててみました。





~1月16日 (切り取った日) ~



~ 1月20日 (四日後) ~

豆から芽が出るのかと思っていたら、
茎の脇から可愛い芽が出て来ました。




~ 1月24日 (八日後) ~

一度伸び始めると日を追って
ぐんぐんと伸びて来ます。

ここで各々の茎で伸びる速度に違いが出て来ました。
早く大きくなる子、後から伸びてくる子、
人の子供たちの成長過程を見るようです。





~ 1月28日 (十二日後)~

光の当たる外側の芽が良く伸びて
内側の芽はやや成長が遅いようです。




~ 1月30日 (十四日後)~

丈が20センチを超えて
買って来た時と同じほどの大きさになりました。

肥料として「薄めた米のとぎ汁」を2,3日ごとに一度。
米のとぎ汁には
野菜の肥料三要素(リン酸、チッソ、カリウム)の内
リン酸とチッソが含まれているとのこと。
試しに使ってみました。





~ 収穫した豆苗 ~

肥料が足りないせいか
細くてひょろひょろした感じです。

この後
ニンジンの細切りとお味噌汁の具に使いました。
豆苗の香りもそこそこあって
柔らかくて美味しく頂けました♪

そこで
もう一度、芽が出て育つか実験です~♪
↓↓↓

~ 1月30日 振り出しに戻りました ~

またここから、どのように育って行くか観察開始です。
今度は野菜にも使える液肥を使ってみようと思います。

さあ~どうなるでしょう~?
楽しみです(^_-)-☆




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雨降りて 春来たるかと 苔光る

2021年01月24日 | 俳句

こちらでは珍しく
一昨日、昨日と二日続きの雨が降って

いつの間にか
裸の藤の木の枝に
若緑の苔が生えて光っていました。





形がはっきりとしていて
花のように広がっていてきれいな苔。

ネットで調べてみると
スギゴケの仲間で「タチゴケ」と言うらしい。
同じ仲間は三種類あって
①ーナミガタタチゴケ
②コナミガタタチゴケ
③ーーームツタチゴケ

この中で
我が家のは②のコナミガタタチゴケのように思えました。




葉は薄くて柔らかく、丈が低くて密集しない
という性質があるようで
庭園や盆栽などに使われるようです。

今まで寒くて乾燥していましたが
気温の上昇と雨の適度な湿り気で
青々と輝くように育って
目を楽しませてくれています。


※コメント欄はお休みさせて頂きますね(^_-)-☆




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梅雨明けの  日差しに憩う  クロアゲハ

2020年08月01日 | 俳句

一昨日の雷鳴を合図に、当地も昨日梅雨が明けました。
庭を浮遊していたクロアゲハは
よほど日差しを待ちわびていたのでしょう。
白山吹の葉で悠々と羽を広げて日向ぼっこです。
「いい湯だな~♪」なんて声が聞こえて来るようでした。

* * *

今日は、
梅雨が明けた途端、一気に真夏の一日に。
我が家のエアコンの「外気温お知らせ」は
なんと! 37度だと言っていました~(^^;)
じめじめ長雨も困りますが、極端な暑さも困りますね。
でも、
こんな暑さが常態化する、との話も聞きました。
雨もほどほど、暑さもほどほど、
そんな昔に戻ってもらいたいですね。
コメント (8)
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桐の花 女王のように 咲きにけり

2020年05月12日 | 俳句

つい先日まで茶色のかたまりだったのに
昨朝、見上げたら藤色のかたまりに変身していた。

桐の花咲く
そう聞いただけで優雅な気分になる。




「桐の花が紫色なのはおもしろい。
主上のほか、特に許されなければ着られない色を
植物のくせに平然と身につけている。
葉が大きすぎるのが難だが、花の紫色に免じて
特別扱いしたくなる。

唐国ではほうおうなどと仰々しい名の鳥が
好んでこの木に棲むと言い伝えられているけれど、
こんなところも桐の特殊性があらわれて、
なにやら改まった心持にさせられる」

千年も前に清少納言がつぶやいていたように、
現代に生きる私も同じように感じている。

※主上 ー 帝のこと
参考ー私の古典9、集英社

コメント欄はお休みさせて頂きますね(^_-)-☆


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ちょっとでも たくさんお花見 した気分~♪

2020年04月02日 | 俳句

~ 裏山で咲く桜 ~

我が家の庭から
ちょこっと見えている山桜
陽を浴びて気持ち良さそうに咲いている

伸び伸びと
空に向かって歌っているように咲いている

ああ~いい気分だ~♪
これだけでもたくさんの桜を見た気分




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