私的美遊空間

美しく愛しいものたちへのつぶやき

嵐のあとに手負いのウラギンシジミは無事に飛び立ちました🦋

2022年03月30日 | 虫のお話

~ 波状雲 3月27日朝 ~

3月26日(土)は二つの低気圧がやって来て
ひどい嵐になりました。
まるで台風かと思われる暴風の中
山茶花の生垣で越冬中のウラギンシジミが
心配でなりませんでした。





~ 3月27日の午前中のウラギンシジミの様子 ~

嵐が去った翌朝(27日)
ウラギンシジミは大丈夫だったか?
心配しながら見に行くと
無事な姿が確認出来てほっとしました。
あの嵐の中、よく頑張った!




~ 空っぽになった山茶花の垣根 ~

ところが同日(27日)の午後に見に行くと
いたはずのウラギンシジミは飛び立った後でした。

1月3日に確認してから
約3か月間の越冬でした。

* * *

来た時から翅の傷みが大きくて
無事に春を迎えられるのか、とても心配でしたが
厳寒の冬や春の嵐を見事乗り越えて
無事に旅立ちの日を迎えられました。
嬉しい限りです。
私も大きな勇気をもらいました。

寒い冬を一緒に乗り切った同士たち(二頭いました)
また子孫たちが戻って来てくれことを願っていますよ。
有難う~ウラギンシジミたち~♡

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*舟和の芋羊羹と柳橋のお茶碗で一服を楽しむ*若い頃、知らずに買った金結晶天目茶碗との一服

2022年03月27日 | 各地の旨いもん

~ 与し三さんの柳橋のお茶碗で一服 ~

先日、次女が舟和の芋羊羹を送ってきてくれました。

主人の好物で「何か送るのなら芋羊羹を!」と
いつも言っていたので
そのリクエストに応えてくれました。

芋羊羹
東京の創業明治35年の老舗「舟和」の和菓子です。
創業当時
高くて庶民の口に入らなかった煉羊羹の代わりに考案され
甘さを抑えた素朴な風味が魅力です。




~ 与し三さんの柳橋のお茶碗 ~

許状を頂いた折に師匠から贈られたお茶碗です。
芽吹いた柳の葉の若緑と赤い橋との対比が
いかにも春らしくて大好きなお茶碗です。




~ 金結晶天目茶碗での一服 ~

主人への一服は
濃い茶色の地に金の結晶が散りばめられたお茶碗です。





まだお茶のお稽古を始める前に
お点前のレベルやそれに合わせたお道具のセレクトなど
何も知らずに、ただ気に入ったので手に入れたものです。
今でも気に入っており、一生のお供になりそうです。
長谷寺詣での折、参道のお道具店で出会いました。

※金結晶天目茶碗=きんけっしょうてんもくちゃわん
泉窯 藤山造






内側にも金の結晶が散りばめられています。
飲み終わると現れてきれいです。

天目茶碗は元々、中国から伝来した格の高いお茶碗で
合わせる他のお道具は、その格に相応しいものを用い
お点前としても
茶歴の長い相応の許状を持った者でなければ
取り扱えないとされています。

今でこそ
この天目茶碗がお茶の経験のない若い娘に
如何に不似合いの物だったかが分かります。
知らぬが仏とはこのことですね。

でも、知らなかったからこそ
心から気に入った物として手に入れることが出来たわけです。
若い頃は知識がない分
自分の感性にビビッと訴えた物だけを買っていました。
そういった物は今でも好きです。







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*大輪の月の輪椿*立派に咲いたものを隣家から頂きました~♪ 出戻ったウラギンシジミ🦋

2022年03月22日 | 花便り


今、隣家では「月の輪」が見事に咲き誇っています。

一昨日
越冬中のウラギンシジミ(蝶)の観察で道路に出ると
伸びすぎた月の輪を切っておられて
「一枝どうぞ~」とこの枝を手渡してくれました。

月の輪は、久留米生まれの中輪~大輪の椿。
頂いたものは花径が11㎝もあって迫力があり
濃い赤地に白斑の美しさが魅力的です。

早速
玄関ポーチの明石焼の壺に活けてみました。
濃い赤地は強烈な朝陽を浴びても
色がぼけることもなく、くっきりと写りました。




~ 戻って来たウラギンシジミ ~

翅の傷んだ個体は
一度飛び立ち、越冬終了かと思われましたが
当日の内に戻って来ていました。





よく見ると翅の表面に、小さな黒点が増えた気がします。
大丈夫でしょうか?
人で言うと「顏色が悪くなった」感じでしょうか。
ちょっと心配になって来ました。

⇩⇩⇩
こちらは3月17日(4日前)の姿
こちらの方はまだ翅色が良いように思えます。



今週は寒の戻りで寒い日が続きます。
3か月以上の越冬生活の苦労が実りますように。






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楽しみな冬期限定の洋酒チョコレートは大人の味♪  次のシーズンまでグッバ~イ~✋

2022年03月17日 | 「いと をかし」なものたち

冬が楽しみになる「冬期限定のチョコレート」

緑のパッケージのバッカス赤いパッケージのラミー
半世紀にも渡るロングセラーだそう。

かくいう私も、季節が巡って店頭に並ぶと
その豊潤な洋酒の香りと味わいを楽しんで来ました。

それがこの二種の他にも新商品が
昨年の11月に発売されました。
それが
黄色のパッケージのアップルブランディ
オレンジ色のパッケージのくちどけブランディ&オレンジピール
この二つのチョコレートも
以前のものにも負けない美味しさ。
この冬にうんと楽しませてもらいました。


暑くなると
中の洋酒が溶け出して品質に影響があるとして
冬期限定の販売ですが
それがかえって楽しみを増すという
言わば
販売の開始日は
ボジョレ・ヌーヴォーの解禁日の如しなのです~♪

*例年の販売は11月中旬~翌年2月、3月頃まで*
次のシーズンまでグッバ~イ~✋


。・🍷・。洋酒使用のアルコール分は・。・
バッカスが3.2%
ラミーが3.7%
アップルブランデイが2.8%
くちどけブランデー&オレンジピールが3.1%

アルコール分が結構あります。
運転する前は食べられませんし
子供さんは食べちゃダメですよ!
大人だけのお楽しみです(^_-)-☆









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*春の雨 輝く玉を つくりけり* 越冬中のウラギンシジミ *山茶花の 葉を笠にして 春の雨*

2022年03月14日 | 俳句

~ 春の雨 輝く玉を つくりけり ~
越後美人


昨日は一気に気温が上がり
吹く風も暖かく感じられました。

夜半から結構な雨降りになり
朝外に出て見ると
木の枝にはいっぱい雫がついていて
陽に照らされて輝いていました。






~ 越冬中のウラギンシジミ ~

山茶花の 葉を笠にして 春の雨
越後美人


今まさに、上から雫が落ちて来そう
でも摑まっている葉が
しっかりそれを弾いてくれるでしょう。




雪椿も春の雨にぬれて気持ち良さそうです。
膨らんだ蕾がポンポン弾けるように咲いてきました。

人も植物も昆虫も
みんなが待っていた春です。
傷ついたウラギンシジミの旅立ちも
もう時間の問題です。






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*ウクライナ人道危機*居ても立っても居られずに寄付金を送金して来ました

2022年03月11日 | 思うこと

この度のウクライナの惨状は
あまりに気の毒で胸が痛みます。

楽天の三木谷さんが10億円
YOSHIKIさんも1千万円の寄付をされました。
その他にも、多くの企業、団体、個人の方々が
寄付をされていると思います。

我が家も遅ればせながら
年金暮らしの夫婦と会社員の息子との三人で
収入も高が知れており
さほどの額も出来ませんが
相談して日本ユニセフ協会と赤十字社に送金して来ました。

早くこの状況が良い方向に向かい
ウクライナの人々が心安らぐ眠りにつけますように。
安全な日常の生活を取り戻せますように☘


コメント欄はお休みさせて頂きます。





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風情ある*八坂の塔付近の景色*おたべの箱の切り絵が素晴らしかった♪

2022年03月10日 | 美術工芸

先日、行きつけのスーパーに行くと
珍しく「おたべ」が販売されていました。

おたべは勿論美味しいのですが
何と言っても
この美しい切り絵の箱に惹かれました。





京都のお菓子屋さんらしく
切り絵の周りにも
雪輪やモミジ、桜、竹などが配されて
はんなりとしたデザインが夢見心地にしてくれます。

切り絵は
切り絵画家の大久保修氏の作品です。
今回の作品は
京都・法観寺の塔、通称「八坂の塔」とその付近の景色。
写真でよく見かける景色ですが
切り絵になると、また違った風情があって素敵です。

おたべの箱には
春、夏、秋、冬限定の切り絵のデザインもあって
以前は冬限定のものを手に入れました。
春の桜、秋の紅葉なども
いずれ手に入れたいと思っています。

美味しく頂いて切り絵も楽しめるなんて
二度楽しめて有難いですね。
その分費用もかかっていると思いますが
美十さんの美味しいお菓子を届けようという
熱意が伝わって来るようです。




※「おたべ」は京都南区の株式会社・美十のお菓子です。








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*河津桜は可愛いね*公園でちらほら咲き始めました♪越冬成功のウラギンシジミ一頭無事に旅立ち!

2022年03月08日 | 短歌

一昨日、市内の公園に行くと
河津桜がちらほらと咲き初めていました。





私と同じように、開花具合を見に来た女性がいました。

「まだ、ちらほらですね」
「この様子だと、満開になるのはもう少し先ですね」
「また満開の頃来てみようかな」
「そうですね、私もそうします」

そんな会話をして別れました。




こうして所々咲いている花を見ると
色が濃くて花姿も良くて
とってもチャーミング♪





仲間たちに先駆けて咲いたから
目立っていいよね。
寒いけど頑張って咲いたんだね。





こちらはツグミ
枯草の中をチョンチョンと跳んでは止まって
何か探しているようでした。






もうじきシベリアに帰るんだね。
元気に飛び立つんだよ。

彼の国の 大統領に 伝えてよ
地球のみんなは はらからなのだと 
越後美人


~ここからはウラギンシジミの越冬の報告です~
⇩⇩⇩



翅の傷んでいない個体は
越冬を成功させ、昨日飛び立ったようです。
昼過ぎに見に行くと、葉裏はもぬけの殻でした。

嬉しさもあり寂しくもあります。





~ 飛び立ったウラギンシジミがとまっていた葉裏 ~

真ん中より茎に近い方に摑まっていました。
よくこの葉裏で越冬出来たものです。
三か月と数日ここが宿でした。





~ 翅が傷んだ個体はまだ越冬中 ~

自分にはまだ無理と思っているようです。
いいよ、いつまで居ても
充分に暖かくなるのを待とうね。






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*谷間で白梅が見事に満開* 当てずっぽうで撮ったらホオジロが写っていました~♪

2022年03月04日 | 花便り

ここ数日寒気が緩んで
日差しが暖かくなって来ました。

近くの谷では
白梅が枝をいっぱい広げて満開になりました。




自然のままに
伸び伸びと咲いています。
見事です~✨






後ろは林
青空が枝の隙間から見えています。
5月には青葉で眩しいくらいになりきれいです。


ここかからは、おまけです~♪
⇩⇩⇩




動く物が見えたので
当てずっぽうでシャッターを切ったら
嬉しいことにホオジロが写っていました。
撮ろうと構えていても
撮れないのに
やったね~(^^♪





草むらには可愛い星の瞳(イヌフグリ)がいっぱい。
こんにちは~♪





これはナズナ(ぺんぺん草)
ポカポカの春の日をいっぱい浴びていましたよ。

これからは
春の野の花を愛でながら散歩が楽しめそうです(^^♪





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春日ざし 葉蘭の上に 届きけり   ウラギンシジミは二頭とも無事です♪

2022年03月01日 | 俳句


裏庭の
冬の間、日差しの無かった葉蘭にも
ようやく届くようになりました。

ああ、やっと春が来た
そう感じられる嬉しい春の日差しです。
葉蘭だけ春日を浴びて輝いています。


・ 。・ 。🦋 。・ 。・

春を待ちわびていたのは私だけでなく
越冬中の二頭のウラギンシジミもです。
温かい日もありますが
まだその時でない、と頑張っています。



~ 翅の傷んだウラギンシジミ ~

1月3日に初めて確認した個体です。





~ 翅は傷んでいないウラギンシジミ ~

昨年11月に初めて確認し
12月から本格的に越冬に入った個体です。

よく頑張ってくれました。
風の強い日、雨の日、雪のちらつく厳しい寒さの日
全てクリアして来ました。
ハラハラしながらの見守りでしたが
ここまで来れば大丈夫ですね。






コメント (20)
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