おさむのブログ

日常考えていることや、感じた事を書いています!!

素晴らしき仲間と素晴らしき学び その②

2018年04月03日 04時30分54秒 | 自分のこと
その②です。

生前、トメさんの次女礼子さんにご案内いただいた『三角兵舎跡地』は、特攻隊員の皆さんのお世話をした『なでしこ隊』の皆さんにとって掛け替えのない場所なのだそうです。慰霊祭の後いつもここに集まり、万感の思いを込めて歌を唱ったのです。

私たちには不適格かも知れないと思いながらも、心ばかりの献花をし、軍歌『海ゆかば』と唱歌『ふるさと』を歌いました。

私はこの軍歌『海ゆかば』と唱歌『ふるさと』は特攻隊を語る上での両輪だと思っています。片方だけでは片手落ち。『大義』と『我が心中』とも言うべきもの。特攻平和会館は軍神特攻隊員として『にっこり笑っていった』と語り、特攻の母と慕われたトメさんは人間特攻隊員として『笑っていった人なんて一人もいなかった』と伝え続ける。どちらが正しいとかそうでないとか、そういうものではない。両方あってこそ真実。だからこそ命を懸けることができたのではないか。ここの部分は自分にとってとても大切な部分です。今を生きる自分を奮い立たせる感覚です。

戦跡巡礼が終えて、いよいよ明久さんの特別講演。宿泊地『さくら館』さんには、いつもいつもご好意とご配慮を頂き、2階の大広間の畳の上にそれぞれ自由に座り、明久さんの講演が始まりました。

私、、、身体の震えが止まらない。参加者26人の鼻をすする音・・・何度拝聴したかわからないけれど、これまでにない、言葉に尽くせない空間・・・。

・・・・・・・・・・・・・・

でも、ぼくは自分に言い聞かせる。感動して泣くのは誰でもできる。この感動を娑婆に生かすんだ。私が感じた特攻隊員の皆さんの思い、『あとを頼む』を、ひと時も忘れることなく、娑婆に生かすんだ。

何と言っていいのだろう、明久さんの講演に皆、魂がくたくたになってしまった。というか、私自身が、くたくたになってしまった。

その後は懇親会。今年も明久さんは最後までお付き合い下さいました。我々と膝を交えて、語ってくださいました。ひとりひとりの胸に、深く濃く鮮明に響いたと確信しています。



一次会が終わって、秘密の二次会、三次会????いつ寝たのかよく覚えていません。。。

翌朝は希望者のみ午前5時出発特別ツアー。さて、26人中、何人が起きる事が出来るでしょうか!?!?!?

ではまた。

おさむ











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