----『猟奇的な彼女』『僕の彼女を紹介します』のクァク・ジェヨンが監督?
でも出ているのはれっきとした日本人だよね。
「そう、小出恵介に綾瀬はるか」
----タイトルからするとSFチックな感じだけど…。
「主人公は大学生ジロー。
毎年、自分で自分の誕生日を祝う悲しい彼だが、
その年だけは様子が違った。
なんと、突然キュートな“彼女”(綾瀬はるか)が現れ、
一緒に誕生日を祝ってくれる。
だが、なぜか彼女は姿を消してしまう。
そして一年後、再びその女性が姿を現す。
だが、どこか雰囲気が違う。
なんと“彼女”の正体は、
未来の自分が現在の自分を守るために送り込んだサイボーグだった!」
----ニャんだか。『ターミネーター』みたい。
いや『ドラえもん』か?
「いいところ突いてきたね。
二回目の出現なんて、まさに『ターミネーター』が
現代に現れたときとそっくり。
しかも、超人的なパワーを発揮するんだ。
最初は『Gガール 破壊的な彼女』かとも思ったくらい(笑)」
----韓国映画だし、
その後、ジローは“彼女”に恋心を募らせていくわけだニャ。
「(笑)。そのとおり。
正直言うと、最初のうちは、
いかにも韓国青春映画という感じの
その能天気なテンポに、あきれていたんだ。
小出恵介も、
こんな演技、恥ずかしいんじゃないかと…。
それでも映画が成り立たせるには、
てらいを捨てることが必要なのかなとまで考えたくらい」
----彼って、チャ・テヒョンに似てなくニャい。
「うん。ちょっとした表情の作り方とかね。
まあ、それはどっちでもいいんだけど
とにかく、お話がてんこもり。
レストランでの銃乱射、学校ジャックといった
アクション&サスペンス系のエピソードに加えて、
今は姿を消したジローの村、
つまり彼の少年時代にタイムスリップするなどという、
“泣かせ”のシーンまである。
そして、ついには東京大地震!」
----えっ。地震なんて起きちゃうんだ。
「うん。
これはスゴいスペクタクルだったね。
映画とは分かっていても観ていて怖くなる。
こんな地震がきたらどうしようと…。
あっ、でもこういうぼくみたいな気の小さい男に
この監督の作品はピッタリなのかも」
----どういうこと?
「『猟奇的な彼女』『僕の彼女を紹介します』、
この二作に共通するのは“強い女と弱い男”。
今回もこのパターンを踏襲している。
いつも、窮地に陥った彼を助けるのは“彼女”。
おそらく、これは監督の願望なんだろうな」
----ニャんか、それって軟弱だニャあ。
「確かに、この映画は人を選ぶかもね。
その設定ばかりでなく
エピソードも感情も、そして音楽も
クァク・ジェヨン演出は、あいかわらず過剰。
でも、それでもぼくはラストのワンショットにやられたね。
不意をつかれたって感じで思わずジ~ン。
自分の望みうるエンディングを作り出すためには、
タイムパラドックスなどおかまいなし。
クァク・ジェヨン。
この人は、やはりロマンチストだ」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「どんなラストなのかニャ」
※偶然にも誕生日に観た度
人気blogランキングもよろしく
☆「CINEMA INDEX」☆「ラムの大通り」タイトル索引
(他のタイトルはこちらをクリック→)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
※ここからはCM。
映画とは関係ありません。この車も出ていなかったと思います。
↑よかったらCLICKしてみてください。動画が現れます。
でも出ているのはれっきとした日本人だよね。
「そう、小出恵介に綾瀬はるか」
----タイトルからするとSFチックな感じだけど…。
「主人公は大学生ジロー。
毎年、自分で自分の誕生日を祝う悲しい彼だが、
その年だけは様子が違った。
なんと、突然キュートな“彼女”(綾瀬はるか)が現れ、
一緒に誕生日を祝ってくれる。
だが、なぜか彼女は姿を消してしまう。
そして一年後、再びその女性が姿を現す。
だが、どこか雰囲気が違う。
なんと“彼女”の正体は、
未来の自分が現在の自分を守るために送り込んだサイボーグだった!」
----ニャんだか。『ターミネーター』みたい。
いや『ドラえもん』か?
「いいところ突いてきたね。
二回目の出現なんて、まさに『ターミネーター』が
現代に現れたときとそっくり。
しかも、超人的なパワーを発揮するんだ。
最初は『Gガール 破壊的な彼女』かとも思ったくらい(笑)」
----韓国映画だし、
その後、ジローは“彼女”に恋心を募らせていくわけだニャ。
「(笑)。そのとおり。
正直言うと、最初のうちは、
いかにも韓国青春映画という感じの
その能天気なテンポに、あきれていたんだ。
小出恵介も、
こんな演技、恥ずかしいんじゃないかと…。
それでも映画が成り立たせるには、
てらいを捨てることが必要なのかなとまで考えたくらい」
----彼って、チャ・テヒョンに似てなくニャい。
「うん。ちょっとした表情の作り方とかね。
まあ、それはどっちでもいいんだけど
とにかく、お話がてんこもり。
レストランでの銃乱射、学校ジャックといった
アクション&サスペンス系のエピソードに加えて、
今は姿を消したジローの村、
つまり彼の少年時代にタイムスリップするなどという、
“泣かせ”のシーンまである。
そして、ついには東京大地震!」
----えっ。地震なんて起きちゃうんだ。
「うん。
これはスゴいスペクタクルだったね。
映画とは分かっていても観ていて怖くなる。
こんな地震がきたらどうしようと…。
あっ、でもこういうぼくみたいな気の小さい男に
この監督の作品はピッタリなのかも」
----どういうこと?
「『猟奇的な彼女』『僕の彼女を紹介します』、
この二作に共通するのは“強い女と弱い男”。
今回もこのパターンを踏襲している。
いつも、窮地に陥った彼を助けるのは“彼女”。
おそらく、これは監督の願望なんだろうな」
----ニャんか、それって軟弱だニャあ。
「確かに、この映画は人を選ぶかもね。
その設定ばかりでなく
エピソードも感情も、そして音楽も
クァク・ジェヨン演出は、あいかわらず過剰。
でも、それでもぼくはラストのワンショットにやられたね。
不意をつかれたって感じで思わずジ~ン。
自分の望みうるエンディングを作り出すためには、
タイムパラドックスなどおかまいなし。
クァク・ジェヨン。
この人は、やはりロマンチストだ」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「どんなラストなのかニャ」
※偶然にも誕生日に観た度
人気blogランキングもよろしく
☆「CINEMA INDEX」☆「ラムの大通り」タイトル索引
(他のタイトルはこちらをクリック→)
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※ここからはCM。
映画とは関係ありません。この車も出ていなかったと思います。
↑よかったらCLICKしてみてください。動画が現れます。
概要がわかって画面そのものに集中できそうです。
風景とかファッションとか結構見入ちゃうので、でも
今回はどうなんだろうか?過去や未来を行ったり来たりのようだから?まあ、それも含めて観るのが楽しみなんですが。。。
ありがとうございました。
とても嬉しいコメントありがとうございます。
ストーリーをコンパクトにまとめて、
そして見どころを分かりやすく紹介する。
これからもそれを目指してゆきますので、
よろしくお願いします。
ご覧になったら、
ご感想をお聞かせいただけると幸いです。
なるほど、監督は相当なロマンチストなんですね。
女性の立場からいうと、「猟奇的な~」のような強すぎる女って、男性には嫌われるのでは?と思っちゃうけど、そういうのがいい人も結構いるってことですかね?
強い…といっても、自由奔放な彼女に振り回されているだけってかんじもしますが…
>「猟奇的な~」のような強すぎる女って、男性には嫌われるのでは?と思っちゃうけど、
はい。
そういう自由奔放な女性に引かれる男性ってけっこういると思います。
ただ、一般には
そういう女性はさらに自分をリードしてくれるような強い男性を好きになる傾向が多く
こういう風に結ばれることはあまりないです。
それを強引にめでたしめでたしにしてしまうところが
この監督のロマンチストたる証だと思います。
突っ込みたいところはあるのですが
楽しめました^^
>「『猟奇的な彼女』『僕の彼女を紹介します』、
この二作に共通するのは“強い女と弱い男”。
そうですね^^そう言えば今日ブランチで
僕は強い女性が好きだって言っていたような気が
します。えいさんは気が小さいんですか?
なら、強い女性に憧れてますか?(笑)
この監督、顔に似合わず(笑)ロマンチスト
ですよね(^_-)-☆
エピローグ、ラストは感動しましたが、
タイムパラドクスはおかまいなしでしたよね(^^ゞ
実はこの映画、途中までシラケていましたが、
あのラストにやられてしまいました。
タイムパラドックスのことなんてどうでもいいとばかりに、
自分の望みうるハッピーエンディングを作り出す…。
はい。ぼくは子供の頃から強い女性に憧れていました()。
ほんとそうですね。この監督はロマンチスト・・
同感です。かなり少年的な感覚でずっといる
人なのかもしれないとも思いました。
でも綾瀬はるか、別にファンでもなかったけど、すごく魅力的でした!これは監督の力がすごく大きいと
感じましたです。
なるほど「少年」。
これはこの監督のキーワードかもしれないですね。
綾瀬はるかって、最近よく映画に出ていますよね。
監督たちに大切に育てられている感じ。
今後、伸びそうな気がします。
この監督の魅力の一つがぶっ飛んだキャラクター造形にあると思うのですが、一歩間違えると全くついていけなくなってしまう。
今回の場合、ロボットの彼女はともかくとして、語り部のジローのキャラクターに全くリアリティを感じられなかったのが、私にとっては致命的でした。
この人はもうちょっときちんと構成できるライターと組んだ方が、力を発揮できるんじゃないかと思うのですけど・・・
ぼくもこの映画は決してよくできているとは思わないのです。
ただ、ここまで無理をやるというクァク・ジェヨンの姿勢が逆に
ぼくにはフィットしたんだと思います。
でも、おっしゃるとおり、
彼は一発屋だったのかもしれませんね。