※公開間近。※映画の核に触れる部分もあります。
鑑賞ご予定の方は、その後で読んでいただいた方がより楽しめるかも。
----おおっ。この映画、今週公開だよね。
キャストが大胆に変わったけど、
どうだった?
「前作『NANAーナナー』は、
映画の後にコミックを読んで
あまりにも同じシーンが出ていたことに
驚いたものだけど、
『2』は実に大胆に刈り込んであった」
----刈り込む?
「うん。
原作だと、ブラスト、トラネスのメンバー、
それぞれの男と女が
複雑に入り組んだ関係を見せる。
たとえばシンとレイラ、
レイラとレン、
ヤスとナナというようにね。
でも、映画では奈々(ハチ)とタクミ、
そしてノブの三角関係が軸となり、
ナナとレンの恋模様でさえほとんど描かれない。
まず松田龍平に替わって
姜愓雄が演じるレンのセリフがほとんどないし、
シンがおばさまたちを相手にしてお金をもらっているという
エピソードもカットされている。
まあ、あれだけ長い話を2時間10分にまとめるには
致し方なかったのかもしれないね」
----でも、それだと市川由衣の比重が大きくなるね。
宮崎あおいの後だけに、プレッシャーもスゴそうだけど…。
「うん。宮崎あおいが
ハチのイメージを徹底的に作りあげていたからね。
物語としても、この三角関係に妊娠が絡むわけだから、
前作にあったような
夢に向かうはちきれんばかりの青春のエネルギーは影を潜め、
替わって恋することの苦渋が描かれる」
----う~ん。大人の映画になったわけだ。
「そういうことだね。
いま話しながら気づいたけど、
青春の終焉を描いた映画は
それこそ山のようにあるけど、
それは常に男の立場からものだった。
今回のように女性映画として
“大人になることの寂しさ”を描いた映画は珍しい」
----ブラストもインディーズから
メジャーに移行するわけでしょ。
それでも明るさはないの?
「うん。音楽映画のはずなのに、はじけない。
人生の重みが前面に出ているんだね。
前作のノリを期待して観にきた
ファンがどういう反応を示すか、
これは少し興味深い。
例えて言えば『ハリポタ』の1と4ほど違うわけだから」
----でもあちらと違って、
こっちは同じ監督だからね。
「そうなんだよね……」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「ニャんと申しましょうか」
※青春は去ったけ度
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----おおっ。この映画、今週公開だよね。
キャストが大胆に変わったけど、
どうだった?
「前作『NANAーナナー』は、
映画の後にコミックを読んで
あまりにも同じシーンが出ていたことに
驚いたものだけど、
『2』は実に大胆に刈り込んであった」
----刈り込む?
「うん。
原作だと、ブラスト、トラネスのメンバー、
それぞれの男と女が
複雑に入り組んだ関係を見せる。
たとえばシンとレイラ、
レイラとレン、
ヤスとナナというようにね。
でも、映画では奈々(ハチ)とタクミ、
そしてノブの三角関係が軸となり、
ナナとレンの恋模様でさえほとんど描かれない。
まず松田龍平に替わって
姜愓雄が演じるレンのセリフがほとんどないし、
シンがおばさまたちを相手にしてお金をもらっているという
エピソードもカットされている。
まあ、あれだけ長い話を2時間10分にまとめるには
致し方なかったのかもしれないね」
----でも、それだと市川由衣の比重が大きくなるね。
宮崎あおいの後だけに、プレッシャーもスゴそうだけど…。
「うん。宮崎あおいが
ハチのイメージを徹底的に作りあげていたからね。
物語としても、この三角関係に妊娠が絡むわけだから、
前作にあったような
夢に向かうはちきれんばかりの青春のエネルギーは影を潜め、
替わって恋することの苦渋が描かれる」
----う~ん。大人の映画になったわけだ。
「そういうことだね。
いま話しながら気づいたけど、
青春の終焉を描いた映画は
それこそ山のようにあるけど、
それは常に男の立場からものだった。
今回のように女性映画として
“大人になることの寂しさ”を描いた映画は珍しい」
----ブラストもインディーズから
メジャーに移行するわけでしょ。
それでも明るさはないの?
「うん。音楽映画のはずなのに、はじけない。
人生の重みが前面に出ているんだね。
前作のノリを期待して観にきた
ファンがどういう反応を示すか、
これは少し興味深い。
例えて言えば『ハリポタ』の1と4ほど違うわけだから」
----でもあちらと違って、
こっちは同じ監督だからね。
「そうなんだよね……」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「ニャんと申しましょうか」
※青春は去ったけ度
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原作のちょっとネガティブな部分は極力排したストーリーになってましたね。
今回は宣伝期間も限られてましたし、どのくらいの動員になるのか興味深く見守りたいところです。
TB失礼しました。
今回、映画になったことで、
この物語が実にヘビーな内容だと言うことを
改めた感じました。
でも宮崎あおいだと、
まだ許せた部分が、
今回のキャスティングでは
(特に男目線だと)
「なんだこの子?」になるところが、
映画の怖さである気もしました。
宮崎あおいが降板して時点で、終わってたのかも・・・
「TBSらしい映画でした」w
宮崎あおいは、暗めの役が多かったのですが、
この映画のはじけぶりを観たとき、
ほんとうの意味での実力を感じました。
それだけに惜しかったです。
アンディの日記シネマ版のこーいちです。
gooブログにTB&URL付きのコメントができないので
URLなしのコメントで失礼します。
前作が大好きで期待して行き、ノレなかったです(苦笑)
やっぱりあおいちゃんの存在は大きかったですね~。
市川さんでも問題ないと思っていましたが実際に観てみると
あおいちゃんのハチがちらつきました。。
ほんとに降板が惜しかったですね。
ぼくも前作は気持ちが高まったところで終わり、
決して嫌いな映画ではなかったのですが、
今回は、暗い気持ちのままでした。
宮崎あおいは、この役を嫌がっているようですが、
それでも、きちんとやれちゃうところが、
さすが映画女優ですね。
そんな背景まで気にしてなかったので全然気づきませんでした
いま「釧路食堂」を検索してみました。
武蔵小山ですね。
多摩川から近いと言えば近いのか、
う~ん。よく分からないです。