----この映画、けっこう騒がれているよね。
ジョディ・フォスター久しぶりの主演映画だから?
「それもあるけど、
その内容が刺激的すぎて
アメリカの客室乗務員の労働組合(AFA)が配給元のディズニーに抗議、
ボイコット運動を展開したというのも話題となっている」
----へぇ~っ。抗議行動まで起こるなんて
どんな話なんだろう?
「突然の夫の死に打ちひしがれた
航空機設計士のカイル(ジョディ・フォスター)は、
6歳の娘ジュリアとともに帰国の途へ。
ベルリン発ニューヨーク行きの最新エアジェット。
ところが高度1万メートルの上空で、
娘は忽然と姿を消してしまう。
しかし、乗客はおろか乗務員のだれ一人として、
ジュリアが機内に存在していたことを認めない。
果たしてこの謎は…?というものだ」
----それは航空機の仕事に従事している人から見たら大問題だね。
安全性と言うことに関わってしまう。
あれっ、でもこの話どこかで聞いたことあるような・・・。
「ヒッチコックの『バルカン超特急』だね。
さて、この映画はその飛行機版リメイクなのか、
それともまったく新しい展開を見せるのか?
ここが、最大の見どころだね」
----さすがにそれを聞くわけにはいかないよね。
「さすがにそれを話すわけにはいかない(笑)。
ただ、この映画では機長がカイルに恐るべき事実を告げる。
FAXで送られてきた情報によると
ジュリアは6日前に死亡していたと言うんだ」
----ということは、娘が乗っていたと言うのは、
ふたりも続けて大事な人を亡くした
カイルの神経衰弱による妄想と言うこと?
「あらら。それも話すわけにはいかない(笑)。
しかし、
<ことの真相>はどうなんだろう?と
スクリーンに観客を釘付けにするだけの力はあったね。
少なくともここまでは……」
-----その言い方って問題ありなんじゃない?
「う~ん、ネタバレになるからあまり詳しくは話せないけど、
明らかにされた<ことの真相>がぼくにはどうも納得いかない。
つじつまが合わないことが多すぎるんだ。
もしかしたらぼくが<解答>のサインを見逃しているのかも知れないけど」
----ふ~む。久しぶりに厳しいコメントだな。
「でもジョディ・フォスターは大熱演。
周囲の誰からも自分の言うことを信じてもらえなくなったカイルは
機内のどこかにいるはずの娘を、
まるで狂ったかのように探しまわる。
途中、自分の思い込みからいろんな人と衝突を起こし、
機内の全員を敵に回してしまう。
これにより観ているぼくらもカイルへの疑いが増し、
機内の一般の人々と同じ気持ちに立ってしまう。
『ちょっとやりすぎなんじゃないの?人に迷惑かけるなよ』ってね。
この観客への心情の揺さぶりは、
演出もあるんだろうけど、
やはりジョディ・フォスターの演技に負うところが大きいと思う。
そう、このあたりまでは実に快調だったな」
----そう言えば、彼女は母親役の映画が増えたね。
「前作の『パニック・ルーム』もやはり子供を守る母親だったしね。
実生活でも二児の母である彼女の、まさにこれは独壇場。
一にも二にもジョディ・フォスターの演技を楽しむ映画だと思うよ」
(byえいwithフォーン)
※ジョディさすがだ度
人気blogランキングもよろしく
☆「CINEMA INDEX」☆「ラムの大通り」タイトル索引
(他のタイトルはこちらをクリック→)
※画像はアメリカのオフィシャル・サイトのwallpaperです。
ジョディ・フォスター久しぶりの主演映画だから?
「それもあるけど、
その内容が刺激的すぎて
アメリカの客室乗務員の労働組合(AFA)が配給元のディズニーに抗議、
ボイコット運動を展開したというのも話題となっている」
----へぇ~っ。抗議行動まで起こるなんて
どんな話なんだろう?
「突然の夫の死に打ちひしがれた
航空機設計士のカイル(ジョディ・フォスター)は、
6歳の娘ジュリアとともに帰国の途へ。
ベルリン発ニューヨーク行きの最新エアジェット。
ところが高度1万メートルの上空で、
娘は忽然と姿を消してしまう。
しかし、乗客はおろか乗務員のだれ一人として、
ジュリアが機内に存在していたことを認めない。
果たしてこの謎は…?というものだ」
----それは航空機の仕事に従事している人から見たら大問題だね。
安全性と言うことに関わってしまう。
あれっ、でもこの話どこかで聞いたことあるような・・・。
「ヒッチコックの『バルカン超特急』だね。
さて、この映画はその飛行機版リメイクなのか、
それともまったく新しい展開を見せるのか?
ここが、最大の見どころだね」
----さすがにそれを聞くわけにはいかないよね。
「さすがにそれを話すわけにはいかない(笑)。
ただ、この映画では機長がカイルに恐るべき事実を告げる。
FAXで送られてきた情報によると
ジュリアは6日前に死亡していたと言うんだ」
----ということは、娘が乗っていたと言うのは、
ふたりも続けて大事な人を亡くした
カイルの神経衰弱による妄想と言うこと?
「あらら。それも話すわけにはいかない(笑)。
しかし、
<ことの真相>はどうなんだろう?と
スクリーンに観客を釘付けにするだけの力はあったね。
少なくともここまでは……」
-----その言い方って問題ありなんじゃない?
「う~ん、ネタバレになるからあまり詳しくは話せないけど、
明らかにされた<ことの真相>がぼくにはどうも納得いかない。
つじつまが合わないことが多すぎるんだ。
もしかしたらぼくが<解答>のサインを見逃しているのかも知れないけど」
----ふ~む。久しぶりに厳しいコメントだな。
「でもジョディ・フォスターは大熱演。
周囲の誰からも自分の言うことを信じてもらえなくなったカイルは
機内のどこかにいるはずの娘を、
まるで狂ったかのように探しまわる。
途中、自分の思い込みからいろんな人と衝突を起こし、
機内の全員を敵に回してしまう。
これにより観ているぼくらもカイルへの疑いが増し、
機内の一般の人々と同じ気持ちに立ってしまう。
『ちょっとやりすぎなんじゃないの?人に迷惑かけるなよ』ってね。
この観客への心情の揺さぶりは、
演出もあるんだろうけど、
やはりジョディ・フォスターの演技に負うところが大きいと思う。
そう、このあたりまでは実に快調だったな」
----そう言えば、彼女は母親役の映画が増えたね。
「前作の『パニック・ルーム』もやはり子供を守る母親だったしね。
実生活でも二児の母である彼女の、まさにこれは独壇場。
一にも二にもジョディ・フォスターの演技を楽しむ映画だと思うよ」
(byえいwithフォーン)
※ジョディさすがだ度
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※画像はアメリカのオフィシャル・サイトのwallpaperです。
まさか・・・ってことは、、、どうなんだろう?
と、変な期待感抱いて公開楽しみにしています(笑)
さすがにそれは……(笑)。
いや、この手の作品は黙して語らず…。
でも、それじゃここの意味がなくなっちゃう(爆)。
ご覧になったらぜひご感想を!
あんまり、あれこれ書けないですよね。
後半、あの二人に迫力が足りなかったなー。と思いました。
つじつまは、合っているようで合っていないような、微妙な感じ。
映画の冒頭、導入がわかりにくいんでしょうか。
ネタがバレた後は、
なんだか一気に力が抜けた感じでしたね。
映画の冒頭は意図的にミステリアスにしたのだと思います。
彼女の妄想の方に
観客をリードしていこうとしたのではないでしょうか?
とはいうものの、孤立したヒロインにスッと擦り寄る「協力者」の不在というか弱さというか、詳しく書けないんでアレですけど・・・。
その「協力者」を介して、観客にヒロインへの感情移入をさせれば、1回目のサプライズ度もあがるし、サプライズ度があがれば、後半の進行中に前半のつじつま合わせする余裕を観客に与えなかったんじゃないでしょうかね。
ジョディのワンマン映画という点で、「バルカン」というよりは「シベリア」の方面の超特急かもしれないと思いつつ(笑)、TBありがとうございました。
にらさんのブログ、伺わせていただきました。
いつもながらの深い考察、
こちらにいただいたコメントとあわせ、
ただただ感心してしまいます。
しかしここでまさか『シベ超』が出てくるとは思いもしませんでした。(笑)
それにしても今作、他人に無関心など色々と思う事はありましたけど、コンテナの車はホントかわいそう。
あれはチョットやリすぎかな~と思いました。
車の持ち主が気の毒です。(..)
この映画、つじつまが合わない珍しい脚本だったと思います。
しかもあのアラブ人の描き方と乗務員の描き方は?でした。
ジョディ・フォスター、主演は久しぶりなのに、
これを選んだのは、
<戦う母親>役が気に入ったからなのでしょうか?
設定は面白いと思ったんだけど、脚本の粗がちょっと酷すぎたかな?
ジョディも鬼気迫る演技してたと思うけど、ジョディならあれくらい普通だろう~♪って思ってしまった・・・
ジョディは、かなり頑張ってると思います。突然、娘が行方不明になった母の心境をリアルに演じてますねぇ・・・
でも、脚本がねぇ・・・ちょっと粗ありすぎと違う?