自給自足が大原則の地球

月から宇宙に浮かぶ地球と言う球体を見ると、現代の科学をもってしても、他の星と交易できない限り、そこに住む生き物は自給自足することなしに最終的には生き残れない。
 地上で見ると自給自足は昔の話。地球を掘り返し燃やして経済成長をる図るのが、当然であるかのようだ。これは地球の原則から外れた限定的な間に合わせでしかない。資本主義も社会主義もこの『間に合わせ』は何ら変わらない。
 (フランスの大統領戦もパターンは同じだったが)世界は上下左右【立場や思想】に関係なく経済成長を競って追い求める。その姿は大地の向こうが見えない時代の乱暴な乱獲・乱漁で山の幸・海の幸を失い、焼き畑農法で砂漠化させた発想と変わっていないだけでなく大規模にエスカレートさせるばかりだ。何も以前の自給自足に戻るほうが良いと言っているのではない。現代に合った科学的でグローバルな自給自足の形があるはず。勿論基本的には競争原理ではなく協力原理になるから戦費は今とは違うだろう。戦争で勝っても負けても共倒れになるよりよりましだろう。競争社会のリスクより協力社会の方がはるかに社会的リスクは少なくなるはず。今ほどGDPや暮らしにガツガツしなくて済む。
 要するに、現代の経済のやり方の限界を自覚して地球を手入れし共生する形で経済成長を図るしかない。少なくても最終的にはそれしかない。そうしないと地球の温暖化同様行き詰まり共倒れになるのは明白で、それは時間の問題になる。すでに米びつの底が気になる時代に入っている。
 とうもろこしの増産の影響をひとつとってみてもわかる。ガソリンだけでなくとうもろこしや他の食料の値上げも引き起こし、とうもろこしを主食とする国の食糧不足をもたらしている。
時代はここまで来ている。あらゆるところで『今、自分のいるところ』が問われているのに相変わらず人は、こぞって足元を切り崩しているようだ。 社会や文化全体に関わるので 非常に心地悪い。
 人類は地球や人間自身が処理できないほど地球環境を壊したり、地球の自給自足の限界を逸脱する意味をいつどのようにして気付き行動できるのだろうか。
 上下左右の立場はどうでもいいから、その辺の話が聞きたい。

温暖化同様、地球を今のように、掘り返し焼き尽くし壊していては、実際問題、国家も憲法9条も、戦争も平和もあったものではないだろうに。各界のリダーはじめ、周囲の人からも聞かないない。

(月から地球を見ていると誰でも分るような地球の異変や自給自足の大原則は子供たちに出来るだけ早く伝えた方がいい。首相の言う規範意識どころのはなしではない。人が生きるための最低限の古来の智恵であり現代の科学的な知識である。なのに、これを誰が教えると言うのか。1年生でも楽々分る話だ。

 

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