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一日/一生   「道順庵」のつれづれ草 水琴窟に癒されて

嗜好品

2009-01-20 17:33:33 | 道順庵の徒然草
故人様が好きなモノを供える・・

良くある話です

最近は少なくなりましたが、「故人様は大変なヘビースモーカー」

だから、お線香を上げる香炉に煙草に火をつけて何本も挿してある光景

好きなモノだから・・・たくさん・・

お線香と煙草はどちらも煙が出るもので似ては居ますが

全く違うモノなのです

仏教的な意味合いでの線香は身を清める意味合いや

まっすぐ天に向かう煙といった、迷わず成仏して欲しいことも

あるのでしょう・・

煙草を吸わない方でも、線香は許容されるでしょうが

煙草の吸殻が香炉の中を埋め尽くすと

「ちょっとちがうのかなぁ」なんて思う方が多いのではないでしょうか

お供えは別な器とか、台とかに出来ますから、その方がよろしいと

思います、

好きなモノを供える場合、家族の方にも確認したほうが

いい場合もあります

煙草が好きな方だからと言って「供えてあげて」も、

「これが原因で、肺ガンで亡くなったから・・」「煙草を

見るのも嫌い」な遺族の方が居ることもあるのです。

本来は仏教はなくなってからも修行の旅に出ますから

お供えは、「お水」「お花」「ご飯に団子」位ですから

もともと、お酒を供える風習は後から出てきたのでしょう

それがだんだん残された方の気持ちが届くようなお供えの仕方に

変わってきたのは近年でしょうか・・

時代と共に変わる風習や習慣は

何がしかの理由があるから

残っていくのでしょう

さて、煙草はどのような形で残っていくことでしょうか・・・


供えあれば・・・

 煙あり・・・



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