しろくま

軟い雑感、とりとめなく。

メデューサとの出会い

2009-12-16 | 本棚
以前出てた『太陽からの風』に
中身が大体ダブるが、
おまけ付き。

メデューサとの出会い (ザ・ベスト・オブ・アーサー・C・クラーク 3) (ハヤカワ文庫SF) (文庫)
アーサー・C・クラーク
早川書房

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CDアルバムで
再発re-issue盤の方が、+未収録ボーナストラック付いて安かったりすると、
先に買ったのにと地団太踏むが、そんな感じ。
(こっそり小声で)オマケだけで、切り売りしてくれないかな^^。

とはいえ、そのオマケがジツにいい。
オマケで本体買っても、損は無い。

私は特に、『五感以上』が気に入った。
コウモリ、イルカ・クジラのエコー・ロケーション
視覚障害者の杖と道、音の風景もそうなのだろう。
さらに、電気、磁気の感覚を持つ動物たち。
そしてむすびが、
画家ジョン・ミレーの『盲目の少女』の描写と
ハリー・ケンプの四行詩。

科学啓蒙家というだけでなく、
Clarkeの文章イメージにゾクッと来た。

裕福でない日本、無駄金カットの事業仕分け。
必要最小限を詰めるのは半分は理解できる。
ガッカリしたのもあるし、仕方がない部分もあると思う。
現実との査定で言われると弱いんだけど、科学は夢。
でも、夢を食いつぶす軍備のような化け物よりはまし。


p.s: つい^^
メデューサ: 木星大気浮遊の仮想生物との邂逅。
木星での邂逅は“2010”にもある。
ただ、2001が驚きだったのに対し、
2010は現実の“しがらみ”を描いたs.f.作品だったのかも。
オールドタイマーなs.f.ファンのつぶやき(≠つぼ焼き)でした。

p.s.2: ついつい^^(12/18)
アバター/J.キャメロンのご先祖様みたいな作品といえなくもない
(て、思うの私だけかな)

Arthur C. Clarke 1917年12月16日生まれ。

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