しろくま

軟い雑感、とりとめなく。

チーズはどこへ消えた

2016-06-19 | 本棚
図書館で。

チーズはどこへ消えた?
クリエーター情報なし
扶桑社


流行り廃りのビジネス書の中で*、
出版: 扶桑社2000年(16年落ちでは、下取りもゼロ)では
最新のに太刀打ちできないが、
いいんです。面白かったから。

寓話を教育に使うなという意見もあるが、
簡単な言葉で誰にでも分かる方が、私はありがたい。

専門用語で1000ページもあったら
読むだけで(使う前に)ギブアップ!
そんな大仰なビジネス書、誰が読むものか!!

この手のヤツは、読んで拾う人と
持論で潰しながら読む人に分かれるが、
それはこの際どうでもいい。


≪ストーリー≫
迷路の向こうのチーズを探すやつ。

登場するのは
二匹のネズミ、スニッフとスカリー
二人の小人、ヘムとホー

それぞれ本能、機械的(ネズミ側)、知識、経験(ヒト側)、
そして意欲の有無のシンボルになっている。
100ページにも満たないから
ハウ・ツー(どうやったらいいか)を並べたのではなくて、
迷路で立ち止まるか、道を進むかの決断、自己啓発ものだといえる。

おまけに
(読後の)ディスカッション
シカゴの高校の同級会で
自分らを重ねてああだこうだ言い合っている。


(経済)評論家が一生懸命PDCA回してたり
失敗学だの反面教師だのマスゾエさんだの
いろいろあるが、
力入れて読み込んでも
せいぜい一日か二日ぐらいでスパッと読み切れるビジネス書なんて、
そうざらにないだろう。

おまけながら
スペンサー・ジョンソンさん
次はこれでおねがいします
『知事が消えて、甘利が出てきた』^^

『スニッフとスカリーはどこへ消えた』(トラ&ミケ)
クリックしてもAmazon行きません、あしからず。

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