まりやさん、岩谷さん

達郎さんの芸術選奨門下大臣賞受賞に続いて、
まりやさんもおめでとうございます。
竹内まりや岩谷時子賞受賞に「感謝でいっぱい」　夫・山下達郎も喜び - 毎日新聞

べつ作詞家大賞はあるだろうし、
職業作詞家と同じ土俵には上がらないだろうが、
まりやさん、作詞家岩谷時子さんと並べてみた。

岩谷さんといえば、
今さら言うに及ばないが、日本歌謡界を支えてきた職業作詞家。
越路吹雪から加山雄三、宮川泰から筒見京平、海外のポップスの訳詞まで

詞の幅、バラエティは及ばない/大御所に畏れ多いと畏まるのでなく、
ここでは詞の指向みたいな感じをペンの向くままに。

まりやさんは、
もっぱらアイドルから杉真理、鈴木雅之とかそのあたり。
どちらかといえば、内省的に見える達郎さんより、元気な詞(詞の幅は達郎さんより広い気がする)。
あと、自分でも曲を作るから、音の好み(たとえば、マージ―ビートとかマジ恋とか)にのりやすい、感覚的。
どちらかといえば、(旦那のアレンジのせいもあるかもしれないが)音・詞に趣味性・指向性が強いかもしれない。
さまざまな作曲家に合わせる(職業作詞家の)詞よりも。シンガーソング専業主婦の面目躍如といった感じか(私感)。