市の星月夜日記

織江市の短歌、エッセイ

うつそみを削られしこともはなびらを圧して匂へる痛みもあらむ

2017-02-14 21:52:10 | Weblog


奇妙なものを描き始めた。


しばらく体調不良で停滞気味だったが、ようやく回復してきたようだ。


そうすると、改めてこの時期のニュアンスを客観できるゆとりが出来た。


モデルは紀元前のギリシャの女神像。


あどけない少女だが、ギリシャ古典美の神性らしい冷ややかさがある。そして、あちこち欠損している。




その欠け具合がまた魅力に見える、というとデカダンスなまなざしかも知れない。






穏やかな時間に感謝。

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