雪香の星月夜日記

山口雪香の歌がたり、ささやき、ひとりごと

おさなごは生きたる魚抱へたり雨降れ雨降れ海へ泳がむ

2023-05-30 21:57:00 | Weblog

 雨に

 



 ララ展が終わり、後片付けも一段落。

 台風が接近し、関東もそろ梅雨入りらしい。

 穏やかな一日だった。


 愛と感謝。



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のびやかな手脚並べて夏は来ぬ海に近づく髪の匂ひよ

2023-05-26 19:19:00 | Weblog

 夏の陽射しに。

 


 
 先日の「青柳ものがたり」
 この写真は、鈴木百合香さんにいただいたものを加工。

 また8月初旬に、市内の遊日ギャラリーで同じく八雲の怪談弾き語りを、と考えている。真夏の夜の夢がたり。
 八雲は『怪談』の中で「約束」という話をふたつ書いた。守られた約束、破られた約束。
 その二話をそれぞれ一夜毎に語りたい。

 怪談はただファンタジーの面白みだけではなく、しばしば人間性の妙味を仄めかし、また迫る。次回はそうした、ものがたり本来の醍醐味も表現したい、と願っている。

 穏やかな一日だった。

 愛と感謝。




 

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きららかな夏風抜けて柑橘のみどり優しく唄ふ新緑

2023-05-24 10:35:00 | Weblog

 晴れた朝に。

 昨日、YouTubeに新しいアカウントで山口雪香の動画をアップしました。

 先日の「青柳ものがたり」弾き語り出だし10分ほどです。

 旧アカウントで作った2015年までの動画も、そちらで検索すればヒットします。

 下手な三味線、語りですが、お暇な時にご鑑賞くださいませ。


 










 
 よろしくお願いいたします。

 感謝。



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夏空よ心遊ばす今はやがて過ぎゆく時の光る追憶

2023-05-22 15:09:00 | Weblog

 SFKギャラリーでの弾き語り「青柳ものがたり」は、満員御礼をいただきました。

 この場と機会を与えてくださったオーナーの山鹿さん、また会場整理などを担当され方々に深謝いたします。

 そして、はるばるご来場いただき、最後までご静聴くださったお客様に、伏して御礼申し上げます。他県から自動車で数時間かけてお越しになった方も。
 情報伝達の広さ早さは、まさにネットのおかげと思います。

 




 
 皆様に感謝いたします。

 慌ただしい日常を守り、無事に上演に導いてくださった主に、このささやかな催しのすべての栄光を捧げます。

 愛と感謝。


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青柳の風に揺れ織るものがたりいにしへ今も恋は変はらじ

2023-05-20 07:55:00 | Weblog

 今朝の房日新聞に、ララ展と芝居の情報を掲載していただきました。


 



 
 ララ展はあと1週間続きます。

 明日の三味線弾き語りは予約制ではありませんので、当日もお迎えいたします。

 500年前の妖精ものがたりを、まひるの夢と演じます。

 ふらり、とお立ち寄りくださいませ。

 
 房日新聞社に感謝いたします。



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雨激し迸るもの地に沈ませ明日は萌黄か猫は出てゆく

2023-05-19 20:48:00 | Weblog

 雨音に。


 


 昨日の真夏日とはがらりと変わり、冷え冷えした一日、でも蒸し暑くもある。


 今日も何事もなく、穏やかに静かな日だった。



 愛と感謝。




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風を聴く胸うら抜けて透きとほり萌えたつ翠の唱(うた)となりなむ

2023-05-18 19:29:00 | Weblog

 真夏日、風を見聞きして。


 


 静かな日だった。


 愛と感謝。




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三芳野の風おほらかに夏を呼ぶ光りのさやぎ森から森へ

2023-05-16 20:10:00 | Weblog

 三味線弾き語り芝居、青柳ものがたり、ギャラリーリハーサル。

 






 この作品は、一般にほとんど知られていないようだ。
 人間と妖精の異類婚姻譚という物語の話素は、雪女とほぼ同じなのだが、知名度の差は何故なのだろう?

 純白の雪の妖精お雪さんと、若い柳の聖霊青柳を比較すると、お雪さんの方が恐怖度と迫力、行動力に置いて勝る。
 どちらも美女なのだが、ヒロイン独自の活躍は青柳には少ない。人気がないのは、そのためかもしれない。

 けれども私はあまり活発には動かない青柳の、ものがたり後半、柳の精霊と正体を明かした彼女が、夫の前から、ゆるやかに、すうっと、消えてゆく場面の情景描写の繊細に惹かれる。
 民話伝説を原型にしていても、この優美なくだりはきっと小泉八雲のオリジナルに違いない。

 あまり話すとネタバレになってしまう。

 今日は晴れやかな真夏の陽射しに恵まれ、緑潤い花が咲き揃う房総の風景は美しかった。


 愛と感謝。
 


 
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亡き人の数を確かめここに降る雨のゆくへも海と思ひぬ

2023-05-14 20:32:00 | Weblog

 ララ展参加者の今井さとみさん。

 






 目に映る身近な風景を、彼女独自の心象風景に塗り替える。背景とオブジェを区別するものの輪郭は曖昧となり、海面水平線も彼女自身の心の揺らぎを反映するかのように傾いて描く。控えめな色調だが、画面に強く弾ける波飛沫は、日常のリアルからはみ出す細長さだ。

 第一回のララ展より、すべての色彩は深まり、画面の中で感性の自由を探る彼女自身の成熟を感じた。

 今後の発展が楽しみな絵画仲間。


 ありがとう。


 良い一日だった。

 愛と感謝。


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皐月闇うす熱こもる髪を解けば我がひめごとの匂ひ触れ来ぬ

2023-05-13 22:04:00 | Weblog


 ララ展。

 




 今日、房日新聞社の取材撮影をいただいたので数日後には紙面掲載される。感謝。


 昨日今日とひやりとした肌合いの気候。

 さまざまな方の来訪をいただいている。

 その方たちから、丁寧なコメントなども。


 すべてに愛と感謝。

 


 


 
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アルファポリス