ちょぺっと一言

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「マグリット展」「松園と女性画家達」

2015年06月30日 | 感想




上京の折は、美術館巡りが楽しみのひとつです。
今回は6月に同窓会が東京であったので応募したら
「マグリット展」「松園と女性画家達」が当たり
ラッキー!

マグリットは、予習していったらかろうじて?
理解できる部分もありました。
なかなか見られないので良かったです。

山種美術館は初めての場所。
ついでに広尾などを散歩。
充実した東京滞在となりました。

ありがとうございました。

弘前市 T.Y.

損保ジャパン美術館

2015年06月25日 | 感想
先日、新宿の損保ジャパン美術館で「ユトリロとヴァランドン 母と子の物語」を有料で見た。

ユトリロも有名だが、その母親も結構な画家だということが分った。
客も少なく、久々にゆったりとみることができた。

解説もじっくり読んだ。が、不思議と感動しない。頭で理解しただけという感じ。
試験があったら結構な点数をとれただろうと思う。

これで終わりだと思いながらも、次の常設展を見て、まさに感動した。
これか、あのヒマワリは、かと。
美術の本や、複製ではどうしても
あのゴッホのレモンイエローを味わうことはできない。
時を重ねた油絵のコピーは、いまだに難しいのかもしれない。
とにかく、でかい、うちに秘めたるものの悩めるゴッホそのもののような
ひまわりがそこでこちらを見ているような、今にも風に揺れそうな感じである。

やあ、よかった。ユトリロに感謝。怒るかな。



やっぱ、わだばゴッホだな



マグリット展

2015年06月24日 | 感想


前略
貴社からの「マグリットペア券」が当選で
6月6日に観覧に行って来ました。
沢山の人が来ていて、作品数も多く、
とても見ごたえのある展示会で
友人と共に大満足でした。

また、キラリトギンザ内のジュエリーカマタにも寄ると
思いのほか話がもりあがり
植田店長も弘前店へ来たことがあるとの
話にもなりました。

このハガキは銀座の鳩居堂で買いました。

券によって、多くの楽しみにも出会えたこと
心よりお礼を申し上げます。

かしこ

H27.6.21

菊池郁子

かっこいい先生だった

2015年06月18日 | Weblog

 それまで公私にわたり標準語で話す先生を前にしたことはなかった中で、
昭和50年の弘前高校の化学の先生は
「太宰治はひどい奴だ。下水ならまだしも飲み水の上水に飛び込んだのだから」と言って、
その水を飲まされたかもしれない、とその先生は、
津軽の有名作家にも困ったもんだと苦り切った顔をしたかと思えば、
次には、私も女子高の先生をしていた時はモテたもんだよ、
「その髪でですか」と茶々を入れられても、
頭頂部が見事に禿げた頭をなでながらにこっと笑って、
当時の靴下はすぐ穴が開いたが、金持ちの御嬢さん学校だったから
高級なナイロンの靴下までもらったのさと、
気取ってるわけではないのだが、
いつまでたっても津軽弁には慣れず三つ揃えのスーツをきたかっこいい先生だった。

 クラスには女性がいないせいか先生も気楽に、
授業に飽きがきたなと思うとこんな話をしてはなごませてくれた。

若者の東京への憧れはますます強くなった。
そして、今、通勤途中に、その玉川上水駅を通過するたびに、
そうか、太宰のスープがまだ残っているかもしれない川の駅かと
つい隣の乗客にばれないように微かに笑ってしまう。
有名人ネタをジョークにする、
それも都会感覚で教えてくれたイケ面の先生である。


H2Oより


カメラ・シャッター街

2015年06月11日 | Weblog

久々にJR五所川原駅に降りてほとんど閉まったままのシャッター街を過ぎ、
少し車で移動すると、かつてにぎわった大きなデパートが跡形もなく大きな空き地になっていた。

杜甫の「春望」のような喪失感ではないが、芭蕉の「・・兵どもが夢の跡」に近いような
自分も含めて過ぎ去った人々の顔が浮かんでくるような感慨をおぼえたと思ったら、
と、そこに、あれ、ここからみえるんだっけと目を疑いたくなるように
堂々たる岩木山が見えた。

 それも結構ふもとの方からだ。 
五所川原に人が住みだした頃の原始の姿を見たようで、思わず携帯を構えた。
こんなに身近に、しかも駅からちょっと離れるだけで
岩木山の全容を見ることができるのはうれしい限りである。
かつてのデパートのにぎわいと引き換えに聳え立つ岩木山、
これから訪れる観光客はこの偉大な美しい山に興奮することと思う。

 そこで提案したい。
駅から降りたら岩木山が裾野から丸見えになるように街を再整理したらどうだろうか、
専門家の力も借りて。
太宰の津軽を代表する名山としての岩木山を観光客に印象づけるのである。
そして、駅前はさみしいシャッター街ではなくカメラの放列ができるくらいの
カメラ・シャッター街として生き返ってほしいと思う。



岩木山を愛する男より


ボッティチェリとルネサンス - フィレンツェの富と美

2015年06月09日 | 感想


陸奥新報社東京支社 御中

こんにちは。
先日6月6日に、いただきました
「ボッティチェリとルネサンス - フィレンツェの富と美」展招待券を利用し、
見学して参りました。

大きな美術館ではないので、ボッティチェリの有名な作品は
展示されていないのはわかっておりましたが、
数々の優れた芸術が花開いたルネサンス時代、その中心で裕福だった都市フィレンツェ、
そして財を成して文化芸術に多大な支援をしたメディチ家、そういった時代に生きたボッティチェリについてとても解りやすい展覧会でした。

訪れた土曜日は夜9時までの開館でしたので、観終えて気分の良いまま、
深夜バスで弘前に戻りました。

素敵な展覧会のご紹介、本当にありがとうございました。



匿名希望
平川市 M子

和式のトイレ

2015年06月09日 | Weblog
 久々和式トイレを見て中国へ行った時のことを思い出した。
中国のトイレは隣との仕切りが低くて見えるとかで
なるべくホテルのトイレを使うことにしたのだが、
我慢できすにレストランのトイレを使うことになった。

洋式はなくすべて和式だった。
なつかしくもあったが膝を曲げるのが苦しく
用が済んで起き上がる時も筋肉痛にでもなったようで
なかなか立ち上がれなかった。

 ツアーの現地ガイドに、それを言ったところ、意外な返事に驚いた。
「お客さん、膝の具合が悪いのですか、曲げられない人が洋式を使うのですよ」と、
皮肉ではなく真面目にそれも説教気味に言われた。
旧式を認めたくない理屈かと思ったが、病気でもないのに確かに膝が痛かったことを思うと、
運動不足なのかと反省した。
また中国の遅れた象徴として冷蔵設備の不足が言われるが、

これも冷蔵しなくても解体処理してすぐに新鮮な肉を食べられるからと解釈すれば
当然の話なのである。

洋式トイレがすべてと思わない方がいい。
たまに膝が弱ってないか和式で自己診断してみることも必要ではないだろうか。
たまには和式を利用すると言うことで
少なくとも一つは残すということでどうだろうか。



和式もいいか男より