4月21日、横浜美術館で開催中の
『横浜美術館 開館25周年記念 魅惑のニッポン木版画』を鑑賞してきました。
あいにくの雨模様でしたが、1900年代初期から2014年まで年代ごとに
200点以上の作品が展示。
木版技術の歴史や道具から、浮世絵からモダンアートまで、じっくり堪能。
歌川広重、川瀬巴水、竹久夢二、棟方志功をはじめ、
現代アーティストたちの作品を2時間かけて鑑賞。
細部まで彫り、色付け、刷りという作業を経て作り上げた作品を見て、
時代ごとに作図や技術が進歩しているのも解る。
よ~く見て「すげぇなぁ~」っと感じる作品ばかり。
色の濃淡も昔の作品でも物凄くモダンかつ、おしゃれ(シャレオツ!!)で、
逆に温かみが伝わる。
実は凄いんだけど、その凄みを全く感じさせない木版画の美や職人技を再認識する事ができました。
また、今回は『のぞいてびっくり江戸絵画』『アンディ・ウォーホル展』『こども展』の
3展覧会も鑑賞してきました。
どの展覧会も刺激を受けつつも、歴史や文化、生き様も含めて芸術であり、アートであるんだと思います。
おもしろさと同時に心温まる有意義な時間を楽しめました。有難うございました。
2014年4月23日
tono