ちょぺっと一言

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弥生

2013年03月25日 | 短歌





こちらは桜が咲き出しましたね。
この葉書も三月初めに書いたのに
遅くなってしまいました。
姉からメールで、今日は吹雪とか。
このごろこちらも気温が乱高下して
「穏やかな日本の四季」ということがなくなっていくようです。
この年になると ふるさとの楽しかった良い事だけが
思い出されます。

かしこ

熊谷市 小林良子

エル・グレコ展

2013年03月25日 | 感想


暖かい桜の上野の都美は確か36年前、
一人飾った姿で混んだセザンヌ展を観た所。
面影は無いけど入り口の銀色の球は心浮き浮きさせる。

作品に出逢える緊張感を胸に会場に入ると
優しい目でグレコが迎えてくれた。
こんなにやさしい画。
毛皮をまとう貴婦人もやさしい眼と美しい絵。
キリスト教、宗教としての画。
下から見上げる作品ー壁だったり天井だったり。

そして無原罪のお宿りは素晴らしくずーっと見入らせます。
新聞、美術の本は全く別の物です。
本物とはこんなに違ったものか - 朝日新聞の写真やお土産グッズの作品には限界がある。
自画像や貴婦人はコピーとし参考になりますが、受胎告知や無原罪は下から見上げるもので
それを複写することもカラーで印刷することも無理なのですね。
作品を冒涜することになります。
でも私のような知識のない人間に、グレコがどんな作品を描いていたか知る意味では
仕方がないのか。

今回本物とはどんなに素晴らしいのか、
作品とは鑑賞する位置を考えて(勿論当たり前の事ですが)作られてるんだと
本当に実感しました。
色彩もよく保たれ素晴らしい作品でした。

鑑賞させて下さり有難うございました。
言葉では言い尽くせないほど感動してます。

ペンネームりんごっこ

書聖 王羲之 展

2013年03月04日 | 感想
  チケットを頂き、東京で働く弘前出身の友人の
  結婚式にあわせて上京した際に、観覧することが出来ました。
  話題の大報帖はやはり黒山の人だかりでなかなか行列が進まず、
  わずか数行の小品ということもあり、
  じっくりと見ることが出来ず残念でしたが、
  様々な蘭亭序など後世への影響や人となりがエピソードで伝わり
  「書を芸術にした男」のサブタイトルに恥じない素晴らしい展覧会でした。






東京支社のホームページは初めて拝見しましたが、
郷土の香りを運び、また首都圏で活躍する津軽人の動静を地元に伝えるコーナーがあり、
地方紙のきめ細かさと使命感を感じました。
今後とも地元と東京をつなぐ役割を果たして頂きたいと思います。

また希望の展覧会などが開催されれば応募したいと考えています。

今回は鑑賞の機会を与えて頂き、有り難うございました。


鰺ヶ沢町 石戸康幸