ちょぺっと一言

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東日本大震災に思う

2011年03月18日 | Weblog
この震災で、日本人は冷静で略奪もおこらないと外人が褒めているようですが、
それは、日頃から自己主張が弱く、どう文句を言えばよいのか分らない教育を受けているからではないのかと、少々辛口ながら思う。
倒産した時には企業の社長たちが謝罪するが、天災のときには謝罪せず、ただ説明するのみ、
東京電力やこれを監督する役所が、まずは被害者に謝っていいのではないか。

 なんら心配はいらないといいながら、原発事故から逃げる範囲をどんどん広げる。
電力不足をみんなが耐えなくてはいけないと言いながら、いつまで耐えればどうなるのかを言わない。

 かつての敗戦時の、耐えがたきを耐え、、、並みの言葉は天皇に任せればいい。

 国民目線の民主党が、どこを向いているのか。
今後の見通しを言えないのは、やはり統治能力が無いのか。
文句やしゃべるのが達者なのだから、せいぜい、スーパーの前で、消費者に買いだめしないよう大声で呼びかける方が気が利いているというものである。

 人が死んでいるというのに、現地で指揮をとろうとする大臣がいないのも自覚が足りない。
ルバング島で耐乏生活をした小野田氏でも顧問にしたらいいのではないだろうか。



長谷川(鯵ヶ沢町出身)



帰宅難民を経験

2011年03月13日 | Weblog
 平山作品に対する素人による芸術論をもっと深化させたいところですが、
この未曾有の大震災の前では、集中力も途切れますので一時休止とします。

 代わりに、帰宅難民を、一泊ではありますが、初めて経験しましたので、ご報告します。
数年前あたりからNHKなどで、東京に大地震が来れば、帰れなくなる帰宅難民が出るだろうと
解説番組がありましたが、まさかと思ってました。この巨大地震までは。

 地震が来る2時半頃に、ちょうど仕事も一区切りついて、明日は休みかと少し浮き浮きして
いたところ、まさか、机やイスまでが浮いて揺れだすとは、世の中、随分と演出が細かいなと隣に
声をかけようかなと思ったら、いつもと違うよ、これはと始まって夜11時まで、みんなでテレビに
釘付けでした。

コンビニの棚も半分くらいになって、なんとかみんなで食事をすませ、もう帰れるだろうと思った
ら、JRが真っ先に、今日は動きませんという。
話は飛ぶが、その後の、福島原発や電気の割り当てには、大臣が2人も出て、よけいな前置きをするのに、その前のJRの全面運休については、なんの挨拶もなく、動きませんと言う。

エネルギーも交通も公共に関すること、国交省大臣が、どうか帰宅せずに、最寄の避難所で寝て
くださいと一言いえば、気持ちよく従ったのに、いや、これは、深夜11時にはひそかに開通させ
るための大嘘かもと、抵抗勢力となってイスで寝ようかと覚悟したら、千代田区職員が、隣の一ツ橋
中学体育館に用意してありますと、親切に教えてくれたので、腹は立ったが、素直に1泊の帰宅難民
となった次第です。

 明日は、節電の電気割り当てが早いので、本日の難民体験記はここまです。




特別展「仏教伝来の道 平山郁夫と文化財保護」をみて

2011年03月09日 | 感想






先ず平山郁夫さんの沢山の絵に会えたことがとても嬉しかったです。
薬師寺の壁画には圧倒されました。
乾いた空気、美しい空、美しい山「西方浄土須弥山」を
特に美しいと思いました。
全壁画を薬師寺で拝見したら また 別の感情を持つのではないかと思いました。
小品では「アンコールワットの月」が好きです。

外国での内戦のさなかに略奪され流失した物を集め(収集することじたい大変なことだと思います)
修復、保護し、国情が安定してから元へ返す
この崇高な精神をお持ちの平山郁夫さんの偉業を
高く評価すべきものと思います。

以前、アフガニスタンの「バーミヤン大石仏」の破壊された現場を
テレビで見たときは 鳥肌が立つほどの驚きを覚えたものでした。
宗教、政治など無知な私ですが、この度また見させていただき
驚きと共に怒りも覚えたことを思い出しました。

広島で被爆されたことが 絵を描くだけではない多くのことを
生涯熱意を持って続けられた「もと」になっているのだと思いました。
苦しみから素晴らしいものを生み出す力を付けられる人間に
なれれば良いなと思います。豊かな心で。

千葉県佐倉市 岩間千栄子(つがる市出身)


わだばゴッホになる

2011年03月08日 | Weblog
平山郁夫氏のどこかぼんやりした、ソフトフォーカス的な絵は、
東山魁夷はじめ日本の伝統的なものなのかもしれませんが、
悪く言うとメルヘンチックで、少女趣味的だなと思う時があります。

もっとはっきりした、それでいて、想像をかきたてる、
ストレートに訴えかけるようなかきぶりにならないものかと思うときがあります。

ゴッホの強烈な線をみると、感情まっしぐらという感じで、
印象派といわれるくらいですから、まさに強烈な印象を持ちます。
 
平山氏の、このぼんやりした感じが、日本人の
何を言いたいのかはっきりしない性格を表していると言うと言いすぎかもしませんが、
もっと輪郭のはっきりした、ズバッとくる作品も見たいものだと思った次第です。
 
わだばゴッホになる、至言だと思うなー。

長谷川誠司

相田みつを&星野富弘展

2011年03月07日 | 感想
   


陸奥新報社東京支社 御中

相田みつを&星野富弘展の招待券どうもありがとうございました。
ようやく弘前から弘南バスのパンダ号に乗って東京に行ってきました。

憧れの富弘は素晴らしい絵と素朴な文章。
富弘を紹介するビデオの中で ずーっと会場に浸りたいと思いました。
わたらせ鉄道は遠いのですが、東京にいる娘も
”ひなびた駅舎にひかれる。いっしょにいってもいいよ”と。
また、東京の姉も
”私も行きたい。一緒に連れて行って!
でも東京からだと、一泊しないといけないよね。”と
3人で盛り上がってました。

相田みつをはいつものように私たちを
やさしく見守り、自然の中で励まし、諭してくれます。
素晴らしい空間と時間を下さいまして本当にありがとうございました。

どんなにすばらしい催しでも今回のように後押しを頂かないと
弘前からだと見逃していたと思います。
お世話になりました。
絶対富弘美術館に姉、娘と今年中に行きます。
感謝、感謝です。

2011年3月7日
弘前のりんごっこ。


平山郁夫 仏教伝来の道

2011年03月04日 | 感想
 
<展覧会チラシ>

平山郁夫さんの仏教伝来の道を拝見いたしました。
絵を書くことのみにあらず 文化財の保護に尽力された業績に感動致しました。

「大唐西域壁画」の前に立つと、私のような無学の者にも何かしら、伝わるものがあり、
ただじっと見て参りました。

ひとつの事に一生を捧げる偉大さを
あらためて知りました。
戦争のむごさを体験されているゆえ
平和への強い祈りを持ち続けられたのでしょうか。

おかげさまでした。
ありがとうございます。

五所川原市 千葉