旅先で気づいたこと②

前の記事の続きです。

今回は　ゆっくりのんびり食事をしたり

娘といろんな話をしたりしたい。ホテルも

ビジネスでは無く、かといって高級すぎて

気の張るところでもなく、気楽なホテルを

予約しました。

写真はホテルの廊下から写したのですが

なんかヨーロッパを感じるような・・・

ああ、私こういうの好きなんだやっぱり。

と　あらためて解りました。

広い敷地には庭がいくつもあり、それぞれにテーマ別に

植物が植わっていて、あちこちにソファやベンチがあります。

建物も設備も古く、けしてぴかぴかの

美しさや豪華さは無いんですが、

居心地がいい。スタッフの皆さんの対応も

空調の温度も、何もかもが

私にとっては「ちょうどいい」。

もう、どこにも出かけないで

このホテルの中で数日すごしてもいいかも。

 

私は心からくつろいでいました。

自分の歩きたい速さで歩き、座りたいタイミングで過ごしたい場所で座り

風が強いといっては笑い　寒いさむーい！あははは　と笑い

（もちろんこれ、全部娘といっしょにね）

あったかいねーといっては笑う。観光案内所のお姉さんとも

お店の店員さんとも心開いてお話しする。

そのたび、こころがあたたかく、幸せ。

そうしてどんどん

きれいな風景や、親切な人たちに　ベストタイミングで

出会わせていただいてる感じ。

 

でも、そんな時、ふと

「ずっとこんな楽しい時間は続かないのだから、たくさん楽しんでおこう」

と、思った瞬間！！

私の心の中に、グレーの雲が楽しくない時間と出来事を伴って

こちらに向かってやってくるのがわかったの。

 

「あ！」と気づきました。

こうやって引き寄せるのね。

私の中の恐れと観念。

速攻で頭も心も切り替えました。

「しあわせなこの感覚。このまま家に帰るし、このまま

この感じで生きてく。」

そう強く思ったのでした。

どうやら間に合ったらしく（笑）

その後も旅はおだやかに幸せな時間のままで

家に帰った今も、続いています。