司法書士のオシゴト

会社にかかわる登記を中心に素朴なギモンにお答えします♪ 

登記書類の印鑑のコト その3(新型コロナウィルス感染症対応関連)

2021年03月26日 | 商業登記

おはようございます♪

先日、久し振りに記事を投稿いたしまして。。。ちょっとブログが気になりだした今日この頃でございマス(~_~;)
実のところ、更新をサボっていた時期は、自分のブログを全く見ない日が続いておりました。
(サボり始めて●箇月だわ(@_@;)。。。という気持ちはありましたが、コメントをお返しするのがせいぜいな感じ)

しかし、ちょ~ビックリ!!
何だか、閲覧数が減ってない。。。どころか、「んんっ??増えてるっ??!!」という状況 (*_*)
こんなに長期間サボっていましたんでね。。。もはやアクセス数は激減しているとばかり思っておりましたから、まぁぁ~驚きました。
再開をお待ち頂いていたのかな~。。。なんて思ったら、ウルッとしたり。。。

そんなこんなで、とにかく、中途半端なところだけでもやっつけてしまおう!!と思いまして、今回の更新に至ります。

 

では、再開!!
サボっている間に、周りの方たちはコロナ禍の働き方にも慣れ、昨年の今頃のような混乱はすっかり収まったような気がいたします。
ただし、やっぱり、「紙」問題は解消されてはいませんね。
登記後の登記事項証明書とか請求書は、データで送信することが増えました。

とはいえ、登記の書類を「データで」という会社はまだまだ少ないようで、取締役会議事録の押印問題は、そのまま。。。(~_~;)

。。。でね。。。
ご同業の方は、ご存じでしょうけど、2月15日から先例で「登記書面の押印の見直し」が行われましてね。。。(@_@;)
うぅぅ~。。驚きというか。。。呆れるというか。。。戸惑いというか。。。(?_?)
要するに、「法令上必須じゃない押印については、審査しないよ♪(←要らないとは言ってない)」と。

ま、このハナシは、改めてご紹介したいと思いますケドもね。。。
。。。が、少なくとも、取締役会議事録は会社法で署名義務を課していますから、ココは変更の対象外で、「ハンコのところは従前と同じ」と思っていただいてダイジョウブです。

ちょうど、今は12月決算の会社さんの定時株主総会シーズンとなっておりますが、やっぱり、「何とかなりませんかね~(-_-;)」というお問い合わせは多いです。

で!
別に特別なことではないのですケド、ハンコを極力減らす。。。という観点では、「書面決議」をお勧めしています。
書面決議の場合は、取締役会議事録に記名押印することは必須とはされていないためです(~_~;)

とはいえ、全く押印のない議事録は若干のモンダイがあるので、通常は会社の実印を押印していただいておりますが。。。。(株主総会とおんなじデス)

もっとも、取締役会議事録が必要な場合って、基本的に代表取締役の選定が多いワケでして。。。(^^♪
代表取締役を選定する場合は、書面決議でも、取締役会議事録に押す印鑑は会社の実印(届出印)になりますので、ご注意ください。
(会社の実印を押さないと大変なコトになります(@_@;) →取締役全員の個人実印が必要になっちゃう!!)

新任の代表取締役を選定する場合で、従前の代表取締役が会社の実印を押印できない場合は、議事録又は書面決議の同意書に取締役全員の個人の実印を押印しないといけませんのでね。。。こっちのケースでは、逆に書面決議を使わない方が良いかも?。。。デス。

書面決議をする会社は、ホント~は、集まっているケド、代表取締役の選定決議だけを書面決議で成立させる。。。なんてこともしました。
ハンコを減らすためのテクニカルな手法なんですが、まぁ、致し方ないと思っておりました。

 

思い返すとですね~。。。昨年6月の定時株主総会シーズンは、代表取締役を交代する会社が大変多かったんです。
なんだか分からないけど、泣きそう(?)な担当者もいらっしゃいまして(←ちょっと大げさ (^^;;)、しかもコロナ。。。(~_~;)

なので、例年ではちょっとあり得ないことをいたしました (@_@;)

。。。ですが。。。長くなりましたので、次回へ続く~♪
(近日中に!!)

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会社議事録・契約書・登記添付書面のデジタル作成実務Q&A 宣伝!(^^)!

2021年03月19日 | いろいろ

 

 

大変大変た~いへんご無沙汰しております。。。m(__)m

まだ生きてたのか。。。と思われそうですが。。。ハハハ。。。。(;'∀')

今年初の投稿になりますが、本日は単なる宣伝でございます。
お勉強したい方はスルーしてくださいマセ。。。オシゴトのことはボチボチ再開したいなぁぁ。。。と思いつつ。

 

え~。。。昨年の年末に、ちょっと書きましたが、ようやく書籍が出版される運びとなりました。
。。。というわけで、本日は、ご報告と宣伝でございます。

 

ブログの更新を怠けはじめて数か月(もうちょっとで1年だ。。。ヤバッ(@_@;))でございますが、一応、オシゴトは続けておりまして。。。考えてみれば、例年とはかなり違った感じでした。

で、悩まされ続けていたのは、添付書類のIT化というヤツなんでございます。
昨年秋に、初めて「完全オンライン申請」というものを経験しましてね。。。ま、東京ではさほど珍しくはないかも!?ですが、まぁぁ~分からないことだらけでした。

でもですよ。。。ITに詳しいヒトって、IT苦手さんの気持ちがイマイチ分からない。。。(~_~;)
なので、「このくらい常識!」というのが全然違うのよね~。
前提知識がないんだってばっ!!!。。。と、ことあるごとに叫び続け(結果、口うるさいオバチャン認定されたはず(-"-))、あれこれ教えて貰いながらなんとかかんとか「完全オンライン申請」をやり遂げたのでありました。
しかし、これね。。。ブログで説明するのは私のスキルでは無理っ!!!

で、その後も、あれよあれよという間に、商業登記規則が改正される。。。ってことになり、わぁぁ~っ!!!と思っていたら、今回の書籍の執筆メンバーに加えていただけることになりました。ビックリでしょ!?

https://www.kajo.co.jp/c/book/40857000001

私の担当はアナログの議事録部分なのですが、登記向けの内容ですので、通常の議事録本とはちょっと違うと思います。
2月15日以降の取扱いも書いてありますし、デジタル苦手なヒトにとても分かりやすい内容になっております。

他の先生方はオオモノばっかりなんですけどね~。。。でも、頑張って書きましたんで、よろしければ是非読んでみてください。
自分で言うのもなんなんですが、とても良い本になったと思っております。
(感想とか質問とかもお寄せいただけると嬉しいデス!)

書籍の執筆に関わったのは2回目ですケド、前回は本当にちょっとお手伝いな感じで、実はあんまり達成感もなく。。。
そのせいか、今回は感無量でございます。

あんまりご興味がない方も、ちょっと覗いていただけたら嬉しいデス。

。。。という訳で、何故だかITに詳しい方々とあっちこっちでお知り合いになりまして、心強い限りです。
やっぱり、ワタシ。。。運がいいかも。

そして、この場をお借りいたしまして、関係者の皆様に御礼を申し上げたいと思います。
特に大阪の土井万二先生、日本加除出版の渡邊宏美さんには、大変大変お世話になりました。
ありがとうございました m(__)m m(__)m

コメント (9)
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