明日を信じられる時代になって欲しい。日常の活動日記

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増税法案は継続審議という形で先送りか

2012年03月31日 16時41分58秒 | Weblog
増税法案は継続審議という形で先送りか・・・(陽光堂主人の読書日記)より

 野田総理はは昨日夜、消費税増税関連法案の国会提出を受けて官邸で記者会見し、増税について「社会保障を充実させて安定させるために不可欠だ」と意義を強調しました。

これを真に受けているのか、国民の中にも増税やむなしと考えている人たちが半数近くいます。

 このため、野田総理は強気になっているのですが、社会保障云々という総理の説明は嘘です。

予定では最終的に5%から10%に上げられますが、増税する5%の内、4%は借金の返済に充てられることになっています。

社会保障には僅か1%しか回されません。

社会保障費用はうなぎ上りに増えて行きますから、これで「安心」などと言うのは詐欺師の口上に外なりません。

 政府の財政は危機的状況にあり、これまでのような放漫財政を続けることは難しくなっています。

その原因を作ったのは、国家を食い物にしている政官財(とりわけ官僚)の連中ですが、これまでの利権を維持すべく国民から金を巻き上げて財政悪化を食い止めようとしているのです。

 財政が悪化しなければ今の利権構造が守られるので、そのために消費税が増税されようとしているのです。

これが目的ですから、1%分が社会保障に回されるという話も、当てにならないと思います。国民は徹底的にコケにされているのです。

こんな連中をのさばらしておいてはなりません。

 増税に反対する小沢派の政務三役や党役職者約20人の内、17人が辞表を提出し、小沢グループは法案採決で造反も辞さない構えですが、当然の話で、国民を代表しているのですから、これが唯一の正しい有り方です。

現政権と官僚たちは、国民を騙して自分たちの利権を守ろうとしており、如何に理屈を並べようと正当化できません。

 分裂が決定的となった国民新党も、代表と政調会長を除く6人は連立維持を決め、自分たちが国民新党だと名乗ってます。前代未聞の出来事で、下地幹事長は、「国会議員8人中6人で決めたので、議員総会の決定は重い」とうそぶいています。

民主党も、執行部が議論を一方的に打ち切ったにも拘らず、総意を得たとしていますが、国民新党の面々も、こうした悪しき風潮に染まっているようです。

恐らく毒饅頭を食らったのでしょう。

 国民は、誰が増税法案に署名して、誰が造反したのか、しっかりと覚えておかなければなりません。

愛国派と売国勢力がはっきりしたのですから、今度の選挙でNOを突きつける必要があります。

 今後の展開ですが、悪の民主党幹部たちは自公との連携を働きかけています。自公としては話に乗りたいのですが、選挙で敗北するのが怖くて躊躇しています。対決姿勢を見せているのは選挙対策のパフォーマンスに過ぎず、この辺を見誤らないようにしなければなりません。

 鍵を握っているのは、小沢氏に近い輿石東幹事長です。

造反者は処分するなどと述べていますが、本意ではないと思われます。今国会での法案成立を断念する方向で調整を図るのではないかと見られます。

 東京新聞は、本日付でこう報じています。(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2012033102000048.html)

   「採決」せず「継続」模索 消費増税法案提出 党執行部

 政府は三十日、消費税率を二〇一五年十月に10%に引き上げる法案など社会保障と税の一体改革の関連法案を閣議決定し、国会に提出した。

野田佳彦首相は今国会中の成立を目指す方針。

衆院の採決で可決するか、否決するかに注目が集まる同法案だが、実は党執行部内では、党の分裂を回避するため、今国会で採決せずに継続審議を模索する動きが出ている。

「可決か否決か」の前に「採決か継続か」のせめぎ合いが始まった。 

 首相は三十日夜の記者会見で、消費税増税法案について「今国会中に全力を挙げて、政府・与党一体となって成立を期したい」と強調した。

首相の決意を支持するそぶりを見せつつ、継続審議を模索しているのが民主党の輿石東幹事長だ。

 増税法案をめぐっては、野党に参院の多数を握られて成立が見通せないどころか、衆院でも小沢一郎元代表ら党内の増税反対派議員が大量造反し、否決される恐れもある。

 そうなれば、民主党は分裂。首相が衆院解散・総選挙に踏み切り、大敗を招きかねない。

首相と小沢元代表の間に立ち、民主党政権の維持を最優先に考える輿石氏としては何としても避けたい事態だ。

 そこで考えたのが、増税法案を今国会で採決せず、継続審議にする秘策だ。

これなら反対派も造反できず、法案成立に「政治生命をかける」と強調する首相のメンツも丸つぶれにはならない。

 輿石氏は二十九日の記者会見で、造反した党所属議員を処分する意向を示した。

反対派をけん制する発言とされたが、採決すれば党内が混乱すると「予告」し、今国会での成立にこだわる首相を翻意させようとしているとの見方も出ている。 (関口克己)

 双方のメンツを立てるために継続審議にするということは充分考えられます。

単なる先送りに過ぎませんが、保身を第一に考える人が多いですから、落しどころとして採用される公算が大です。

 政界は一寸先は闇ですから、予断は許しません。

財務省が継続審議にならないよう必死の工作を仕掛けてくるでしょうから、強引に成立させようとするかも知れません。

しかしそうなったら、財務省も無傷ではいられませんから、限度があるでしょう。

政治家に貸しを作ることになりますし、無理な工作は表沙汰になりやすいからです。

増税できても、権力を失ったら元も子もありません。

 4月26日の小沢氏裁判の判決を挟んで、6月末まで息詰まる攻防が繰り広げられることでしょう。

政局から目を離せなくなりました。

小沢氏「大増税」と批判・・・自公、国会審議で追及 

2012年03月31日 16時20分19秒 | Weblog
小沢氏「大増税」と批判・・・自公、国会審議で追及 

 民主党の小沢一郎元代表は31日、宮崎市の会合で、

野田政権が消費税増税関連法案を国会に提出したことに関し

「今、これほどの大増税をやるべき時なのだろうか。

国民に負担をいただく前にやるべきことがある」と批判した。

また自民、公明両党は増税法案について、「議論が乱暴だ」

(斉藤鉄夫公明党幹事長代行)として今後の審議で問題点を追及する構えだ。

 小沢氏は「私たちは、ただいたずらに異議を唱えているわけではない」と指摘。

その上で「国民と約束した政治を実現しなければ、

民主党政権からますます人心は離れる。

日本の政治が大混乱に陥る」と訴えた。

(共同通信)

マスコミがまともな事を書いたり小沢を取材すると痴漢や国税や銃刀法や麻薬や女子トイレ盗撮にする

2012年03月31日 16時01分43秒 | Weblog
マスコミがまともな事を書いたり小沢を取材すると痴漢や国税や銃刀法や麻薬や女子トイレ盗撮にする偽ユダヤは幼稚過ぎないか。

( ポスト米英時代 )

私がおかしいと思ったのは植草教授がテレビで竹中の詭弁を指摘した翌日に

女子高生のパンツを覗いたとか。

植草教授が女子校生のお尻を触って逮捕された翌日に竹中が辞任したあたりからだ。

竹中のように不細工な男ならそういう事もあるだろうが端正で早稲田の女子学生に

モテモテだった植草教授がガキのお尻など触っても仕方ないと思ったからだ。

あれ以来、要人で正論を吐く人は自殺という事にされたり痴漢にされたり

覗きにされたり国税が入ったりと余りに多すぎて数えきれないくらいだ。

911でユダヤ人犠牲者がゼロだった事を報道したNHK解説員、

名古屋地震が地震兵器だった事を番組にした元アナ夫婦、

りそなの自民党献金を書いた記者、耐震偽装で創価を書いたデスク、

ちきゅう号の技術主任GEの製造物責任を書いた編集長、

消費増税反対を書いた新聞社、その他無名の官僚や記者。

過ぎたるは及ばざるが如しと言うが偽日本人も偽ユダヤも余りにやり過ぎたのではないか。

あんまりやり過ぎたものだから今では痴漢やのぞきにされてこそ本物の人物と

いう感じすらする。

一体いつまで下らない事を続けるのか。

こんな事を続けたら前科者のが優秀で塀の外より中の方が人材豊富という事に

なってしまうではないか。

そんな事までしなければ権力を維持できないならば然るべき人物に権力を

譲ればいいではないか。

犠牲者もたまったものではないが器でない者が権力を行使するほど辛い事は

ないのではないか。

偽ユダヤと偽日本人を見ていると権力の重さに押し潰されて溺れているように映る。

何をどうしていいか分からずにとりあえず政敵を引き摺り降ろすのが精一杯で

権力を謳歌しているとは思えない。

陰で馬鹿にされているのも薄々感じているようで顔はひきつり

一様に死んだ魚のような目をしている。

誰にも期待されず誰にも尊敬されずその裏返しで滅茶苦茶をして

馬鹿にされるという悪循環だ。

もう楽になったらどうなのか。

偽日本人も偽ユダヤも奪ったり殴ったりは得意のようだが統治能力が無いのは明白だ。

自分より優秀な人に権力を託して管理された方が自分が楽になれるのではないか。

不毛の時間をいくら費やしても統治能力は身に付かず他人に迷惑をかけるだけだ。

敵を知り己を知れば百戦危うからずというが己の非力を知ることから始めた方がいい。
 
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コメント

01. 2012年3月31日 02:33:20 : FrpXTmA0eo
 私も同じように感じてます。そういえば、、本当に、ヴェリースペシャルワンパターンをはずかしげもなく行ってる模様ですね。

ついこの間、NHKのでデイレクターも植草さんに似たスキャンダルが報道されてましたが、すばらしいドキュメンタリーを制作してたらしい。

きっと権力にとって差し障りのあるものだったのでしょう。

東洋経済でしたっけ?の編集長も痴漢かなにかで捕まってましたよね。

すばらしい記事を書いてたせいで、、。

 少し前になりますが、財務官僚のトップ津田さんが、なんだかたいしたことでないスキャンダルで辞めていましたが、今から思うと、日本国家国民のためになる何かをやろうとしていたのかもしれないと、今にして思います。


02. 2012年3月31日 14:15:22 : dpp0eXCVak
皆様
自分は関係ない!って思わず
ご用心ご用心!に越したことはない


国民新党内のクーデター・・・下地・自見氏の間違い

2012年03月31日 15時45分30秒 | Weblog
国民新党内のクーデター・・・下地・自見氏の間違い・・・(政経徒然草)

国民新党内のゴタゴタが話題になっている。

昨日も、亀井代表がテレビに出演して発言していたが、正に「正論」であった。

常識的に考えても「閣議決定」は無効だろう。

そもそも、亀井さんは、今でも代表だ。

これは一種のクーデターだが、一般の企業では主に取締役会で代表解任決議が出され、

それにより代表が解任された場合を言う。

今回の場合、党代表解任決議が出されたわけでもなく、亀井さんが解任された

わけでもないので代表の亀井さんの発言はイコール国民新党代表としての発言となる。

亀井さんは国民新党代表として正式に「連立離脱」を首相に伝えるともに、

以前より「国民新党として消費税増税法案の閣議決定には署名できない。」

と明言している。且つ直接、首相に自見金融大臣に署名させるなら無所属で

署名させてはどうかと助け舟まで出している。

(つまり、国民新党の名前は使えませんよと釘をさした。

無所属でないと整合性が取れなくなりますよと助言)

しかし、首相は、それを拒否し「無所属での署名は認めない」と亀井代表に直接、

伝えている。

となると、一般的な見方で言えば「自見金融大臣が党の了承を得ず、

党の名前を勝手に使い、閣議決定に署名した。」ということになる。

且つ「無所属での署名は認めない」という首相の発言があるので、

どちらにおいても署名はできないということである。

署名したとしても、当然それは「無効である」という論理は、正しい。

そもそも、連立を離脱すると亀井代表が野田首相に直接伝え、

それを野田首相が認めたわけだから、自見金融大臣は辞職するのが筋である。

でなければ国民新党を離党し無所属になって大臣の職務を務めるのが筋である。

亀井代表の言っていることは筋が通っている。

ところが、野田首相は、これらを全て否定した。

普通に考えれば、この矛盾に気がつきそうなものだが、気がつかないところに

政治家としての未熟さが表れている。

その点、亀井さんは流石だ。

ところで、民主党内でも、小沢グループの集団辞任が取りざたされている。

民主党執行部、とりわけ輿石幹事長は難しい判断を迫られている。

野田首相周辺や執行部の一部は、甘い見通し(何時ものことだが、

彼らは自分の都合のいいようにしか考えられない特性を持っている)を

持っていたようだが、彼らは「小沢一郎」という人間を本当に理解していない。

小沢さんは一個人としては「人情に篤い人間」だが、こと政治に関しては

「情に流されない政治家」である。

政治家としての自分の信念は絶対に曲げない。

この点を見誤ると輿石幹事長も痛い目に遭うことになる。

マスコミの創ったイメージと実物の人間像がこれ程違う政治かも珍しい。

(というか、他にいない)

大坪大阪地検特捜部長らに対する判決が意味するもの

2012年03月31日 15時35分45秒 | Weblog
大坪大阪地検特捜部長らに対する判決が意味するもの ・・(天木直人)より 

 今度の判決で何が一番重要か。

 それは判決の中で「組織防衛を過度に重要視する風潮が、

特捜部や検察庁内にあったことは否定できない」、

「二人だけを責めるのは酷だ」と裁判官が言及した事である。

 この言葉の中にすべてがある。

 その意味するところは大きく、重い。

 無力な大阪地裁裁判長の精いっぱいの良心の抵抗である。

 私はこの事件の当初から見抜いていた。

 本当の悪は検察という組織であると。

 そしてその組織を生き延びて出世していった検察首脳らであると。

 だからこの機会に検察首脳すべての責任を問い、検察組織そのもの

を解体して出直さない限りあらゆる解決はごまかしになると。

 前田のフロッピー改ざんは誤りだ。

 それを知りながらごまかそうとした大坪や佐賀の行為は誤りだ。

 しかし問題はそれらを罰する事だけでは不十分である。

 彼らだけを罰する事は不公平である。

 問題は彼らが犯罪を犯したかどうかではない。


 犯罪はあったのだ。

 検察は犯罪だらけなのだ。

 今度の事件で分かったことは、そして今度の事件だけでなく小沢

事件などや数々の冤罪事件で明らかになったことは、検察の取り調べ

に組織的な犯罪があるということだ。

 今メディアで正義の顔をして講釈を垂れているヤメ検たちのすべて

がそう世界に身を置いて。

 程度の差こそあれ同様の作為的な取り調べを行い、供述

調書を書いてきたのだ。

 胸を張って正義を振りかざす事ができるのは、あの警察の裏金追及

をした仙波敏郎巡査部長ぐらいの者だけなのだ。

 不正が発覚すれば世論の批判にあう。だからもみ消す。

 前田の場合は主犯者だから自業自得だが、大坪や佐賀は隠ぺいだ。

 前田をかばったのか、自らに責任が及ぶのをおそれたのか、あるい

は検察組織を守ろうとしたのか、その動機は分からない。

 しかしいやしくも組織で働く者はそれを隠ぺいしようとするだろう。

 今の検察庁の幹部は皆そのようにして検察組織を守り、検察の首脳

に上り詰めてきた。

 前田も大坪も佐賀もとかげのしっぽ切りなのだ。

 ましてや大坪や佐賀は幹部だ。

 なぜ俺だけが、という思いを抱くのは当然だ。それが彼らの怒りの

根本にある。

 もちろんその怒りは我々検察外部の者から見れば筋違いだ。

 しかし検察組織の中から見れば彼ら幹部も、より大きな検察首脳に

切り捨てられたのだ。

 検察組織全体が罪を犯していた以上、検察組織全体が裁かれなけれ

ばならない。

 そしてそれは検察だけではない。警察組織はもとより、この国の司法

を取り仕切る裁判所、最高裁までも犯罪ははびこっている。

 しかし大阪地裁の裁判官ごときにそれを裁く権限はない。

 だから大阪地裁の裁判長は冒頭の言葉を判決の中でのべて、裁判官の

良心のかけらを示そうとしたのだ。

 いまこそ政治の出番である。

 最高裁を頂点とするこの国の腐った司法・検察・警察官僚を根こそぎ

罰し、可視化を含めた民主的司法制度を作り直さなければならない。

 それをすることなく前田、大坪、佐賀をたたいたところで国民に

とって得る者はなにもない。

 巨悪の思う壺だ。

 巨悪は微動だにせず、この国の不正義は残り続ける。

 それを許さないのが政治の責任であるが、その政治家が見事に官僚に

屈して追従している。

 救いがたい現実である。

これを変えない限りすべてがむなしい。

亀井静香の決断を、断固、支持する。

2012年03月31日 11時52分21秒 | Weblog
亀井静香の決断を、断固、支持する。・・(山崎行太郎の政治ブログ 『毒蛇山荘日記』)

政治家の出処進退は重要である。

政治家は一般庶民ではない。

「生命尊重のみで魂は死んでもよいのか」と三島由紀夫は「檄」に書いた。

「地位」や「利権」に目が眩んで出処進退の方向とタイミングを間違うと、

政治家はおしまいである。

一時的に生き延びたとしても長くはつづかない。

むろん、裏切りや訣別一般が悪いわけではない。

離合集散は世の常である。

しかし、そういう時、人間の能力や資質、才能が試されている。

地位や利権に目が眩んで、親や仲間を裏切った者が、

どのような美辞麗句を並べて、自己正当化しても無駄である。

国民は見ている。どのような言葉も、国民の目を誤魔化すことは出来ない。

化けの皮ははげている。本人に見えないだけである。

下地幹郎も自見庄三郎も、今回の国民新党の政権離脱騒動で、

上手く立ち回ったつもりかもしれないが、むしろ、政治家として致命的な、

この上ないという醜態を曝け出したと言うべきだろう。

政治家生命はもちろんのこと、人間としても、これで終わりだろう。

特に下地幹郎は、沖縄一区選出の国会議員であるにもかかわらず、

不可解な動きをする奴で、たとえば、沖縄の普天間基地問題での米軍よりの

言動とか、あるいはケビン ・メアーとの親密な人間関係とか、

統一教会との密接な関係が話題になるなど、

以前から、相当、怪しい奴だと思っていた。沖縄の「恥さらし」である。

沖縄県民は、即刻、落選運動を展開すべし。

不思議で悲しい日本人の習性「汚染故郷に帰りたい…」 心の想いで、一握りの犠牲になってはならない。

2012年03月31日 10時33分03秒 | Weblog
不思議で悲しい日本人の習性「汚染故郷に帰りたい…」 心の想いで、一握りの犠牲になってはならない。

(晴れのち曇り、時々パリ)より

政府は、放射線汚染の実体を隠蔽して来た。

政府は、放射線汚染の現実を今でも隠蔽している。

菅直人、野田佳彦と続いた、その任に有らざる無能な宰相による、

的確な手が打てない現実は、そのような人間を総理に戴いた国民の

「宿業」とでも言えば良いのか。

勿論、二人の器量の無さだけが原因では無い。

政府としての、組織的欠陥も大きい。

担当官庁から、正確な情報が上がらない、政府の間抜けさもある。

担当官庁が、正確な情報を政府に上げない、官僚達の不遜な習慣も唾棄すべきものである。

その担当官庁と政府とに、正確な情報を出さない東京電力の体質が、もっとも責められるべき物である。

そして、かろうじて伝わって来る現状が、実は既に方向性を決められて

「取捨選択」されている情報しか伝えられて居ないないと言う、

日本の報道機関の使命感の無さが、もっとも大きな罪を負うべきである。

その様な『複合汚染』の結果として、国民の側にも現実に対する受け止め方に、

多きな差が生まれてしまっている。

放射能被害を、深刻に受け止めている人々。

これらの人々は、与えられる情報の、少なさや信憑性の無さに不安を覚え、

自ら積極的に「より多く」「より性格」あお情報を求めて、努力している人々が多い。

その、情報収集と交換とに、ネットが根本的に不可欠の役割を果たしている。

10年前までならば、これらの人々の層は、生まれにくかったに違いない。

よしんば、そう言う意識の目覚めた人々が居たとしても、

その実行には困難を極めたに違いない。

しかし、自ら「求め」「判断し」「決断出来る」人達は、まだ幸せであると、

敢えて言おう。

その、受けた被害の深刻さや、受けつつ有る被害の重篤さにも関わらず、

まだ恵まれていると、敢えて言おう。


もう一つ、別の集団に属する人々も、居る。

つまり、「与えられる」情報だけしか知識の基がなく、

それだけを頼って行動するしか無い人々である。


この層には、また二種類が考えられる。

与えられる情報以外を、絶対信じようとしない、頑な人々。

それから。

与えられた情報しか、信じる者が無い故に、それを信じている人々で有る。


そして、人間には自分の家族、自分の人生、自分の歴史には、

執着が有って当たり前である。

避け様の無い、自分に責任の無い「別の力」によって、

ある日突然それら<歴史>と<人生>とを継続出来なくなったら、人はどうするのか。

『放射能』と言う、あくまで<観念的>な知識でしか知らなかった、

見えない暴力の前に発たされた人々は、どう行動するのか。


福島の人達が、放射能汚染の実体を、どこまで正確に「想像」し、

「把握」しているのか…。

勿論、事は「福島」だけに留まる物では無い。

しかし、取り敢えず「事故原発」直近に暮らしていらっしゃった方々の、

心の内が知りたいと、常に思っている。

「汚染している」事を理解していない人は、居ない筈だ。

問題は、その汚染の程度をどこまで「深刻に」受け止めているのか。

深刻に受け止めていて、その事実を受け入れたうえで、どうしたいのか。


『警戒区域』
『避難区域』

「帰還困難区域」
「避難指示解除準備区域」
「居住制限区域」

何と呼んでも構わない。

要するに、事を最小限に閉じ込めて責任逃れしたい政府ですら、

<危ない>と認めざるを得なかった地区から、強制避難させられている人々の、

「自分達の村や町」への帰郷願望が、どこから埋めれて来たものなのか。


汚染の実体は避け様がない現実として、存在している。

しかし、一日も早く帰りたい…。

気持ちは分る。
痛い程に。

しかし。

汚染を承知で、帰りたい、その「気持ち」が、単に人間の精神が持つ帰巣本能だけなのか。

他の土地に移り住む可能性や手段が、もしも存在するのならば、

移住する気持ちがあるのか。

可能性はあっても、そのような気持ちにならないのか。

他に選択が無いから、受け入れるのか。

諦めているのか。


余りにも辛い、そのような分析をする「不遜な気持ち」を抱く事すら、

不謹慎なのだろう。

だが、しかし。。。

▶警戒区域再編 住民「一歩だけ前に」(讀賣/見出し)

>原発事故による警戒区域などの再編が一部自治体で決まり、

住民からは「一歩前進」と歓迎の声が上がった。

だが、除染やインフラ復旧などはこれから。

再編が先送りとなった住民からは、先が見えない現状にため息が漏れる。

>4月1日に区域が見直される川内村。「出入りが自由になることは、

一歩だけ前に進んだということ」。

自宅が「避難指示解除準備区域」に指定される見通しの小林信一さん(66)は

一定の評価をした。

>郡山市に移転していた村役場が26日に戻り、4月には学校なども再開する。

だが、小林さんの自宅がある地域は放射線量が高い。

国は今夏から除染を始め、年内に終了する方針だが、

小林さんは「すぐにでも帰りたい。

スピード感をもって対応してほしい」と話す。

>南相馬市では4月16日に区域が再編される。

帰還が5年以上難しいとされる「帰還困難区域」は1世帯2人にとどまり、

大半が「避難指示解除準備区域」と「居住制限区域」になる。

>市職員らは警戒区域になった小高区の状況を確認して回ったが、

地震で損壊した住宅が多く、道路もいたるところで波打ったままだ。

同区産業課の槙弘道さん(57)は「除染やインフラ復旧に時間がかかり、

元の生活に戻るには相当時間がかかりそうだ」とする。

>他の町村では調整が難航し、再編が見送られた。

二本松市の仮設住宅で暮らす浪江町の柴田輝男さん(79)は

「指定が遅れれば、それだけ帰還が先延ばしされる。

いつ帰れるのか」といらだちを見せた。
【讀賣新聞/2012年3月31日】


哀しくも、不思議で、理解に苦しむ、住民達の反応に戸惑うばかりである。

現実に「汚染している」土地へ、帰還させる方針を「一歩前進」と捉える不思議。

「出入りが自由になることは、一歩だけ前に進んだということ。」

確かに、それは理解出来る。

ある日突然、訳も分らないうちに「着の身着のまま」家を立ち退かされて、

<仮設住宅>で暮らさせられるハメになった「不便さ」と「腹立たしさ」に、

取り敢えず我が家に戻れる様になる事は、喜ばしい事では有ろう。

しかし、今夏から始める除染が年内に終了すると言われて、

「すぐにでも帰りたい。スピード感をもって対応してほしい」と言う住民の感情に、

複雑な感情を越えて、「無知」を感じる事は『不遜』な事なのだろうか…。


『除染』と言う言葉が先行している。

しかし、「放射能が取り除ける」と、皆<本気>で考えているのだろうか。

理解出来ない。

そこに、政府や官僚達およびマスコミの「作戦勝ち」を見てしまうのだ。

直接被害を被っている、現地住民ですら「そこまで洗脳されている」のか、と。

「それほど、意識誘導されているのか」と。

心底、心寒い気持ちに落ち入ってしまう。


その根底に、「権力側」の作為の酷薄さを、はっきりと見て取る事が出来るのだ。

住民の「心情」に付け入って、と言うか。

住民の感情を利用して、と言うか。


そこまで思い込ませる程、<放射能>に対する「恐怖感」を取り除いて

しまった事への、怒りが沸き起こる。


>再編が見送られた、二本松市の仮設住宅で暮らす浪江町の

柴田輝男さん(79)は「指定が遅れれば、それだけ帰還が先延ばしされる。

いつ帰れるのか」といらだちを見せた。

ここまで「帰郷願望」が「汚染への恐怖」を大きく上回ってしまっている、

そんな「精神状態」を造り上げられてしまった、日本人全体の悲劇である。

事は、『警戒区域』に留まる物では無い。

千葉県の広範囲な地域に於ける、高濃度の汚染の実体が判明している。

神奈川県でも然り。

という事は、東京に有っても、状況は同じ様な物だ、という事だろう。

その都度、地上からの高さその他、目的別に「汚染測定」のやり方を変える。

しかも、決して正確な数値の発表は、為されていない事は、国民は気づいている。

農作物も、水産物も、かなりの被曝が検出されている。

にも拘らず、産地偽造だ、出荷地変更だ、数値基準の変更だ、

そのほか思いつく限りの姑息な手段を弄して、流通させている。


そのような実体を、知って知らずか。

人々は、大した自己防御もとらずに、平然と普通に暮らしている。

顕著な民即大移動も起こる事無く、日常生活が平穏に続けられて行く。


汚染は事実である。

しかし、だからと言って避ける手段も、格別に存在しない。

そこが、自分達の国である以上、そこで暮らして行くしかない。

仕方が無いじゃ無いか…。

生活が有る。

他県への移住等と言っても、手段も可能性も無い。


そんな、諦めの心理が働いているようだ。


そして、根本原因を造り出した「東京電力」への「怒りの行動」は、格別に見られない。


故郷への愛着。

それまでの自分史。

社会的経済的しがらみ。

あらゆる要素を鑑みても、そこに「放射能への恐怖」を、格別強くは感じ取れない。


「避難地で就職する事は、故郷への帰郷を諦める事。それは帰りたいですよ。

ただ、帰郷しても人の居ない所では生活出来ないし…」

避難先で就職を決めた、ある被災者の声である。

そこに感じ取れるのは、実際的不便さに対する不安であって、現実問題での感覚である。


放射能は危険である。

病院での「放射線技師」が、エックス線撮影の度に「防護壁」の後ろに隠れる

事実一つを見ても、その事は用意に理解出来る筈である。


「自然界にも放射線は存在する」

こう言い張る人達もいる。

しかし、自然界に存在する放射線と、人工的に産み出された放射線とでは、

性質が違うと言う。

しかも、「セシウム」の数値のことしか語られない、不自然さ。

「ストロンチウム」その他、強毒性の放射線の測定や、

対策は全く話題にすらされていない。


こんな事で良い筈が無い。

東電という「一企業」の、しかし政府すら温存を前提に優遇する程の

「強大な」企業の問題だけででは無い。


「電力事業者」という企業集団を中心に、建設業界、各種機械産業、

研究機関その他、産み出されて来た「天文学的」利権の周りに集う『原子力ムラ』と、

そこに絡む官僚組織、はてはアメリカその他の国際的関わりの、

複雑怪奇なる『原子力マフィア』の問題でもない。


人間の。

日本国民の。

翻って、世界中に影響が及ぶであろう事を考慮すれば、

人類全体の「生存」への危機なのだ。

生命の問題なのだ。

政府や東電等と言う、極めて「卑小な世界」に蠢く輩に、

人類の存続にすら関わる一大事を、軽んじる権利等絶対にない。

まだ遅すぎる事は無い。

少しでも「汚染地域」から遠ざかる様に。

少しでも「汚染食品」を摂取しない様に。

周りに居る人々を、啓蒙しなければならない。

少しでも情報を持っている者が。

僅かでも危険に気づいている者が。

それを、まだ気づかずに居る人々に、伝えなければならない。

それと同時に、政府に向かって、マスコミに向かって、声を上げて行かねばならない。

日本人の一人として、一人でも多くの日本人を救う努力を、しなければならない。

人間として、地球上に住む総ての人類の明日を救う為に、

声を上げ続けなければならない。

身近な所からで良い。

やれる事だけで良い。

黙って居る事は、同胞に対する罪である。

今まで以上に、声をからして、訴え続けよう。

放射能の危険を伝えよう。

京都 歳時記 4月上旬

2012年03月31日 09時59分24秒 | Weblog

京都 歳時記 4月上旬

 ▼1日(日)~30日(月・祝)

『都をどり』
 祇園の舞妓や芸妓が、華やかな衣装で優美な舞を披露する。

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メモ:祇園甲部歌舞練場(075-541-3391)
   京都市東山区祇園町南側
   京都市バス「祇園」下車すぐ
   12:30、14:00、15:30、16:50の4公演



▼1日(日)~15日(日)

『観桜茶会』
 平安神宮の神苑は、池泉回遊式の庭園。4月上旬、神苑内の桜は一斉に花を咲かせるが、これに合わせて神苑内の茶室「澄心亭」で観桜茶会が催される。一般参加自由で、桜をめでながらの茶会の風情は格別のもの。
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メモ:平安神宮(075-761-0221)
   京都市左京区岡崎西天王町
   京都市バス「京都会館美術館前」下車
   神苑入苑/期間中8:30~17:30
       (大人:600円、小人:300円)
   観桜茶会/期間中8:30~16:00ごろ
       (お茶券700円)



▼4日(水)~8日(日)

『京都御所春季一般公開』
 千年の間、都であった京都の町のシンボルが京都御所。築地塀の中に優雅な寝殿造りの建物が立ち並んでいる。毎年、春と秋に無料で一般公開される。期間中は、京都の人はもちろん、観光客も詰めかけ参観の人並みで埋まる。
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メモ:宮内庁京都事務所庶務課(075-211-1211)
   京都市上京区京都御苑内
   京都市地下鉄「今出川」下車、徒歩5分
   特別公開/9:00~15:30(無料)
   参拝者は、宜秋門(ぎしゅうもん)から参入し、
    清所門(せいしょもん)から退出となります。
   (清所門の最終退出時刻は午後4時15分)

小沢氏の反消費税増税、霞が関改革に、橋本大阪市長参戦。

2012年03月31日 09時36分02秒 | Weblog
小沢氏の反消費税増税、霞が関改革に、橋本大阪市長参戦。

(かっちの言い分-ウェブリブログ)より

野田内閣が、消費税増税法案を閣議決定した。

国民新党の亀井代表が連立離脱を宣言したのに、下地幹事長、自見大臣らが、鬼の居ぬ間に議員総会を開催し、造反して母屋を乗っ取り国民新党として署名した。亀井代表が認めないと言っているが無視している。

普通の会社ではありえない話である。会社では社長がダメと言っているのに役員が勝手に決められない。

会社で、もしそれをやるとしたら、役員会で緊急社長(代表)解任動議を出して解任してからでないと、役員が好き勝手な決定は出来ない。

このようになったのはある意味亀井代表のリーダーシップの無さを示している。

党のマニュフェストを変えた自見大臣、下地幹事長らは、野田首相を支持する議員たちと同じ行動をしていて、正に類は友を呼ぶということを実証している。

政治家は国民との約束は変えてはならない。これは小沢氏と同じ考えで、歌を忘れたカナリヤは国民新党から出ていけと亀井氏は言うべきである。

小沢氏を支持するグループから、消費税増税の閣議決定に抗議して、副大臣、政務官、4名が辞表を提出したという。いよいよ火蓋が切られた。

こんな中、小沢氏にとって強力な助っ人が現れた。

今日の日刊ゲンダイ紙に、橋本大阪市長が以下のように「財源確保は消費税を上げなくてもできる」とぶち上げたと載っている。

小沢氏にとっては、同じ考えをもつ橋下氏は大きな助けとなると思われる。

個人的には、橋本氏の強引なやり方に全て賛同するものではないが、霞が関の牙城を切り崩すには、小沢氏と橋本氏の連合がないと出来ないと思われる。

小沢 橋下 反消費税同時決定

「閣議決定」が号砲

「政治家というよりも人間として筋道を通すことは非常に大事。筋道を通すことで剛腕だと言われるのは致し方ない」

 自らが会長を務める勉強会「新政研」で、小沢一郎(69)は29日、グループに“決起”の号砲を鳴らした。

 野田首相が「消費税増税法案」を閣議決定すれば、小沢グループの政務三役や党執行部の役員メンバーは集団辞任する予定だ。すでに国民新党は分裂。

一気に政権基盤が弱体化し始めた。

野田周辺は「たいした影響はない」と考えているようだが、甘すぎる。

小さなほころびが重なって、大きな穴になりつつある。

 今回の動きに敏感に反応したのが、大阪の橋下徹市長(42)だ。

これまで消費税について立場をハッキリさせていなかったが、閣議決定の前日、消費税増税法案を痛烈に批判した。

「いかにも霞が関が考えそうなことで、乗っかってはいけない。財源確保は消費税を上げなくてもできる」

 高い支持率を維持している橋下が増税反対では、自公もやすやすと法案審議に乗れなくなるだろう。

野田はますます追い詰められることになる。

 政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏がこう言う。

「政局というのは、ひとつの節目をキッカケに動き、大きな流れになる。

小沢さんはそれが今回の『閣議決定』だと考えている。

一方、橋下さんは、大阪府、大阪市という大都市の大統領を経験していますから、権力の怖さや凄さを十分わかっていて政治的なカンが働く。

2人の間には、『ここが勝負どころだ』という“あうんの呼吸”がある」

 小沢と橋下がともに筋を通せば、必然的に「反消費税」で連携することになる。

「反消費税」は大きなうねりとなってきた。

小沢氏、橋本氏とも、、将来に亘って消費税が悪いとは言っていない。

彼らは、その前に国の仕組みを変えないと消費税を増税しても意味がないと言っているのだ。

鈴木哲夫氏はBS11の報道局長で、日刊ゲンダイ紙によく寄稿している。

小沢氏についての理解者でもある。

4月20日(金)の小沢氏の政経フォーラムの講師として講演する。

何を話したかは後日報告したいと思う。

その鈴木氏が小沢氏と橋本氏が「反消費税」で連携すれば、おおきなうねりとなると書いている。

小沢氏の日頃の言動も、橋本氏には一目置いた言い方をし、橋本氏の政策は自分が唱えていたことだとも言っている。

小沢氏グループは、今のままでは民主党内、自民党、公明党に包囲され、孤立して身動きがとれず埋没して行く。

これを打破するには、やはり、反消費税増税、霞が関改革、地方自治の確立という接点で連携することが、自分たちの主張を活かす道である。