ひろポンの“わたしにも作れますぅ” 

60’sオヤジのブログへようこそ。模型、モータースポーツ、イラストなどクルマと乗り物を中心に気ままに書いていきます。

Porsche 917LH 001 : Gulf Presentation Car 1969

2024-09-14 | ミニカーとスロットカー
今回はミニカーネタです。
その前に...........ちょっと遅くなりましたが、行って来ましたLucy Thomasのコンサート。

今回はRockのLiveではない(笑)のでカミサンと行って来ました。
渋谷に出ることは近年ほとんど無かったので、駅降りてどっちに行っていいのか一瞬迷ってしまった。
246の反対側、新しいsibuyaサクラステージと南改札が直結したので便利になりましたが激変ぶりにお上りさんはついていけません。

会場に着いて感じたのは結構客の年齢層が高かったこと。
まあ10代20代などいるはずは無いと思っていたけど50~60代が多い印象でした。
チケットはすぐにソールドアウトになりましたが、中高年女性グループが結構いたけど、かなり気合いの入った服や髪型の方もいらっしゃって(笑)ああいう人達ってどうやって情報得たんだろう? 
You Tubeとか見てんだろうか?

それとも主催団体の会員になっていて、いろんなジャンルのLiveを常日頃楽しんでいる人たちなんだろうなと思った次第。

今回のコンサートは今月からロンドンで始まる彼女が主演のミュージカル〝Rosie〟の中のクロージング曲〝We Can Change the World〟に引っかけて、収益を能登半島地震の復興支援に寄付されるチャリティLiveでもあります。
海外の観客の中に彼女の両親もいて、ライブの途中でも紹介されましたが残念ながら妹は来日しなかったようです。

ステージは伴奏のピアノ1台のみ。
バックにストリングスも何もないのが逆に彼女の伸びやかでパワフルなヴォーカルを前面に押し出して圧倒されました。

Rosieの劇中歌はじめ〝Thousand Year〟〝There You’ll Be」〟S&Gの〝明日にかける橋〟とお馴染みの曲の数々、日本語でのサービス〝菟追いし〟の〝ふるさと〟など途中休憩を挟んで2時間。
ラストの〝We Can Change the World〟そしてアンコールはもちろん〝Hellelujah〟で締めくくり。
見事な歌唱力をたっぷり満喫出来て多幸感溢れるLiveでした。
次回の来日が今から楽しみです。



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ということで本題に。

ドイツのWerk83(ベルク)製 1/18ポルシェ917LHです。
1970年からワークスポルシェのスポンサーに付いたGulfカラーを纏ったプレゼンテーション仕様です。

このWerk83というブランドは知りませんでしたが、まあ値段も手頃ですがドアやカウルは開きません。
でもボディはダイキャストなので経年変化の心配は無いし、プロポーションもなかなか良いですね。

これ以外にバリエーションとして一番最初のホワイト/グリーンのナンバー917のモデルや、69年ルマンの12番、14番、10番もあります。
ただし製品の原型がノーズ・インテークの左右のブレーキ冷却用の小さい穴がないタイプです。
そのためこのGulFとホワイト/グリーン以外の製品はそこが開いていないため実車と異なります、念のため。

917は映画にも登場したガルフカラーのクルツボディー(917K)が有名ですね。
個人的にはホワイトエレファントの名にふさわしいラングヘック(917LH)、それも69年型が一番好きなので、今回は実戦には登場していないこのカラーを選んでみました。
オートスポーツ誌1970年の1月号にも紹介記事がありました。

917は69年からスポーツカーの最低生産台数が25台となったため、それに合わせて生産が開始されたものの一度はホモロゲーション審査に間に合わず、大急ぎで何とか台数を揃えてFIAの公認を無事に得ることが出来ました。
この25台がずらりと並んだ画像はよく知られていますが、一番手前の917番がシャシーナンバー001のマシンです。




69年9月のフランクフルト・モーターショーには3番をつけ車体中央にオレンジのストライプが入ったカラーで公開。
その後ジョン・ワイヤーとの提携が発表になりGulfカラーに塗り直されて10月のロンドン・アールズコート・モーターショーに登場したのがこのモデル。
製品にはありませんがこの時、左フェンダーのオレンジ色の部分に小さくジョン・ワイヤーのサインが入っていました。

70年には917Kが登場しますが001はルマンには出ず、その後クルツに改造されて10月のパリ・モーターショーには優勝したザルツブルグの赤い23番(シャシーNoも023)の塗装に塗られて展示され、以後何十年にも渡ってあの優勝車の身代わりを務めました。
そして2018年に新たに修復プロジェクトが始まり、オリジナルのラングヘックの姿に戻されてポルシェの50周年記念展〝Colors of Speed〟で公開されました。

と言うわけで今回は917の001シャシーについて書いてみました。












Lucy Thomas

2024-08-30 | Music




過去最強レベルの台風がいまだに居座っていますが皆さんの所は大丈夫だったでしょうか?
まだまだ大雨強風は予断を許さないので充分お気を付けいただきますように。

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さて久々の洋楽ネタです。いつもとちょっと方向が違いますが...........。

イギリスに「ブリテンズ・ゴット・タレント」って言うTVの公開オーディション番組があります。
10数年前に携帯電話のセールスマンから一躍世界に名を知られるオペラ歌手になったポール・ポッツ。
またその2年後には紅白にも出場して日本でも有名になったスーザン・ボイルとか、この番組出身でスターになった歌手を御存じの方も多いと思います。

アメリカでは「アメリカズ・ゴット・タレント」、日本や韓国にもありますが世界中に同じような番組が広がりましたね。
でもってこの「ブリテンズ・ゴット・タレント」の子供版と言って良いのかどうか判りませんが、7歳から14歳までを対象とした「The Voice Kids UK」っつーオーディション番組があります。
今回取りあげたのはこの番組で2018年に14歳で出場して一躍有名になったルーシー・トーマスです。

2年ほど前にYou Tubeで暇つぶしに片っ端からLiveやプロモの動画を見ていました。
あのサイトの右端には小さいサムネール画面がずらっと縦に並んでいますよね?
そこの〝The Most Beautiful Version of Hallelujah〟ってのがたまたま目に入って、きれいなお姉ちゃんの顔があってポチってみたわけです。

Hallelujah(ハレルヤ)ってのは言うまでも神を讃え感謝や崇拝と喜びを表す宗教的意味合いを持つ表現ですが、音楽的にはカナダのシンガーソングライターでもう亡くなりましたがレナード・コーエンっつーおとうさんがおりました。
そのコーエンさんが1984年に発表した曲でもあります。

洋楽ファンには結構よく知られているので省きますが、この人は詩人、小説家でもありこの曲の歌詞は元は何と80節もありました。
コーエンは宗教の曲として書いた訳では無いのですが、実際これは愛する人との出会いや別れの深い感情について歌われていると解釈されています。

10年後の94年にアメリカのシンガーソングライターのジェフ・バックリーがアルバムに取りあげてカバー。
これが大ヒットしてから今までに300を越えるアーチストが取りあげる名曲になったという訳です。

話が逸れましたがそのハレルヤを歌っていたのがルーシー・トーマス。
当時17歳と思えぬ見事な歌唱力と力強く美しい歌声に感動してしまいました。
ひと通り動画を全部見てアマゾンでとりあえずCD3枚入手。
そのあとも追加で2枚、結局全部買ってしまった………..。

個人的にこれはひょっとして大当たり!かもしれないという感じでしょうか。

Hallelujah - Lucy Thomas - (Official Music Video)



セリーヌ・ディオンとかアデルとかジャッキー・エヴァンコ、ビヨンセなどなど洋楽の上手い歌手はホントに沢山いますが、彼女もこの先非常に楽しみな歌手の1人です。

曲の傾向としてはスローバラード中心ですが、音楽的影響を大きく受けたホイットニー・ヒューストンの〝The Greatest Love of All〟などROCK ・POPSのスタンダードナンバー、映画やミュージカルと多様なジャンルの名曲はじめ最近の曲まで、発売されている6枚のアルバムは毎回テーマを決めた選曲となっています。

スコットランドのオルタナバンドSnow Patrolの〝Run〟
ミュージカルには全く興味が無かったのに劇中歌の素晴らしさに見てしまった映画:グレイテスト・ショーマンから〝A MIllion Dreams〟や〝Never Enough〟
今やお騒がせ女優の感もあるけど20年近く前にディズニーチャンネルで放送され、世界中で人気となったドラマ〝ハンナ・モンタナ〟で主演を演じたマイリー・サイラスの〝 The Climb〟
イーグルスのDesperado、プロコルハルムの青い影などなど選曲もどれも飽きることがありません。
また妹マーサとのデュエット曲のハーモニーも聴きどころです。


You Raise Me Up - Sister Duet - Lucy & Martha Thomas


そうそう、デビューアルバムではあの日本人が大好きな〝穴雪〟のレリゴーも取りあげています。
じつは私、学校帰りの小学生も大合唱していたあの曲が本当に大嫌い!!!!!(笑)なので、最後までそのアルバムは買おうか迷ったんですが、他の収録曲の素晴らしさに負けて結局買いました...(^^ゞ
感想としては別に大騒ぎするような曲ではないけど、いいんじゃない?てなとこかな。

そんなLucyですが5月に偶然ネットで来日公演が決まったと知り早速ぴあでチケットを予約しました。
抽選にも無事当たって9月8日の渋谷での来日公演を楽しみにしていた矢先、タイミングの悪いことに手術入院になってしまったという……..。
病み上がりにライブなんてノコノコ出て行けるんか?と心配になりましたが、おかげで今のところ問題無さそう。

7月のフジロックには何と初日のヘッドライナーに、以前取りあげた〝The Killers〟が20年ぶり!に急遽出演と知りましたが、ええっ!手術前に苗場なんて行けませんって!と諦めた...........。

そんなわけで20歳の美しい歌声を聴けるのを今から楽しみにしているところです。

1/12 タミヤ タイレル 003 : 14

2024-08-24 | 1/12 TYRRELL 003 :  TAMIYA
あまりに久々で前回いつ更新したのか忘れていた003です。
コクピットにシートベルトを付けました。

ストックに適当なモノが無かったので手芸店で探してみました。
色味が明るすぎる気がしますがまあいいか。
幅3mmと6mmのリボンを購入。
キットに入ってるシールのベルトより微妙に細い気がしますがあまり気にしません、シールをベースに切り出して、切口は解れないようボンドを塗っておきます。
エッチングのバックルを切り出して資料を見ながら適当にそれらしく作りました。




ステアリングも取り付けてお次はタイヤです。

003は後期になるとタイヤロゴをテンプレートで吹き付けていますが、モナコの頃はモールドにペイントです。
塗料の食いつきをよくするため、まずタイヤのトレッド面をマスクしてからサイドウォールにミッチャクロンを吹きました。

続いて半光沢のクリアを吹いてからつや消しホワイトを面相筆で流します。
実車はモールドの凸部内側だけに色が入っているみたいなんですが、特にフロントタイヤのモールドは小さすぎて読めないので、気にせず外側まで塗ってしまいました。
乾燥後エナメルのつや消しブラックで輪郭を修正しました。




ブルーのリボンはいつもの通り厚紙をホイールのリム部にセットし、烏口コンパスで一気に引いています。
そのあと全体につや消しに近い半光沢クリアをブラシで吹いて、トレッドのマスクを剥がして完成。




4輪をセットしてみました。
プロの方々のような訳にはいきませんが、まあこんなもんでいいかな。

あとはカウルを研ぎ出してウイングと小物を付けたら完成です。
手を付けてからとっくに1年経ってしまいました、何やってんだろ?(笑)









久々のおやつ

2024-08-19 | 食いしんぼう



食を見直す良いきっかけになりました〟とか言いながらいきなり〝今日のおやつ!〟ネタです。

退院の日の帰り道、なんか美味いものいっぱい買って帰ったろ!とか思いながら、いつも寄るターミナル駅のルミネ2の地下食品売り場に行きましたが、痛みは無いけど足腰ふらつくし何か軽い頭痛もする。

次々と目に飛び込む美味しそうな惣菜やらおつまみ、弁当類に頭クラクラして一気に食欲も消えてしまいました。こうゆうときは甘い!ものに限る!

いままで我慢していた分思い切り甘いもん食べよう!と思い直し(おいおい!)いきなりシナボンにいくのはちょっと考えもの、というわけで駅ナカやデパ地下によくある〝FLO(フロ・プレステージュ)〟へ直行。(※関東中心で西の方には店舗がないみたいです)

ここのケーキはあまり買ったこと無いけどタルトはどれも美味しいので、真っ先に目に飛び込んできた〝苺のダマンドタルト〟を買いました。
いつもよりちょっと苺は小さめだけど、その分いっぱいてんこ盛り状態。
祝杯をあげる前にカミサンと1/4づついただきました。





入院中は術後数日はお粥中心の食事でしたが特に制限はありませんでした。
18時の夕食後おなか空くので院内のファミマで御菓子やプリン買って冷蔵庫に入れておいて、寝る前に食べるのが至福のひととき(笑)
ファミマ限定の〝贅沢かっぱえびせん〟を9時頃ポリポリ食ってました。
お隣さんもなんかセンベイ食ってる音が聞こえるし(笑)気にしない気にしない。
エビが通常のやつの2倍入っていてあとを引きます、食い過ぎ注意。





もうひとつ、これはTVで誰だったかがおいしい!と言っていた越後製菓の〝ふんわり名人、黒みつきなこ〟
カールみたいな軽い食感で味はほぼ〝桔梗信玄餅〟です。
これ美味しいっす、食べたことないかたはお薦めっす。





………..ということでどうでも良い隙間ネタでしたが、次回は003製作記に戻ります〜。(^-^)/

今年の夏は終わっちゃったなあ...........。

2024-08-17 | Miscellaneous



お盆休みは終わりましたがこの週末まで10連休の人もいるようですね。
在京メディアが大騒ぎした台風も東京と千葉は大雨で被害はあったようですが、私の所はかすりもせず昨日も結局1日曇り空。

というわけでやっとこさ先日私も〝解放〟されて我が家に戻ってこれました。
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まあ早い話が〝オッサンがなる〟病でありまして。
先日の眼の手術もそのために慌てて行ったわけで本番のほうは結局10日の入院でした。

5年以上前から毎年検査は自費でも受けていて、ほとんど緩やかにちょっとづつ数値は上がっていた。
それが2年前にポンと跳ね上がり、今年は確実に基準値を超えてくる予想はできていました。

父親も同じ病気でしたが結局90過ぎに老衰で亡くなるまで元気だったし、ロボットだから別にどうってこともなしと気楽に構えていたくらい。
病院は食事がおいしいとの口コミもあり、半ば楽しみにしていた(笑)くらいでなぜだか不安も緊張感もなし。

とはいえ術後3日目には飽きて早く帰りたいと思うようになりましたが、毎日庭園でドバトに餌やってスズメとおしゃべりし(笑)頭上を通過する767、777や350、320を眺めていました。




今までそれなりに健康には気を遣っていたつもりですが、今回を機に生活習慣の見直しを真剣に考えることに。
0時前には寝て7時に起きる、粗食小食、酒は週末だけ、ストレスを貯めず不要な人間関係はバッサリ切る(笑)...........。
〝いつもニコニコ、アホかいな〟と言ったのは大阪の誰だったか忘れましたが、感謝を忘れず日々大切に生きていこうと改めて思った次第。

このブログを見てくださってる方はほとんど男性だと思いますが、よく言われるように50過ぎたらあれこれ言い訳せずに、年1回は必ず検査をするようにしたほうがいいですね。

帰ったらあれ食ってこれ食って冷たいビールを飲みたい!と思っていたけど、いざ日常に戻ってみると全くそんな欲求はなし。
なぜか病院食の続きのようなものばかり食べています。
食も見直す良いきっかけになりました...........。




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そんなわけで今月いっぱいはゆっくり静養するつもり。
仕事は一段落しているけれど模型の続きはまだやる気にもなれず、かといって何もしないのも寂しいので古いイマイの復刻版プラモを作っています。
クルマもいい加減飽き気味だし、ユルいものはやっぱり楽しい。
大昔作れず積んであったものを少しづつ形にしています。





退院の日、早朝からコミックマーケットに向かう大勢のファンたちの行列を眺めながら、あの情熱を幾つになっても忘れちゃダメだなと思いましたね。

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趣味ブログなのでこんなネタを続けるつもりもないので、すいませんがコメントは受けません、ご容赦下さい。
それではまた次回………..。



しばらくお休み

2024-08-07 | Miscellaneous
皆様こんにちは。
暑い日が続きますが炎天下に出ていないので判りません。
というのも1日から訳あって都内某所に監禁されておりまして(笑) 外に出るのは朝夕だけなのです。
毎日スズメとおしゃべりし、 羽田発着の飛行機を眺めて過ごしております。
仕事は大物を終えてひと段落したのでいいんだけど、 模型は作れんし酒は飲めんし半ば痴呆老人化しつつあるような。
ブログに書けるネタはあまりないのでこちらもほったらかしですがご容赦ください。
お盆すぎてまた再開予定 (あくまで) ですのでまた思い出したら来てくだされ。


白内障手術

2024-07-19 | Miscellaneous

梅雨が明けました。

冷たいビールが美味しい季節になったのに訳あって禁酒の毎日です。
と言うのも急遽、白内障の手術なんてのを受ける羽目になりまして………..。

3月に〝目は大切に〟なんてネタをあげたばかりなのに、こんなに早く自分が受けることになるとは思わなかった。
詳しいことはどうでもいい話なので省きますが、急も急で手術日の2日前にいきなり決まっておいおい、マジですか?

目は大切に - ひろポンの“わたしにも作れますぅ” 

幸い?模型も進んでいないのでネタにしてまえ、と言うことでアップしちゃいます。
いつもより長文ですが〝手術の様子なんてアップせんでもよろし!!〟等と言わずに読んでくだされ。

いつも通っている眼科で事前に点眼薬をもらって差し、手術当日の朝着いてみると手術を受ける人は私を入れて6人。ほとんどが60代以上でしょうか。
ここは駅前に5階建てのビルを構える大きなクリニックで、看護師などスタッフも30人ほどいます。
周辺地域から電車で通う患者も多いのでいつも朝早くから混んでいます。

日帰り手術で1週間空けて左右の目を手術するのですがこの日は右目。
私はまだ仕事のこともあるので単焦点レンズを入れました。
点眼薬を2回に分けて差したあと待合室で順番を待ちます。

すでに手術を終えたおじさんが隣のベッドで休憩中。
手術自体は15分ほどで終わるみたいです。

名前を呼ばれて手術室に入るとひんやりと寒いです。
リクライニングの椅子に座ると看護師の方が毛布をかけてくれ、両手首にそれぞれ心電図モニターと血圧計電極を付けます。

目の周りを消毒後、手術する方の目の部分だけくりぬかれたゴムマットのようなカバーをグイッと押し当てられて、開瞼器という洗濯ばさみの親方みたいな(笑)やつで瞼を大きく開けておきます。
自分で目を開いておく必要はありません。

視界には先生の顔と器具が見えていますが局所麻酔の注射がチクッとするや全体が黄色っぽい世界に一変。いよいよ始まります。

ライトが当たったのか一瞬真っ白になったあと、顔のような3つの青っぽい丸が現れます。
これ一体なんなんだろう?と思ったんだけど良く判りません。
ほどなく視界がピンク色になったので、おそらくメスが入って〝ち〟が流れているンだろうと思います(笑)

痛みはほとんどありません。
が………..、目の奥をグリグリ探られる感じは正直気持ちのいいモノでは無く、リラックスしようとしてもなかなか出来なかったっす。
まあ私がビビりなだけかもしれませんが、おそらく10分程度の手術のあいだずっと全身に力が入ったままだった。

先生が〝下の方を見てください〟とか〝左下がちょっと熱くなりますぅ……〟とか指示を出すので、出来るだけ頭を動かさずに目だけで追うようにします。

なまじ例のイラストで手順をリアルに描いたおかげで〝ああ、今は砕いたやつを吸い取ってるところよね…〟とか判るだけに余計にリアリティがあって困る(笑)

手順の解説の絵はネット上に結構見つかるのですが、手術中の患者の見た光景というのがほとんど出てこないので、一応皆様にご参考のため(?)どんな風に見えていたかを帰宅後ちょっとスケッチしてみました。





昨日、左目も終わったのですが左右どちらもこんな感じに見えていました。
ちなみにネット上に画家の人が描いたという絵が出ていたんだけど、それは一面グリーンで赤い点がある絵でした。
これは個人差や症状によってみんな違うのかもしれません。

あくまで私の場合ですが3つの丸の周りが白く光ってその周りはなんつーか60年代風のサイケデリックな模様がウニョウニョとうごめくような感じで、ときどき水で洗浄すると視界が流れて眼球がひんやりします。
色味は終始ピンク、イエロー、オレンジ、ホワイトといったこんなイメージでした。

そんなこんなで結構長く感じた10分が過ぎて看護師さんに両手をひかれて休憩室に戻り、15分ほど休んで問題が無ければ帰宅出来ます。
眼球保護のため大袈裟な眼帯を装着して結構目立つのでタクシーで帰宅。
翌日は眼帯をはずしてもらうために病院へ行き、その後は1週間ほど保護めがねと点眼薬を差しています。

仕事や日常生活にはすぐ戻れますが入浴洗顔は数日出来ませんし、酒なんか飲んじゃダメよとのことなのでノンアルです(笑)
これを読んでる方の中にも今後白内障手術を行う事になる方がいるかもしれませんが、またやりたいとは思いませんね。

ということで今回は〝♥たのしい白内障手術♥〟のお話でした。
模型の話より面白しれーじゃん、とか思われても困りますが(笑)いつか受けることになったバヤイにはこの記事を思い出して参考(にはならんやろ!)にしてみてください。

以上おしまい!!

ネタ切れです

2024-07-09 | Motorsport
暑いですねえ。
先日の静岡は40°だったそうでプラモも溶けちゃいそうですね。
新潟柏崎の模型展示会、楽しみにしていましたが今年も残念ながら参加出来ませんでした。

ところで映画〝FERRARI〟が公開になりましたね。
Mille Migliaという題材だけでも好きものにはたまりませんが、フォードVSフェラーリの監督を途中で降りたマイケル・マンの作品なので興味はあります。
ただいくつか予告編動画を見ただけですが、おそらく見に行けそうもない。
ちなみに海外では昨年暮れに公開されてます。

動画サイトにもあるクライマックスの事故のタイヤバーストのシーン。
あれはオッキ・ ディ ・ガット (occhi di gatto 「猫の目」)、所謂キャッツアイが原因なんですね。
疲労したタイヤをさっさと交換していたらひょっとして事故は起きなかったのかもしれません。

そうそう、しばらく音沙汰のなかったブラッド・ピット主演のF1映画。
タイトルが〝F1〟とそのまんまですが、先日のイギリスGP前に早速ティザー映像が公開になりましたね。
大ヒット〝トップガン マーヴェリック〟の監督はじめ錚々たる製作陣ですがさてどうなるか?
来年夏の公開が待たれます。


F1 - Official Teaser - Warner Bros. UK & Ireland



タイレル003はというと。
モノコックの上面に取り回してあるアルミっぽいパイプフレームを作りました。
これは一体何だろう?と思ったんですが、周りに沿ってパイピングがあるし、調べてみるとモノコックの後端でばっさりチョン切れています。
ただの補強材なんでしょうか?

これは目立つところなのでアルミワイヤーでそれっぽく。
メーターパネルからのパイピングも資料の数だけみんな異なるので適当に作っています。





※と、ここでTOSIHIROさんからコメントをいただきました。
このパイプが太いとカウルが上手く被さらなくなるとのこと。
あ、そうかと今更気がついて(笑)まだ研いでないカウルを被せてみました。

見たところ何とか収まりそうですが、右サイドはどこか干渉するのか浮いています。
ピンが長すぎるのかもしれませんが、華奢なミラーも付いてるしカウルの取り外しにも気をつけないと。
ここは調整しないとダメですね。





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先月からちょっと身の回りがドタバタしていて、月末納期の仕事もあり模型どころじゃない日々が続いています。
今日はもう一つ急なお荷物を抱えて暑さも加わりもうグッタリ。(Q_Q)↓

それでは皆様も熱中症に充分気をつけてお過ごしください。

1/12 タミヤ タイレル 003 : 13

2024-06-16 | 1/12 TYRRELL 003 :  TAMIYA



今年は梅雨入りが遅れているそうですね。
すでに全国各地35度越えになったり100年に一度の大雨が降ったり相変わらずの異常気象。
地震も心配ですが大丈夫と言われていた熊本や能登の例をあげるまでもなく、日本全国どこにいても安心出来る所などありませんね。

毎日時間を大事に使って過ごすよう心がけたいけれど、気がついたら〝あれ?今日は何をしたんだっけ?〟てな日が続くとやばいです。
寝る前に仕事や学校の時間を除いたその日の過ごし方を自己評価してみましょ。

今日は充実した1日だった(内容は何でもよろし)から85点。
今日はつまらんSNSをダラダラ見て過ごしてしまったから25点、とかやってみる。
若い頃は時間は無限にあるような気がしていましたが、遠くのほうにお迎えの人が見えて(爆)くる世代の人は一度考え直しましょう(笑)
...........てなこと書きながら老眼にむち打ってなかなか進まないタイレルに時間費やしている私はこれでいいのか?

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前回の続きです。

アルミワイヤーでウォーター・パイプを作りました。
曲げ易いように両サイドとも前、真ん中、後ろの3分割にしてまず真ん中の長い部分から。




両端に4mmプラパイプの輪切りを黒く塗って、ハセガワのミラーフィニッシュの細切りを巻いてゴムのサポート部を。固定金具は0.2mmのアルミ板の帯をΩ型に曲げてからボディにピンで固定しました。

左側の後ろ側はエンジブロック後端のリザーブタンクの所までS字に曲げて繋ぎます。
同様に右側の後部もクランク状に曲げてこんな感じ。






続いて前側です。
以前作ってあったラジエーターの両端の出っ張りのゴムバンドに向けてS字に曲げてますが、ラジエーターの支持アームをくぐり抜けてピッタリ合わせるのが結構大変。
アルミワイヤーは柔らかいとは言え4mm径なので、手で曲げるにしても長ければ良いけど短いので、くわえ部が樹脂のプライヤーで念のため傷が付かないようワイヤーに布を巻いて強引に曲げています。
それでも少し傷がついてしまいました。
途中から温度センサーの小さい出っ張りが出ているので、ここもアルミ棒とフレキシブルワイヤーでそれっぽく。
反対側も同様に。






コクピットの周りにまだゴチャゴチャといろいろありますがここは次回。
リヤのアッパーラジアスアームはまだ取り付けてありませんがひとまず4輪仮止めして雰囲気を見ます。

ここはノーズカウルが被さってしまうので完成後は見えなくなるんですが、手を入れた分メカメカしい雰囲気も出ました。
それなりにカッコいいんじゃない?てな感じで満足。




1/12 タミヤ タイレル 003 : 12

2024-05-30 | 1/12 TYRRELL 003 :  TAMIYA
まいど!〟と言われて〝おいど!〟と返す大阪人はどのくらいおるんかな?(^0^;)

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皆様こんにちは。
すっかりサボっていますが003も少しだけど進んでおります。
作ってあったDFVエンジンを載せました。

その前にフロントセクションはこんな感じになっております。
タイヤは仮止めしているだけです。




見出しの左画像はブレーキキャリパーにさかつうの六角フランジと1mm径のコードを繋いだブレーキライン。
右画像のタイロッドアームは片側のフックを切り落として左右90度回した状態に修正しています。

ロワアームとスタビを連結する短いロッドも片側をU字に曲げたアルミ板に変えて、こんな感じでアームにビス止め。↓↓↓
アップライトと上下アームはそれぞれ極小ビスで固定しています。




モノコックの後ろ側は手抜きです。
黒いオイルタンクとその下にV字に置かれた2つの電磁ポンプにはチューブを繋ぐピンが何本か出ていますが、ここのパイピングの資料が見つかりません。
どうせエンジンが付くので見えなくなるため、判る範囲で適当に繫いでおきましょう。




エンジンはロールバーの下辺にある2つの突起(青い囲み)に引っかけて、上の赤丸のピンにカムカバーから出ている三角のプレートのツメをはめるのですが、ここはうっかり見落としていました。

というのもこのキットはエッチングパーツが新たに追加されていて、このプレートにもエッチングパーツを貼りつけるのですが、その分厚みが増しているのでこのロールバーの内側に滑り込ませたくても入りません。
うっかりここは全く気がつきませんでした。
無理すると折れそうだし完成後にここが外れたらエラいことになるので、仕方なくロールバーの内側を削りエンジンをエポキシとシアノンでガッチリ固定しました。

あちこち弄っているうちにミラークロームで塗装したパーツは何カ所か塗料がはげてしまいました。
めんどくさ!と思いながらその都度上から吹き直しています。

引き続きアルミ棒をまげて側面のウォーターパイプの製作中です。
コクピットカウルを被せてみました、ようやくタイレルっぽい感じになってきましたよん。♪♪♪
続きはまた………..。(^^)/