Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

反社認定(5)

2021年02月15日 06時08分01秒 | Weblog
国は「赤木ファイル」の存在を認めるか… 自殺した財務省職員の妻、国に対し”次の一手” 記者解説
 「【雅子さんの代理人・生越照幸弁護士】
「本日、『文書提出命令』の申し立てを行いました」
 文書提出命令は、裁判所が当事者に対し、証拠となる資料を強制的に提出させる手続きです。今回のケースであれば、国が「赤木ファイル」の存在を認めた場合、まずは裁判官だけで内容を確認し、裁判を進める上で必要な資料だと判断すれば、提出を命じることになります。
 雅子さん側は、「精神的苦痛の程度を立証するためには、改ざんについての具体的な経緯を明らかにする必要がある」として、「文書提出命令」を申し立てたのです。


 私が原告代理人であれば、やはり文書提出命令を申し立てると思う。
 ここで、生越先生らが行ったように、「『慰謝料額の算定』に当たって必要」という主張を行うことが必須である。
 なぜなら、国・佐川氏の主張は、「改ざんの指示があったこと自体は争わない(自白成立)。よって、『改ざんの指示があったこと』は争点にならないので、当該争点との関係において、『赤木ファイル』の存在・内容を問題にする必要はない」という趣旨のものと思われ、この主張を潰しておく必要があるからである。
 つまり、この局面では、「改ざんの指示があったこと」ではなく、あくまで「慰謝料額」を争点とすべきなのである。
 国・佐川氏側としては、従前の主張を貫くか、あるいは、「赤木ファイル」の存在を認めたうえで自己利用文書などの例外を主張するか、という2つの対応が考えられるが、後者はなかなかリスキーに見える。
 もし開示すれば、岡口裁判官による「反社認定」は、解除されるかもしれないのだが・・・。
コメント
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