「へンくつ日記」

日常や社会全般の時事。
そして個人的思考のアレコレを
笑える話に…なるべく

「KY」についての興味深い記事

2007年12月21日 15時57分19秒 | Weblog

以下、抜粋記事…

現代は何かと人にレッテルを張る風潮がある。
「KY」 。いわゆる空気を読めない人というのもその一つ。
ともかく日本では、この空気(場の雰囲気)を
感じられるかどうかによって
人物評価や人間関係が決まりがちだ。

日本社会では「論理や事実ではなく
『空気』が意思決定の主役になり、またその『空気』が
風向きの変化によってよく変わる」
「そして、この『空気』に対して、
日本人の一人一人は無力である」
『冷泉彰彦 著「関係の空気」「場の空気」(講談社現代新書)』

確かに、小学校の友だち関係や若者の飲み会から、
大きくは政治・経済の動向まで。
“空気を読むべし”という集団主義の無言の指令が、
この国を強く支配しているように思える。

団結・協調は万事に大切だが、
善悪や真偽をなおざりにした付和雷同は、
かえって皆の利益を損ないかねない。
相次ぐ企業の商品偽装など、
社内のあらがえない「空気」が悪事を増長させた面がないか?

政治も然り。
マスコミ報道のかもし出す「空気」次第で
民意が右や左に揺れ動く近年の現象など、この典型であろう。

「空気」が「ある種の権力」になるような社会はそれほど危うい。


《上記の記事を読んで考えさせられた
 戦前、ドイツ国民はナチス台頭を熱狂的に歓迎した
 これも、当時の空気だったのだろう
 日本では、この「空気」に反抗してはいけないことわざは多いが
 「空気に流されるな」という格言は、極端に少ない
 例えば「内部告発」は、一見、空気に反抗しているように思えるが
 これも今の社会の「空気」
 明日になれば 違う「空気」が日本を支配する…
 ガチっとした精神の太い背骨…これが必要かも… 僕の場合 》

コメント
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