「へンくつ日記」

日常や社会全般の時事。
そして個人的思考のアレコレを
笑える話に…なるべく

“つつがない”人生…

2007年12月01日 12時48分48秒 | Weblog

30日にアップした『“今日”何かが起きる…かも』
のブログを見た人からお叱りのメールが届いた

「何も起こらなかったじゃないかっ!」 と…

絶句した僕は
「何も起こらなかった…のは
 もしかして…僕が何も起こさなかったから」
という、凄い飛躍した論理で(パラノイア?)
一瞬「何か起こさねば」(犯罪者心理?)
という考えが脳裏をかすめた…

その時、カミサンが丸めた新聞紙で
僕の頭を後ろから「バシッ!」
で…我に返った次第
ま、本当の話はこれくらいにして…



日常の挨拶で「何も起こらないこと」は
「お変わりなく=無事な事=良い事」として使われる
代表的なのは『つつがなく』だろうか

ツツガとは病気や災難を意味した古い言葉
「病気や災難がない」ことを祈った言葉だ

たしかに、病気や災難、事故は不幸だ
何事もないことを願うのは当然の事

しかしだ…
人生において、何事もないことはあり得ない
冒頭の写真のように、南国の海岸で
日がな一日過ごすような一生は
少なくとも庶民には現実的ではない


病気、災難、事故、そして老いと死
日常でも人間との摩擦、愛する者との別れ
経済苦、仕事の悩み、家庭の悩み…
前も見えないほどの「人生の吹雪」
いつも容赦なく襲ってくる
むしろ、それが当然のような気がする…


セキュリティーのCMで
人間と化した犬が「誰!? 誰!?」と
ビクビク暮らす様子が描かれているが
あそこまでとは言わないけれど
「ただ、ひたすら何事もない人生を望む」のは
少し、あの犬のようなイメージを抱いてしまう

もちろん、何事もない平和を望むのは
議論の余地はない

しかし、せめて日常の挨拶に
後ろ向きではなく、前向きでダイナミックな
「つつがに負けず」
というのを加えてはどうかしらん…

その言葉を、近所・友人・同僚への
励ましの挨拶に使う

「やあ、どうも。元気?
 今日もつつがに負けず頑張ろう
「はい、そちらこそ、つつがに負けず頑張って
という感じで…


そんな事を 南国の浜辺に寝そべりながら考えた…


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コメント (2)
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