こうばるのばあちゃんたちは、週2回、火曜日と金曜日に川棚町の「いきがいセンター」に通っている。 そこで、おしゃべりをしたりスポーツをしたりして終日過すことが楽しみなのだ。
私たちが「サカエさん」と呼んでいる岩永さかえさんもその一人。
そのサカエさんが、ダム小屋に寄った私に、「昨日、いきがいセンターから帰ってみたら、畑に立入り禁止の看板の建っとったとよ。負けるもんか!ね~え。」と言われる。
「えっ!看板が?」あわててサカエさんの畑まで走った。

確かに、道路工事のときに使うような看板が立ててある。
畑の前にあるサカエさんの家の塀には『水の底より今の故郷』と書かれた看板が外れないようにしっかりと固定されている。

元気でいつもニコニコして働き者のサカエさんの畑を、県が他の4軒の田んぼとともに収用するための採決申請書を収用委員会に提出したのは、昨年の9月5日だった。
それから10ヶ月あまり、今年6月22日に明け渡し採決が下りたのだ。
採決によると、畑は8月24日、田んぼは10月30日までに、明渡さなければならないとなっている。それを過ぎると、強制的に登記移転されて国のものとなる。
それで、サカエさんの畑は8月25日に所有権が国に移ったのだ。
そして昨日、県はサカエさんが留守の間に、サカエさんの畑に「無断使用禁止」の立看板を設置したのだ。
サカエさんの畑は、岩屋川と石木川に挟まれた静かなところだ。



畑には人参、さつまいも、ニラなどが植えられていた。
畑の周囲にはもみじ、ユズリハ、柿などの木々が植えられていて、柿の実はもう色づいている。

毎日、精を出して農作業をされていたのに、どんなにか悔しいだろう。
一支援者に過ぎない私でも、悔しいし腹が立つ。
必要の無い、無駄な公共事業である石木ダム建設のために、どうして大事な畑を手放すことが出来るだろうか!
「負けるもんか!」サカエさん、そうですよね。絶対に勝ちましょうね。
みなさん方の家も農地もそのまま残るように、一緒に頑張りますよ。
私たちが「サカエさん」と呼んでいる岩永さかえさんもその一人。
そのサカエさんが、ダム小屋に寄った私に、「昨日、いきがいセンターから帰ってみたら、畑に立入り禁止の看板の建っとったとよ。負けるもんか!ね~え。」と言われる。
「えっ!看板が?」あわててサカエさんの畑まで走った。

確かに、道路工事のときに使うような看板が立ててある。
畑の前にあるサカエさんの家の塀には『水の底より今の故郷』と書かれた看板が外れないようにしっかりと固定されている。

元気でいつもニコニコして働き者のサカエさんの畑を、県が他の4軒の田んぼとともに収用するための採決申請書を収用委員会に提出したのは、昨年の9月5日だった。
それから10ヶ月あまり、今年6月22日に明け渡し採決が下りたのだ。
採決によると、畑は8月24日、田んぼは10月30日までに、明渡さなければならないとなっている。それを過ぎると、強制的に登記移転されて国のものとなる。
それで、サカエさんの畑は8月25日に所有権が国に移ったのだ。
そして昨日、県はサカエさんが留守の間に、サカエさんの畑に「無断使用禁止」の立看板を設置したのだ。
サカエさんの畑は、岩屋川と石木川に挟まれた静かなところだ。



畑には人参、さつまいも、ニラなどが植えられていた。
畑の周囲にはもみじ、ユズリハ、柿などの木々が植えられていて、柿の実はもう色づいている。

毎日、精を出して農作業をされていたのに、どんなにか悔しいだろう。
一支援者に過ぎない私でも、悔しいし腹が立つ。
必要の無い、無駄な公共事業である石木ダム建設のために、どうして大事な畑を手放すことが出来るだろうか!
「負けるもんか!」サカエさん、そうですよね。絶対に勝ちましょうね。
みなさん方の家も農地もそのまま残るように、一緒に頑張りますよ。
サカエさんは落ち込んでもいないし、とても元気です。
「絶対に負けない!」と意気盛んです。
これからも応援よろしくお願いします。