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西風に吹かれて

日本の西端にある基地の街から、反戦や平和の事、日々の雑感を綴ります。

迂回道路工事①

2016-02-09 14:25:51 | 石木ダム
昨夕、石木川まもり隊のYさんより電話。
Yさんとは昨年5月に始まった「付替え道路工事」の阻止行動を9ヶ月に亘って一緒に闘った中だ。
「明日、迂回道路工事の現場に県と業者とやって来るって!いまチエちゃんから電話があったよ。」とのこと。チエちゃんとは、地権者のお一人であるKさんのことだ。
この9ヶ月の間に、地権者の皆さんと親しくなり意気投合し、お互い名前を呼び合う中にまでなった。

「うん。わかった。明日、こうばるへ行くようにします。」と返事。



マユミ砕石場下の石木郷から石木川を渡り、元砕石場の跡地を通り、県の求めに応じて土地を売却移転した人たちの代替墓地までの1.200メートルが「付け替え道路」と呼ばれ、1月に完成の予定だった。

しかし、その工事を9ヶ月に亘って地権者の皆さんと支援者とで止め、とうとう工事は中断し業者も撤退となった。先月29日には、現場に入れてあった重機類も全て撤去されたばかりだった。

県が今回着工しようとしている「迂回道路」は「付け替え道路」の先から左に折れる工事用道路510メートルのことだ。

昨年の10月20日に入札が行なわれ、発注された工事だ。

この工事にかかるためには、プレハブの第2ダム小屋や新しく出来た監視小屋を取り壊さなければ出来ない。

510メートルの道路のために、行政代執行をやるのだろうか?


頭の中でいろいろと思いをめぐらせたまま、まずはダム事務所前のテントへ。

「石木ダム建設絶対反対」の横断幕を結び、1時間ほどダム事務所前で座り込みをやって、岩屋の監視小屋へ向かった。





監視小屋には、もう地権者の皆さんや支援者のみなさんも大勢集まられていた。



午前9時30分、県のワゴン車に軽乗用車2台がやって来るのが見えた。

買収した空地に車を止め、こちらにやって来る。
ダム事務所の職員が所長以下9人と本庁から河川課企画監、ダム班の参事など5人、そして業者が3人。

どんなことがあっても、ここから先には一歩も入れないという決意をもって、私たちは岩屋郷の入口で待ち受けた。





「測量と伐採をさせて欲しい。お願いします。」と所長。
企画監、参事もそれぞれに工事に入らせて欲しいと言うけれど、ここでOKなどするわけがない。




何のために9ヶ月もの間、阻止行動を続けたと思っているんだ!

人権無視の公共事業であるダムを作らせないために頑張ってきたのだから、何度やって来られても、絶対に応じるわけはないのだ。


今日はみんなの団結でお帰り戴いたが、これからも地権者の皆さんと一緒に阻止していく決意だ。




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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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文字が (1yosihiro)
2016-02-12 03:11:43
写真は見えるけど比例して文字が小さくてよくみえません
大きく改善してください!!
返信する
ごめんなさい (そぷん)
2016-02-12 07:42:32
1yosihiroさま

図の中の文字が小さくて読みずらいということでしょうか。

元々この図の文字は小さくて読みにくいのです。
少し大きくしてみました。

はっきりわからなければ、佐世保市水道局に情報開示で資料請求ができますので、利用されてみてはどうでしょうか。
返信する

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