今朝は6時に佐世保を出発して、8時に九州電力本社前へ。
この時期は、全国的に電力会社の株主総会が開かれるのだ。
私たちが住む九州7県の電力をまかなう九州電力も、今日が株主総会の日だった。
脱原発運動を続け担ってきた市民の方々は、九電の株を買い「九電消費者株主の会」を組織し、株主総会で原発反対を訴え続けてこられた。
3.11の地震災害での福島原発事故後、初めての株主総会である。
呼びかけにこたえて、九州各地で“原発いらない”の気持ちを抱く、多くの市民が福岡に集まってきたのだ。
九電本社前には、4月20日からテントが張られ、市民の抗議が続いている。
本社前にも、株主総会が開かれる向かい側のホテルニューオオタニ前にも、市民がぞくぞくと集まってきた。
そして、株主の会の木村京子さん、チェルノブイリ支援九州の深江さん、小坂さん、被爆者の西山さんと、挨拶が続く。
私たちは、会場のホテルニューオオタニを人間の鎖でぐるりと取り囲む。
佐世保を出発するときは小雨まじりのお天気で、レインコートまで着てきたのに、参加者の熱気に押されたのか博多の空は、カンカン照りに。
午前10時、いよいよ株主総会開会。
私たち支援者は、天神の街へとデモ(若者はパレード?というのかな。)行進を開始する。
九州一の繁華街、車も人も佐世保などとは比べ物にならないほど多い天神で、デモ行進ができるとは、、、。表現の自由がある、デモをする権利がある、とは言ってもデモ申請も大変だったに違いない。警察との交渉も苦労があったに違いない。
「19日市民の会」のデモ申請係りとしては、頭が下がるな~。
デモ隊は天神を一回りして、再び九電本社前へ戻ってきた。
毎年、シャンシャンシャンで12時半頃に終わっていたという総会はなかなか終わらない。
若者たちは、反原発をテーマにした「博多にわか」をやったり、忌野清志郎そっくりさんが
「イマジン」を歌ったりと、なかなかのパフォーマーぶりだ。
そこへ、株主の会の木村京子さんが中間報告に見える。
「これまでの株主総会と違って、一般株主が発言をしている。初めての株主総会らしい総会だ。玄海1号機を停止するというような発言を引き出したい。」そう言って再びホテルへ向かわれた。
支援者の発言も、まだまだ続いていく。
屋久島から東北へ、災害救助犬と一緒に救助に行かれた方の話。
海からいつも観察しているが、玄海原発の防災対策は脆弱と話された、釣り好きの方。
このテントの中は、私の学校といったサーファーの若者。
午後2時過ぎ、総会が終了して戻ってきた株主から報告があった。
○総会の中で脱原発を訴えてきた。
○質問は例年の2倍の1時間半、会社の回答はすぐ終わった。
○1号機の老朽化については、解答が得られなかった。
○多くの株主が、回答になっていないと会社を批判した。等々。
しかし、提出した議案はすべて否決されたとのこと。
最後に声を大にして
「原発を止めるため、力を大きくして行こう!世論調査では国民の85%が原発を止めるべきだと思っている。やっと、多数派になれた。あと半年、原発を止めるために頑張ろう!
そうすれば、九州の原発はすべて止まる。」
と訴えられた。
真っ赤に日焼けして、くたくたに疲れたけれど、希望が湧いてくる今日の集会だった。
※九州電力の原発6機の内、現在玄海1.2号機、川内1号機が定期検査のため停止中。
玄海1号機、4号機は12月から定期検査に入る予定。川内2号機も9月から定期検査の予定。
この時期は、全国的に電力会社の株主総会が開かれるのだ。
私たちが住む九州7県の電力をまかなう九州電力も、今日が株主総会の日だった。
脱原発運動を続け担ってきた市民の方々は、九電の株を買い「九電消費者株主の会」を組織し、株主総会で原発反対を訴え続けてこられた。
3.11の地震災害での福島原発事故後、初めての株主総会である。
呼びかけにこたえて、九州各地で“原発いらない”の気持ちを抱く、多くの市民が福岡に集まってきたのだ。
九電本社前には、4月20日からテントが張られ、市民の抗議が続いている。
本社前にも、株主総会が開かれる向かい側のホテルニューオオタニ前にも、市民がぞくぞくと集まってきた。
そして、株主の会の木村京子さん、チェルノブイリ支援九州の深江さん、小坂さん、被爆者の西山さんと、挨拶が続く。
私たちは、会場のホテルニューオオタニを人間の鎖でぐるりと取り囲む。
佐世保を出発するときは小雨まじりのお天気で、レインコートまで着てきたのに、参加者の熱気に押されたのか博多の空は、カンカン照りに。
午前10時、いよいよ株主総会開会。
私たち支援者は、天神の街へとデモ(若者はパレード?というのかな。)行進を開始する。
九州一の繁華街、車も人も佐世保などとは比べ物にならないほど多い天神で、デモ行進ができるとは、、、。表現の自由がある、デモをする権利がある、とは言ってもデモ申請も大変だったに違いない。警察との交渉も苦労があったに違いない。
「19日市民の会」のデモ申請係りとしては、頭が下がるな~。
デモ隊は天神を一回りして、再び九電本社前へ戻ってきた。
毎年、シャンシャンシャンで12時半頃に終わっていたという総会はなかなか終わらない。
若者たちは、反原発をテーマにした「博多にわか」をやったり、忌野清志郎そっくりさんが
「イマジン」を歌ったりと、なかなかのパフォーマーぶりだ。
そこへ、株主の会の木村京子さんが中間報告に見える。
「これまでの株主総会と違って、一般株主が発言をしている。初めての株主総会らしい総会だ。玄海1号機を停止するというような発言を引き出したい。」そう言って再びホテルへ向かわれた。
支援者の発言も、まだまだ続いていく。
屋久島から東北へ、災害救助犬と一緒に救助に行かれた方の話。
海からいつも観察しているが、玄海原発の防災対策は脆弱と話された、釣り好きの方。
このテントの中は、私の学校といったサーファーの若者。
午後2時過ぎ、総会が終了して戻ってきた株主から報告があった。
○総会の中で脱原発を訴えてきた。
○質問は例年の2倍の1時間半、会社の回答はすぐ終わった。
○1号機の老朽化については、解答が得られなかった。
○多くの株主が、回答になっていないと会社を批判した。等々。
しかし、提出した議案はすべて否決されたとのこと。
最後に声を大にして
「原発を止めるため、力を大きくして行こう!世論調査では国民の85%が原発を止めるべきだと思っている。やっと、多数派になれた。あと半年、原発を止めるために頑張ろう!
そうすれば、九州の原発はすべて止まる。」
と訴えられた。
真っ赤に日焼けして、くたくたに疲れたけれど、希望が湧いてくる今日の集会だった。
※九州電力の原発6機の内、現在玄海1.2号機、川内1号機が定期検査のため停止中。
玄海1号機、4号機は12月から定期検査に入る予定。川内2号機も9月から定期検査の予定。