毎年9月に、陸上自衛隊西部方面普通科連隊は機関銃を担いで、佐世保市内の目抜き通り
3ヶ町・4ヶ町商店街をパレードする。
9月というのは、自衛隊の創立記念日があるためで、今年で55周年を迎えるとか…。
パレードが始まったのは、この西部方面普通科連隊が佐世保に駐屯するようになってからのことである。
この部隊は、九州地方の島々での防衛・警備と災害派遣を任務としており、通称「テロ対策部隊」ともいわれている。
買い物客や子どもたちで混雑する市中の商店街で、迷彩服を着た集団が、空砲とはいえ小銃を担いで行進する姿は
何とも異様な光景である。
9月7日、佐世保地区労から「中止の申し入れをしませんか。」と呼びかけがあり、ぜひ中止して欲しいと、
私も一緒に参加することにした。
最初は市長へ申し入れ。しかし、市長は所用のため出席せず、副市長が対応。
私たちが申し入れをするとき、市長はいつも所用だが、本当なのか?大いに疑問!
私たちは、「地球環境保全・平和都市宣言」(1989年)をして、「平和都市」をめざす佐世保市と相反するような
自衛隊のパレードを市としてはどう思うのか?自衛隊に中止するよう申し入れをして欲しいと頼んだ。
それに対して、副市長は「市としては、自衛隊と共存・共栄を目指している。自衛隊側の手続きは万全であり、
市民生活に支障をきたすことはないので、中止の申し入れはしない。」と言い切った。
ふ~ん。手続きがきちんとやられていたら、それでいいのか?自衛隊のパレードのために
アーケード内が混雑して、買い物客も困っているのに、これって支障がある状況ではないのか?
続いて、陸上自衛隊相浦駐屯地へ。
駐屯地の入り口を入ると左手に「ようこそ相浦駐屯地へ」の看板が…。
その看板の横にある受付で、参加者全員の名前を書いて、やっと申し入れの場所、
面会室へ通された。
隊員は、ここで家族や恋人と面会するのだろうか?それにしても6帖ほどの狭い場所である。
自衛隊から広報担当の方が2人、こちらが7人と報道関係者数人、すぐに一杯になって身動き一つ出来ない。
その中で、「自発的に中止して欲しい」旨を申し入れた。
しかし「機関銃は隊員がいつも持っているものであり、迷彩服は日常着用しているものである。自衛隊の本当の姿と言うものを見てもらい、市民のみなさんに理解してもらうためにパレードをやるのであり、中止は考えていない。」との回答だった。
外に出ると陸上自衛隊の広大な敷地が広がっていた。
隊員たちはここで、人を殺すための訓練を日夜続けているのだろうか。
3ヶ町・4ヶ町商店街をパレードする。
9月というのは、自衛隊の創立記念日があるためで、今年で55周年を迎えるとか…。
パレードが始まったのは、この西部方面普通科連隊が佐世保に駐屯するようになってからのことである。
この部隊は、九州地方の島々での防衛・警備と災害派遣を任務としており、通称「テロ対策部隊」ともいわれている。
買い物客や子どもたちで混雑する市中の商店街で、迷彩服を着た集団が、空砲とはいえ小銃を担いで行進する姿は
何とも異様な光景である。
9月7日、佐世保地区労から「中止の申し入れをしませんか。」と呼びかけがあり、ぜひ中止して欲しいと、
私も一緒に参加することにした。
最初は市長へ申し入れ。しかし、市長は所用のため出席せず、副市長が対応。
私たちが申し入れをするとき、市長はいつも所用だが、本当なのか?大いに疑問!
私たちは、「地球環境保全・平和都市宣言」(1989年)をして、「平和都市」をめざす佐世保市と相反するような
自衛隊のパレードを市としてはどう思うのか?自衛隊に中止するよう申し入れをして欲しいと頼んだ。
それに対して、副市長は「市としては、自衛隊と共存・共栄を目指している。自衛隊側の手続きは万全であり、
市民生活に支障をきたすことはないので、中止の申し入れはしない。」と言い切った。
ふ~ん。手続きがきちんとやられていたら、それでいいのか?自衛隊のパレードのために
アーケード内が混雑して、買い物客も困っているのに、これって支障がある状況ではないのか?
続いて、陸上自衛隊相浦駐屯地へ。
駐屯地の入り口を入ると左手に「ようこそ相浦駐屯地へ」の看板が…。
その看板の横にある受付で、参加者全員の名前を書いて、やっと申し入れの場所、
面会室へ通された。
隊員は、ここで家族や恋人と面会するのだろうか?それにしても6帖ほどの狭い場所である。
自衛隊から広報担当の方が2人、こちらが7人と報道関係者数人、すぐに一杯になって身動き一つ出来ない。
その中で、「自発的に中止して欲しい」旨を申し入れた。
しかし「機関銃は隊員がいつも持っているものであり、迷彩服は日常着用しているものである。自衛隊の本当の姿と言うものを見てもらい、市民のみなさんに理解してもらうためにパレードをやるのであり、中止は考えていない。」との回答だった。
外に出ると陸上自衛隊の広大な敷地が広がっていた。
隊員たちはここで、人を殺すための訓練を日夜続けているのだろうか。