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時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

櫻井よしこ氏の外務省批判は絨毯攻撃?三宅博氏の見解との違い~外務省責任論の思考停止

2017年12月04日 | 政治

★ 杉田水脈氏の新刊本に櫻井よしこ氏との「特別対談」があり、それを読んで驚いた。

その中で「外務省」について(私も外務省、外務大臣について思うことがあるが)櫻井よしこ氏は著書の中で杉田水脈氏に次のように「説明」する。申し訳ないけれどこれはあまりにも幼稚である種の「絨毯攻撃」ではないかと思った。

>『なぜ外務官僚は慰安婦問題に反論しないのか』~卑しい外務官僚の思い込み

ヘンリー・ストークスさんが著書の中で「日本に赴任した時、外務省関係者の接待で女性を勧められた」と書いていた。(「英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄」祥伝社新書)にも書いていたが公平を期する為に言えばそのような慣習は日本だけでなく世界中どこでもあったと書いている。佐藤優さん・鈴木宗男さんも外務官僚が夜の席でいかに変な人たちになるかって書いているじゃないですか。・・・その上でいわゆるエリート外交官たちの中に、卑しい考えを持った人がいて、そういう人たちが自分を基準に物事を判断した結果、軍隊なんてもっと野蛮だから、日本軍は慰安婦の強制連行をやったに違いない、という結論に達して、この慰安婦問題がこじれる原因を作ったのではないかと思ったの。私の想像は間違っているかも知れないけれど、そうとでも考えなければ本当に説明がつかない。(以上は「韓国人の皆さん、『強制連行された』で本当にいいの?」より櫻井よしこ氏特別対談

上記の絵はYohkanさま

★ これで「納得」するよりも、笑いが込み上げてくる幼稚さ、考えの浅さ、心の中の文化の希薄さ、それこそ「卑しさ」が出ているように思う。これは「女性だからこう考える」というものではない。まるで三流週刊誌ではないか。

櫻井さんは吉村大阪市長がサンフランシスコ市の慰安婦像反対で闘っていた時、どのようにお考えかしら? また自民党で「ホシュ」を称するN議員など、維新の馬場幹事長が国会質疑で安倍総理に「誠に遺憾」という答弁を引き出してから「私は最初から吉村市長の考えを支持していた」とツイートするなど・・・

三宅博氏は外務省について下記のように話しておられた。

【三宅博】日本政府は正気か?対北制裁と朝銀救済の落差、外務省責任論の思考停止[桜H28/12/16]

国を想う国会議員達が、国会中継だけでは伝えられない政治の動きを、ビデオレターで国民の皆様にお伝えするシリーズ。今回は三宅博前衆議院議員から、日本独自の対北朝鮮制裁のお粗末な内実と、「外務省責任論」の悪質さについて強く抗議していただきます。

(★・・・5分30秒から櫻井よしこ女史の外務省論を批判しています)

保身第一の外務省官僚が政府に逆らってそういうことをするはずない、内閣がが真剣に取り上げる姿勢が見られないので役人もそれに添った動きをしているだけ。安倍総理の姿勢にも厳しい意見を述べている。

国民は厳しく内閣に問うていかないとならない。この動画はだんだん熱くなる、三宅先生ならではのお話で、なつかしく、またこのような素晴らしい三宅先生に巡り合えて私はこの上なく幸せだった!!!

「政治家は名を残そう」など思ってはならないと三宅博氏は説く。

政治家が自分の手柄を遺そうとか歴史に名を刻もうとか、こんなことをしたらとんでもない、国の政治を誤る原因になるんです。
政治家というのは手柄を取りにいくなどと絶対にしてはなりません。
何よりも国益を最優先にしてその中で自分がどんな形で消え去っても覚悟を決めてやっていくべきなんです。

名を遺そう・手柄を遺そうというのは政治家が最も政治を誤る根源的な部分があると思います
。(以上、三宅博氏)

http://blog.goo.ne.jp/yaonomiyake/e/68e78668a401b3e10ee05565b0cd7611

 

石井望長崎純心大学准教授は「三宅先生は一点の曇りもない政治家だった」と仰る)

日本の生き残りをかけて国政を運営しなければならないと・・・三宅氏はこの時はあと半年あまりの生命だったことを思うとその「赤心・誠意」でどれほど訴えられたか、感動してしまう。

また、クライン孝子氏はドイツで慰安婦プレートを現地の大使館・領事館の方々と一緒になって、それを外させた。「一緒にやらないと力の結集が出来ない」「人数が足りないのよ」「私も現場よ」と仰っている。現地で頑張っている外務省・領事館の方々のことも知ってほしい。http://blog.goo.ne.jp/bellavoce3594/e/f6c8e2aaf5e45cb766f9b8009a8f60b7

 

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マリオ・デル・モナコが歌うプッチーニ『トゥーランドット』~誰も眠ってはならぬ・・・最後のところの歌詞は「私は勝利を得るだろう」

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コメント (2)
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