ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

自分で考えろ!

2012年06月10日 | 戯言
昨日の夜のバラエティ番組で芸人 加藤浩次が若手に対して説教してました。
飲み会が仕事になる不可思議な番組ですが、酔っ払っての本音(なのかヤラセなのかは解りませんが)は至極真っ当な言い草という印象でした。

今時の若者は指示待ち人間だとか、言われたことしかしないとか、よく言われたものです。
その元凶の一つと言われた大学の入試も暗記主体から考えるチカラを試す問題に改革しようとしています。
ちなみにオヤジは暗記主体だったから考えるチカラが弱くなったわけではないと思っていますけど。

サッカー日本代表もジーコ監督の頃に同じようなハナシがありました。
個々のイマジネーションを身上とするブラジルサッカーには、言われたことをしっかりとやろうとする日本人には向かなかったんでしょうか。
その点はザックジャパンでも時折顔を覗かせるような気がします。

やや無理やりの話題振りですが、福岡市民オーケストラもいよいよ本番前1週間となりました。
今日の指揮者練習で指揮者から冷静な口調で、だからこそ相当に不満だろうなと感じたこのセリフ。
何十人でアンサンブルをするオーケストラだからこそ、指揮者の振っているとおりに弾くことに一生懸命なだけではダメで、一人ひとりが技量の差こそあれ、集中して取り組むことを改めて強く求められました。
集中するってことは、結局こういうことなんだと思います。

これは決して自分「勝手に」考えることではありません。
なんばでの通り魔犯人の理屈は、まさに自分勝手に考えたもの。
基本や定石を踏まえてこそ活きる考えるチカラ。
そういった点で、基本や定石という面から暗記を疎かにすることにはいかがなものかと思うのです。




コメント
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