教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

将来の夢とか

2009-10-29 00:02:48 | オタネタ全般
ふと思ったのだが、今のわたしには将来の夢がほとんど無いことに気がついた。

財務的な意味での将来のビジョンというものは多少ありはする。
だが、夢ともなると案外ない。
これは学生のときに描いていた将来の夢が既にかなってしまったことに由来する気がする。

学生のときの将来の夢はこうだ。

・技術屋になること
・自分の手で世界一のものを作り上げること

このうち「技術屋になること」というのは案外カンタンで、工学部系の院卒だったらよほど高望みしないかぎり難しくはない。
事実わたしが就職活動したときも、資料をとりよせたのは1社だけ、会社見学に参加したのも1社だけ、就職面接したのも1社だけという、あまり活動らしい活動もしないまま就職先が決まってしまったくらいである。

つぎの「自分の手で世界一のものを作り上げること」というのは、わりと偶然による要素が強い。
会社の仕事でそういう製品を作る部隊に配属されたためだ。
最近の工業製品というのは1人で全部理解できるほどカンタンではないので、それなりの人数をかかえてプロジェクトチームを組んで仕事をすることになる。
そのプロジェクトチームで作るものがたまたま世界一の性能をたたき出したというわけで、1人あたり(というか、わたし1人あたりというか…)では案外たいした寄与率ではないかもしれないが、まあ一応夢はかなったことにはなる。

これからのことについては、あえて言うならば

・歳くっても技術屋としてやっていける実力を備えていること

というモノもあるにはある。
だが、こういう保守的すぎる夢は将来の夢とは言いがたいものがある。
まあこれは中学生が
「将来の夢は市役所の職員として慎ましく安泰に人生を送ること」
というくらい夢らしからぬ夢であろう。

私生活においても1人暮らしならばエサ代は1人分しかかからないわけで、当面それに困るとは到底思えない。
だから家計における財務的なビジョンというものはあっても、たとえば将来自分の一戸建ての家を持ちたいとかそういう夢を語ってガマンして生きる必要もないわけだ。
現状では家族と住宅ローンがあると家計収支は大きく赤字になっているのが普通かもしれないし、景気が回復するまでジリ貧を強いられているのかもしれないが、1人暮らしであれば別に遊び金に不自由することもなく楽しく生活していける。
わたしからすれば、カネねえのに家族と住宅ローンかかえてヒィヒィ言ってるなんて自業自得だとしか思えないわけだが、まあそれは人それぞれということでここではほっておこう。



さて。

いまここで将来の夢というのを新たに設定してみようかと思う。
10分ほど考えたところ、当blogの執筆者たるわたしにふさわしい夢として以下の2つを思いついた。

・自分がハマれるキャラクターを自分で作ってみること
・2次元のほうがマシだというこのオタ哲学を完成させること

こういうのはどうだろう。

1つ目。
これに関しては、ときおり創作意欲というものが沸くこともあり、ためしに短編小説を書いてみたりとかイラストを描いてみたりとかすることもある。
前にも超解釈のシンデレラ(※1)を書いたこともあるように。

現状ではわたしがハマるキャラクターというのは全てだれかの作品なわけで、それが可能かどうかはおいといて、そうやって自己完結させるのを目標に設定してみるのもおもしろいかもしれない。
ただ、こういうのは試しにやってみた程度のもので、あまり気合いいれてやってみたことはない。
たまには本気で創作してみるのもおもしろいかもしれないと思うわけだが、どこまで気がのるかどうか・・・。
少なくとも現状ではblogを執筆することで創作意欲を消耗しているような気もする。

2つ目。
これに関しては、既に現在進行形で実行していることになる。
まあゴールにたどり着くかどうかはおいといて、思いつきでblogに書きなぐっていれば、まあぼちぼちネタは蓄積されていくであろう。

そもそも執筆活動というのは、しょっぱなの出だしのところだけ思いついてとりあえず書き始め、書いている最中に展開が自然発生してくるというのはよくある。
作家によってはこういうのを
「神が降りてきた」
と表現する人もいる。
当blog記事でも実際そうやって完成した回もたくさんある。
だから思いつきのまま脳の中にしまっておくよりも、こうやって文章にしてとっておくのは何かしら考察を深める手助けになっているに違いない。

まあ、いつか二次元オタ哲学が完成する日を願って、このまま続けましょうということにでもなるのかな?



【※1 超解釈のシンデレラ】
黒いシンデレラ
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20090228