教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

あえてまちがった風呂の入りかた

2009-10-22 00:01:45 | オタネタ全般
風呂に入る理由は人ぞれぞれかもしれないが、キホン的には人体を清潔に保ち病原菌に対する耐性を高めるのが大前提だろう。

しかし!

それ以外の目的で風呂に入る用途もある。
風俗的な意味ではない。
当blogで語るにふさわしいような変質的な意味での用途である。

それをこれから語ろう。



まずふつうにお湯をためる。

ふつうに風呂に入って体を洗う。
これは通常用途としての風呂の機能を使わないまま終わるのはもったいないからであって、好みで省略しても良い。

それがすんだら風呂の電気を消す。
実は慣れたら真っ暗闇でも体を洗えるので本来はそれが望ましいが、なれないうちは洗った後で電気を消しても良い。

電気を消すというのは視覚情報を全部消去するためである。
おなじように聴覚情報も全部消去しなければならない。
したがって窓は閉めるべきだし、換気扇も止めたほうが望ましい。
もちろんTVをつけっぱなしで風呂に入るのも不可。

そして真っ暗闇で音も聞こえない状況下で1時間くらい風呂につかり続ける。
1時間くらいというのは感覚的な話であって、このへんはだいたいでいい。
そもそもこれに成功すると時間の感覚がわからなくなるから、本当に1時間くらいたったのかどうかすらわからなくなる。

なお、風呂につかり続けられないほど湯温が高いのは失敗である。
また汗をかきすぎてのどの渇きをおぼえるようでも失敗である。
そのへんは注意してやってみよう。

さて、1時間くらいたつとどうなるか?

だんだん自分の皮膚と湯のあいだの境界があいまいになってくる。
自分の体からダシがとれるからなのか、皮膚が水を過度にすってふやけるからなのか、それは良くわからん。
ひょっとしたら水棲の哺乳類はこういう感覚でいるのかもしれん。

それから、だんだん起きているのか寝ているのかもよくわからんような曖昧模糊とした状態になってくる。
意識があるから寝ていないのは確かだが、起きて活動しているときほど冷静沈着に頭が冴えているわけでもない。
フトンに入って眠りにつくまでのウトウトとした状態が延々と続いているのに近いといってもいいかもしれない。

この状況下では、脳はふだんの生活では出力しないような妙なことを考える。
眠りの浅いときにヘンテコな夢を見てしまうのにも少し近い。

さて、それが何たるかはやってみてからのお楽しみだ。
お試しあれ。



追伸:

参考となる過去記事を以下に記す。

リアルワールドがリアルさを失うとき
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20081220