教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

10年後にはテレビは存在していない?

2009-10-12 00:05:56 | 経済/経済/社会
若手社員が次々と辞めていくテレビ業界 「彼らは10年後にはテレビは存在していないと考えている」
http://kanasoku.blog82.fc2.com/blog-entry-11947.html
http://npn.co.jp/article/detail/44283433/

(前略)

加えてテレビ界に起こっているのが人材流出という危機的状況だ。なんと入社して5年目までの局員が次から次へと転職してしまうのだ。「彼らは10年後にはテレビは存在していないと考えています。給料の激減も影響している。実はテレビ局の基本給はメーカー並み。残業代に支えられてきた。好きでないとテレビは作れない。しかも、テレビ屋はつぶしが聞かない代表的な業種。仕事を覚えたばかりの人間の流出に局も頭を抱えている」(制作関係者) テレビ界に未来はあるのか…。

(引用おわり)



なかなか興味深い記事をみつけた。
既にTV局は魅力的な職場ではなくなっているようだ。

かつて10年前はTV局は人気のある職場だった。
わたしは例外的にアニメ番組だけ好きだが、キホン的にTV番組は好きではない。
なのでTV局に就職したいとは全く思わなかったが、まわりにはTV局に就職したいなどと言っていたヤツらはけっこういた。

わたしは今は技術屋であるが、かつては工学部系の学科の大学生だった。
今は知らんがそのころは工学部でもTV局に就職したいというヤツらは一定数いるものだった。

たいがい工学部の学生は製造業など技術系の会社に就職し、研究/開発/設計/SEなどを希望するのがふつうである。
ところがどっこい、TV局に就職したいというヤツらは一般の工学部の学生とは少しズレていた。
たいていそういうヤツらは工学部の学生のくせに技術にはまったく興味がないヤツらだった。
(例外的に給料がいいからという理由でTV局がいいという普通のヤツもいるにはいたが・・・)

技術屋は酒の席でもテクノロジーの話で盛り上がってこそ技術屋だ。
だがヤツらは
「せっかくプライベートなんだから、そんな勉強みたいな話はするなよ!」
とイヤがるような有様だった。
わたしにしてみれば、ヤツらがなんで工学部に来たのかフシギでしかたがない。

そんなヤツらは研究/開発/設計/SEとして働くなんてまっぴらゴメンだというのも当然だろう。

わたしは別に彼らのことを優秀か優秀でないかということを決め付けたいわけではない。
しかし、技術系の人材としてそんな人材ばかりとるような会社(いわゆるTV局)に未来はあるのだろうかという気は少し感じていた。

技術面から言っても、NHKだけは別格だが、あとの民放は語りたくないような程度のものでしかない。
番組の程度から言っても、最近はかなりアレなのは周知のとおりである。

そして今。
TV局は職場としての魅力を失いつつある。
わたしは趣味で株をちょいとだけやっているが、新聞と地上波TV局だけは絶対買いたくない。

ここで書いたことは全体のうちでのほんの僅かな一部分でしかないが、あるいみ必然を感じてしまうのはわたしだけではないだろう。