かつて、人はみな平等であった。
いや、平等というより画一的であった。
新入社員は軽自動車、先輩はカローラ、課長はマークII、部長はクラウン、かつてはそんな無個性な時代だった。
しかし!
今は違う。
人の好みの多様化が許容される時代になった。
予め決められたものではなく、自己の中にある絶対的な価値基準を問う時代となった。
新入社員は軽自動車からはじめる必要もないし、部長は無理してクラウンを買う必要もなくなった。
よき時代になったものである。
ここでは別にマイカーの話をしたいわけではない。
わたしはおっぱいの好みの話をしたいのだ!
この前のアレ(※1)といい、またアホさ際立つ話題だと自分でもアタマ痛いやら呆れるやら(笑)。
さて、おっぱいの好みというと何だろうか?
そりゃあもちろん巨乳派か貧乳派かの派閥争いになる。
かつて派閥争いはあったのか?
巨乳派や貧乳派という派閥争いはかつては存在しなかった。
・・・ような気がする。
では、かつてはどうだったのか?
他の工業製品同様、画一的な価値基準によって商品が提供されていた。
最大公約数的な内容、すなわちどのヒロインでもややデカいおっぱいが標準装備される傾向が強かった。
・・・ような気がする。
この「ような気がする」は本当に正しいのか?
それを検証した結果を以下に記そう。
1994年~2005年発売のギャルゲー7タイトルについて調査を行った。
統計解析をする元データは、主人公と同学年または高校生のヒロインのバストサイズである。
詳しくは上の画像をクリックしてほしい。
年上/年下的なあつかいだと余分に増量/減量されていて統計的な意味をなさない可能性があったので、全ヒロインではなく対称人物に制限をかけてある。
なので、一般にいうところのロリキャラは統計から排除されていると思って見てほしい。
またエロゲーではオトナの事情で全員18歳以上の成人であるという公式見解になっているケースも多いが、それはオトナの事情を汲んであげて補正をかけることにする。
ToHeartのマルチとセリオはどう分類していいものやら困るものがあるので、この2名(というか2体というか)は統計から除外した。
わたしがプレイしたことのないタイトルも含まれるので、どっか間違いが混入しているかもしれないと予めいいわけしておく。
じつはこれ、統計解析の結果が信頼に足ると言えるほどサンプル数が無い。
しかし、わたしがサンプルをかき集めるのにいいかげん飽きてきたのでこれくらいで先に進む。
上のグラフは横軸をタイトル発売年にとったバストサイズの平均値をもとめたもの。
下のグラフは横軸同じでバストサイズの標準偏差をもとめたもの。
これから次のことがわかる。
バストサイズの平均値は減少傾向にある。
バストサイズのバラツキは増加傾向にある。
これの解釈はこうだ。
・かつてのほうがおっぱいは少々デカめのものがついていた。
・現代は平均的にはおっぱいは小さくなる傾向にあるものの、サイズのバラツキが大きいため、巨乳ヒロインは今まで通り一定数いるままに、貧乳ヒロインの比率が大きく増加している。
・また『どのヒロインでもややデカいおっぱいが標準装備される傾向が強かった』とした先の仮説も正しい。
これで解ったろう。
現代は貧乳ヒロインの需要が高まっているのだ。
とりあえずヒロインはややデカいおっぱいにしておけば無難であると考えられていた古き時代は過ぎ去ろうとしている。
貧乳派にとって何と過ごしやすい時代となったものか。
貧乳派のわたしとしては価値観の多様性バンザイといって締めくくりたい。
【※1 この前のアレ】
あずさと千早のおっぱいを科学する
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20090924
いや、平等というより画一的であった。
新入社員は軽自動車、先輩はカローラ、課長はマークII、部長はクラウン、かつてはそんな無個性な時代だった。
しかし!
今は違う。
人の好みの多様化が許容される時代になった。
予め決められたものではなく、自己の中にある絶対的な価値基準を問う時代となった。
新入社員は軽自動車からはじめる必要もないし、部長は無理してクラウンを買う必要もなくなった。
よき時代になったものである。
ここでは別にマイカーの話をしたいわけではない。
わたしはおっぱいの好みの話をしたいのだ!
この前のアレ(※1)といい、またアホさ際立つ話題だと自分でもアタマ痛いやら呆れるやら(笑)。
さて、おっぱいの好みというと何だろうか?
そりゃあもちろん巨乳派か貧乳派かの派閥争いになる。
かつて派閥争いはあったのか?
巨乳派や貧乳派という派閥争いはかつては存在しなかった。
・・・ような気がする。
では、かつてはどうだったのか?
他の工業製品同様、画一的な価値基準によって商品が提供されていた。
最大公約数的な内容、すなわちどのヒロインでもややデカいおっぱいが標準装備される傾向が強かった。
・・・ような気がする。
この「ような気がする」は本当に正しいのか?
それを検証した結果を以下に記そう。
1994年~2005年発売のギャルゲー7タイトルについて調査を行った。
統計解析をする元データは、主人公と同学年または高校生のヒロインのバストサイズである。
詳しくは上の画像をクリックしてほしい。
年上/年下的なあつかいだと余分に増量/減量されていて統計的な意味をなさない可能性があったので、全ヒロインではなく対称人物に制限をかけてある。
なので、一般にいうところのロリキャラは統計から排除されていると思って見てほしい。
またエロゲーではオトナの事情で全員18歳以上の成人であるという公式見解になっているケースも多いが、それはオトナの事情を汲んであげて補正をかけることにする。
ToHeartのマルチとセリオはどう分類していいものやら困るものがあるので、この2名(というか2体というか)は統計から除外した。
わたしがプレイしたことのないタイトルも含まれるので、どっか間違いが混入しているかもしれないと予めいいわけしておく。
じつはこれ、統計解析の結果が信頼に足ると言えるほどサンプル数が無い。
しかし、わたしがサンプルをかき集めるのにいいかげん飽きてきたのでこれくらいで先に進む。
上のグラフは横軸をタイトル発売年にとったバストサイズの平均値をもとめたもの。
下のグラフは横軸同じでバストサイズの標準偏差をもとめたもの。
これから次のことがわかる。
バストサイズの平均値は減少傾向にある。
バストサイズのバラツキは増加傾向にある。
これの解釈はこうだ。
・かつてのほうがおっぱいは少々デカめのものがついていた。
・現代は平均的にはおっぱいは小さくなる傾向にあるものの、サイズのバラツキが大きいため、巨乳ヒロインは今まで通り一定数いるままに、貧乳ヒロインの比率が大きく増加している。
・また『どのヒロインでもややデカいおっぱいが標準装備される傾向が強かった』とした先の仮説も正しい。
これで解ったろう。
現代は貧乳ヒロインの需要が高まっているのだ。
とりあえずヒロインはややデカいおっぱいにしておけば無難であると考えられていた古き時代は過ぎ去ろうとしている。
貧乳派にとって何と過ごしやすい時代となったものか。
貧乳派のわたしとしては価値観の多様性バンザイといって締めくくりたい。
【※1 この前のアレ】
あずさと千早のおっぱいを科学する
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20090924