299、ジャイアンツ連覇ならず

昨年のスーパーボウルを制し、今年はNFCの第1シード権を獲得したニューヨーク・ジャイアンツがプレイオフ初戦で敗退し、スーパーボウル2連覇はなくなりました。
現地11日に行われたフィラデルフィア・イーグルスとのディビジョナル・プレイオフで、11対23といいところなく敗れました。
昨年は、ワイルドカードでプレイオフに進出したジャイアンツは、ロードで戦い続けながら頂点まで登り詰めました。
去年に比べ、今年は本拠地で戦う権利を得ながら初戦敗退です。
有利な状況でのプレーオッフでしたが、負けたら終わりと言うトーナメントの一発勝負では何が起こるか分かりません。
司令塔のQBイーライ・マニングは去年に比べ成長したプレイを見せていましたが、この試合ではTDパスが1つもありませんでした。
思えば去年のスーパーボウル優勝も綱渡り的、奇跡的な勝利でした。
一方、兄ペイトン・マニング（インディアナポリス・コルツ）もプレイオフ初戦で敗退していて、一昨年の兄、昨年の弟と続いた兄弟でのスーパーボウル3連覇もなくなりました。

ちなみに、連敗が続いていたデトロイト・ライオンズは16連敗でレギュラーシーズンを終えました。
これは1976年に14連敗を喫したバッカニアーズ以来のシーズン無勝利で、レギュラーシーズンが16試合制になってからは史上初の全敗でした。
「275、ライオンズ14連敗」を参照