302、コリアン・タウン（5Th＆30～33St）

5番街と7番街の間、30St～33ST辺りはコリアン・タウンと呼ばれ、韓国の店がたくさんあり、ここでは本格的な韓国料理が食べられます。
コリアン・タウンは24時間営業のレストランが多く、この辺りを通ると1日中焼肉の匂いがします。
焼肉だけでなく刺身も食べられます。
しかもボリュウムがあって満腹になります。
日本食レストランで刺身を食べると値段の割に量が少なく、韓国レストランは値段の割に量が多いのでよく行きました。
レストランだけでなく、韓国系企業、スーパー、コスメ、アクセサリーなどの店が集まっていて、ハングル文字や漢字があふれてイます。
ニューヨークには多くの韓国人が住んでいて、クイーンズ地区やニュージャージーにも韓国人が多く住んでいる地域があります。

韓国から移住してくる人の成功のステータスは自分のお店を持つことです。
（日本人は駐在員として赴任してくる人が多いので何年かすると日本に帰りますが、韓国人は永住する人が多い）
「54、マフィア来たる」でも書きましたが、ニューヨークの八百屋の90％は韓国人です。
彼らは4～5人でグループを組み、まず１人が店を出すように協力します。
2人目、3人目と順番に店を持っていきますが、そこは人間、ときに仲間割れもあります。
私の友人の韓国人は、仲間に金を持ち逃げされたと嘆いていました。
「162、かつら屋（Wig Shop）」を参照