ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

1315、撃つな!

2011年10月22日 | Weblog
リビアの国民評議会(NTC)は20日、最高指導者だったカダフィ大佐が死亡したと、中東の衛星テレビ、アルジャジーラを通じて伝えました。
血にまみれたカダフィ大佐とみられる映像が公開されています。
拘束された後射殺されたようです。
最後の言葉は「撃つな!」だと伝えられています。
1257、大佐は何処へ」で生き恥を晒したくないのではないか、と書きましたが、やはり生きたかったようです。
“砂漠の狂犬”と呼ばれ42年にわたってリビアを支配し、強権政治で多くの人を殺害してきましたが、最後は自らその報いを受けました。

中東・北アフリカ地域で政権が崩壊したのはチュニジア、エジプトに続きリビアが3カ国目ですが独裁者が死亡したのは初めてです。
今年1月のチュニジアでの政変に端を発した民衆運動「アラブの春」は、2月半ばにリビアに波及し、3月末に北大西洋条約機構(NATO)による空爆が始まりました。
大佐は徹底抗戦の構えを崩さず、首都トリポリが陥落した8月以降も、衛星放送などを通じ「売国奴や異教徒、ネズミどもを絶滅せよ」などと支持者に訴えていましたが、最後はネズミのように土管に隠れていたところを発見されました。


オバマ米大統領は20日、リビアの元最高指導者カダフィ大佐死亡の発表を受け、リビア国民が「革命に勝利した」と祝意を表明しました。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿