1458、陸にクジラ

栃木県宇都宮市で1000万年前のものとみられる巨大なクジラの祖先の、ほぼ完全な化石見つかりました。
今回見つかった化石は、ナガスクジラやミンククジラの祖先にあたる種と考えられ、体長およそ8メートル、頭から尻尾の部分の骨までそろっていました。
なぜ海のない内陸の栃木県で、クジラの化石が見つかったのか。
1000万年前の関東平野は、現在の栃木県や群馬県を含む大部分が海の底でした。
宇都宮市や前橋市は関東平野の最北西に位置していて、すぐ北や西は山になっています。
両市がある栃木県や群馬県は本州のほぼ真ん中に位置していて、太平洋や日本海から遠く離れていて海無し県です。
宇都宮でクジラの化石が見つかったということは、1000万年前は前橋辺りでもクジラが泳いでいたことになります。
1000年前は平安人が住んでいました。
「1151、連休中は活況」
「1262、早朝3時から並ぶ」
「1288、ドイツフェスティバル」などを参照

50年近く前、私の高校入試の社会科で「海無し県はどこか？」という問題が出ました。
私が正解したかは？（あまり勉強しなかったから。）
他にどんな問題が出たか覚えていませんが、これだけは今でも覚えています。
「1348、200回」を参照
ちなみに海無し県は埼玉県、栃木県、群馬県、山梨県、長野県、岐阜県、滋賀県、奈良県の8県です。
奈良県以外の7県はすべて隣接していて、本州の中央部に位置しています。