ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

1196、ビワ

2011年06月25日 | Weblog
昨日は全国的に厳しい暑さになって、埼玉県熊谷市で39.8度を記録し、6月の国内の最高気温を20年ぶりに更新しました。
1195、暑くなりそう」で、前橋は今日(24日)も35度を超えそう、と書きましたが、38.3度まで上昇し、うだるような暑さでした。

1133、復旧進む」などで蔵の写真を載せましたが、蔵の前にあるのはビワの木です。
この木は私が子供のころからあったので70~80年以上はたっていると思います。
足場を組んだり、瓦を屋根に運ぶため枝を大分切りました。
本来はもっと枝が張っています。
何という種類のビワか分かりませんが大きな実で味も良く、毎年実をたくさん生らせます。
裏の畑に種類の違うビワを4~5本植えていますが、大きさも味もこの木の実にはかないません。
子孫を残そうと思って何度か「接ぎ木」を試みましたが、全て失敗。
仕方なく“実生”で育てていますが親木に比べ実は小粒です。
ビワの葉を煎じて飲むと体に良いと言われていて、何人か定期的に取りに来ます。
種も同様で、焼酎に浸けるからと言って取りに来る人もいます。(実は食べる)
全く手入れをしないのに生り放題で、毎年大量の実をつけゴルフボールより大きな実が生ります。
近所の人やや知り合いに配ったりしますが食べきれず、上の方はほとんど鳥が食べます。


*実生(みしょう):
種から育てた木で、親より劣ります。
まれに突然変異で親おり、よい実が生る木が育つことがあります。
桃栗3年、柿8年、ゆずのバカ芽が18年と言われていますが、これは実生の木に実がなるまでの期間です。
植木屋さんで売っている苗木は接ぎ木したもので、親木の性質をそのまま受け継ぐので2~3年で実をつけます。
以上は農林大学校で勉強しました。
接ぎ木の実習もしましたが、成功しません。

5年ほど前にアメリカ産の美味しいグレープフルーツの種から木を育てています。
去年まで全く実をつけなかったので春先に、「今年実が生らなかったら切るぞ。」と木に向かって言ったら、実をつけました。
小さな実が20個くらい生っているので楽しみです。
ちなみに、植物にモーツアルト(音楽)を聞かせると良く育つと言われます。

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