奇想庵@goo

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パンクラティオン

2007年09月15日 02時09分00秒 | FF11
ポケモン、ゲットだぜ!なパンクラティオン。

アトルガン貨幣をジェトンと呼ばれる専用通貨に換える。この際、黄金貨を利用したほうがレートがいい。そのジェトンで、カメラとフィルムを交換する。通常版はジェトン2と格安。これで12枚の写真(封獣板)を撮ることができる。ただし、成功率は5割くらい。印象としては、近くで正面から撮った方が成功率が高い気がした。なお、ジェトン500で交換できる高速版のカメラとフィルムもある。

写真を撮ってくる意味は2つある。1つは戦わせるモンスターとして。もう1つはそのモンスターを強化するためだ。
モンスターは戦うことで経験値を得てレベルが上がる。初期レベルは撮ったモンスターのレベルに依存する。三国周辺でもメリポエリアでも基本的な能力は変わらないが、初期レベルの違いを生み出す。
封獣板にはそれぞれ獣性と呼ばれる能力が書かれていて、それを戦わせているモンスターに付けることができる。この時にFPと呼ばれるポイントが利用される。モンスターは種族別にFP最大値が設定してあり、また獣性にもそれぞれFPがあり、FP最大値まで獣性を付けられる。FP最大値はレベルの上昇でアップする。また、素が強いモンスターはFP最大値が低めで、弱いモンスターは高く設定してある。この獣性は同じ個体を撮影しても同じ結果ではない。種族別にいくつかの獣性が用意してあり、その中からランダムに選ばれるようだ。
つまり、最初に育てたいモンスターを決め、次にそのモンスターを強化するために獣性を集めるといった感じだ。

従って、写真撮影は育成目的だと高レベルのものが育てやすくていい感じ。一方、獣性集めの場合はレベルはあまり関係ない。
写真撮影はインスニなどの感知遮断が掛かっていると撮ることができない。ノンアクの敵やレベルの低い敵相手なら簡単だが、高レベル相手だと寝かせながらなどでないと危険だ。
あまり深く考えずに私は白ウサギをメインにしようと思い、ウルガランへ行った。そのついでにバッファローや虎の写真も撮ったが、通常のカメラではエンチャントのリキャストが長いため結構大変だった。

こうして撮ってきた封獣板を氷クリスタル1個とセットで渡すと魔獣鏡に変わる。これを育てていくこととなる。
私の白ウサギは初期レベルが7だった。最大FPは64くらい。そこで、FP30の物理攻撃力アップとFP23のパライズオートアタックを付けてみた。獣性には固定値のものとレベルが上がるものの2種類存在する。例えば、FP23の物理攻撃力+15%は固定値だ。それに対して私の付けた物理攻撃力アップは初期レベル7(これは元のモンスターのレベルに依存)で、以降戦うごとに1ずつレベルが上がっている。具体的な数値は不明だが、ある程度以上のレベルになると+15%以上の効果になると予想される。
負けても戦ううちに強くなるという要素だが、通常攻撃にパライズが付加されるパライズオートアタックは未だ一度も発動しているのを見ていない。これもレベルが上がるタイプの獣性だが、こう効果が出ないと他の獣性を付けた方がいいと思うようになった。獣性は自由に外せるが、上がった獣性レベルは恐らく消え去るだろう。

こうして準備した魔獣鏡を担当のNPCに渡すと公式魔獣鏡となる。これが大会に参加できるものとなる。魔獣鏡さえあれば複数育てることも可能。その都度公式魔獣鏡にすればいい。
この公式魔獣鏡を別のNPCに渡すことで試合への登録となるわけだが、問題はここだ。試合会場は4つあり、一つは勝ち抜き戦が常時行われている。残る3つは登録順に対戦となる。しかし、どこも人が多くてなかなか登録できない。試合が終わると新たな登録枠が発生するわけだが、多くのプレイヤーがそれを狙って殺到するので、非常に混雑している。ギルドの開店時の混雑の何倍もの競争が戦闘が終わるごとに行われている訳だ。
戦闘時間はそう長くない(3分で引き分け)し、戦闘ごとの間隔も5分もないだろう。しかし、戦わないとレベルが上がらないので、プレイヤーはこぞって登録しようとする。だから登録するためだけでかなりの時間を要することもある。そして、ようやく登録できても、そこから40分以上の待ち時間が発生する。まあある程度の目安の時間が表示されるので他の事をして時間を潰せばいいのだが、困ったことに残り何分といった表示がされない。
コロセウムの中にいると、自分のモンスターが登場する直前の試合が終わると赤いメッセで告知される。担当のNPCに離し掛けると、コマンダールームにワープしてもらえる。そこから自分のモンスターに指示を出すことができる。ただ最初のうちは指示になかなか従わないし、そもそも指示があいまいなので指示したからといって勝てると思いにくい。別に指示しなくてもあまり困らないとも言え、コマンダールームに足を運ばない人も少なくない。モンスターの性格(テンプラメント)や訓練度に影響を与えるが、それらがモンスターの実力にどう影響するか解明されていないため重視する必要があるかどうか不明だ。

自分のモンスターの出ている試合でなくても接戦になればなかなか見ていて面白い。自分のモンスターの試合だと対戦相手のレベルと種族は事前に分かっている。とはいえ、特に対策の立てようも無く、コマンダールームで応援するくらいしかできない。勝っても負けても経験値は入る。レベル差があると負けてもそれなりの経験値をもらえる。しかしレベル差が1以内だと勝たないとあまり経験値が入らない。
私の白ウサギは初戦こそ同レベルのバッファローに辛勝して幸先が良かったが、その後高レベルに連敗。1度格下相手に勝利したが、レベル差の少ない相手に連敗を繰り返した。特に1つ下のレベルの敵に負けたのはショックだった。ビースト系が苦手とするプラントイド系との対戦が続いたせいもあるが、素の能力の低さと獣性のパライズオートアタックが全く機能していない点が敗因だろう。現在レベル8。ゴールデンタイムだと人が多すぎて登録もままならないため少しでも人の少ない時間帯を狙っているが、それでも大変だ。

欠点も多い。特に登録に関しては厳しすぎて楽しめない状況だ。自分の対戦までの残り時間の表示などもっと改善する余地は多いだろう。
一方で、獣性についてはまだ解明されていない部分も多く、いろいろな組み合わせをやってみたいと思う。最強のパターンなどが出てくると興ざめだが。
レベル差の問題はなかなか微妙。ある程度差がつくと勝つのは困難だが負けても経験値は入る。むしろ勝った側よりも多く入ってしまう。レベル差がないと勝つ可能性は増えるが負けると経験値はほとんど入らない。現在の登録状況では、近いレベルと戦って負ける可能性を考えると、レベル差のある敵に負けた方がいいくらいだ。一方で高レベル側は対戦相手が低レベルすぎるとキャンセルした方が時間効率から良しと言えるだろう。登録は大変だが、待ち時間の長さも考慮すると低レベルすぎる相手は獲得経験値が少なすぎる。
将来廃れた時のことも考えると、これが限界なのかもしれないが、10程度、少なくとも今の倍くらいの対戦場所が欲しい。登録できない故に参加していない人も多数いることを考えれば、それでも混雑が解消とは言えないくらいだ。折角の面白いコンテンツなのだから、もっと参加しやすく楽しめるように作って欲しかったし、今後そういった方向性への改良を期待したい。