海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

5月10日の美謝川切り替えと辺野古弾薬庫新ゲート工事の様子

2024-05-11 23:56:35 | 米軍・自衛隊・基地問題

 写真は5月10日の午前8時35分頃から9時40分頃にかけて撮影したものだ。

 美謝川切り替え工事の様子で、国道329号線の西側(辺野古ダム側)では、ダム近くの森の斜面下で鋼矢板を地面に打ち込む作業が始まっていた。

 鋼矢板を打ち込んだ後は掘削作業が行われ、水路の造成が始まるのだろう。

 大浦湾のK9護岸側を埋め立てるため、辺野古ダム周辺の森が切り崩され土砂が使用される。

 それに向けて樹木が伐採され、この日は斜面に倒れた木の片づけが行われていた。

 上の2枚は辺野古弾薬庫の新ゲート(商業用ゲート)建設工事の様子である。

 完成した矩形マンホールの間で暗渠管をつなぐ作業が行われていた。

 私たちの税金でこういう施設を造っても、私達には何の利益ももたらさない。

 いざとなれば米軍が守ってくれる。そんな幻想を抱くのは愚かだ。

 沖縄・日本を守るために核保有国である米国と中国が直接ぶつかり合うと思うのか。

 工事を請け負うゼネコンと下請け、孫請け、曾孫受け、それとつながる政治家は笑いが止まらないだろう。

 毎日、億単位の予算が浪費されても、関心を向ける日本人は少数であり、自公政権は企業との癒着を深めながら沖縄の基地負担増大を進めることができる。

 彼らの好き勝手にさせてはいけない。


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