海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

9月25日の高江の状況

2012-09-25 19:52:17 | 米軍・自衛隊・基地問題

 高江では25日も早朝からオスプレイパッド建設に反対する取り組みが行われた。N4に向かう途中の橋の前で待機していると、午前7時半頃、名護警察署がやってきた。そのしばらく後、7時42分に沖縄防衛局の車両2台と作業員が乗った車両2台が列を作ってやってきた。

 

 橋の前で沖縄防衛局員と作業員に対して抗議行動を行った。9・9県民大会で示されたように、圧倒的多数の県民がオスプレイ配備に反対している。そういう中で、オスプレイの訓練施設の建設強行をやめるように訴えた。住民・支援者が数多く集まり、オスプレイパッドの建設現場に向かおうとする防衛局員、作業員に対して粘り強く説得、抗議を続けた。

 8時前になり各車両がN4へ移動を始めた。移動中も抗議を続け、N4から少し離れた場所に停車した後も、さらに沖縄防衛局員、作業員に対して工事を行わないよう訴えた。移動してから約1時間、沖縄防衛局員の執拗な嫌がらせに抵抗し、作業員を森の中からオスプレイパッドの建設現場に向かうことを許さなかった。 

 午前9時10分を過ぎ、この日の工事を止めるということで、作業員が乗った車両が引き返していった。沖縄防衛局の車両もその後に続いた。住民と支援者は警戒を解くことなく、N4とメインゲート前で監視活動を午後まで続けたが、この日の工事は行われなかった。住民・支援者ともに今日の取り組みの成果を喜んだ。

 多くの人が集まることで高江の工事は止められます。26日からは普天間基地のゲート前での座り込み行動が取り組まれますが、ぜひ高江にも早朝から足を運んでください。沖縄防衛局は今日の結果をふまえ、26日は人員を増やしてくるかもしれません。ぜひ一人でも多くの人が高江に結集くださるよう訴えます。

 

 

 

 

 


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