海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

オスプレイ配備を強行しようとする日米両政府への抵抗運動を!

2012-09-24 22:46:40 | 米軍・自衛隊・基地問題

 24日も早朝から沖縄防衛局、大米建設によるN4地区でのオスプレイパッド建設に反対する行動が取り組まれた。N4やメインゲート前での監視活動にお昼過ぎまで参加したのだが、沖縄防衛局、大米建設は姿を見せず、工事は行われなかった。

 メインゲートから北部訓練場に入っていく米軍車両。ここ最近、ヘリの離着陸訓練は少ないが、今日は地上での戦闘訓練が行われているようだった。沖縄で鍛えられた兵士たちが、朝鮮半島やベトナム、イラク、アフガニスタンなどで殺戮をくり返してきた。日米安保条約に基づいて基地を提供することで、日本人・沖縄人は米軍の侵略戦争を支え、加害者としての位置にあることを自覚しなければならない。基地に反対するとは、自らの加害性を否定することである。MV22オスプレイの配備反対運動でも、そのことが真っ先にあるべきだ。オスプレイの安全性をめぐる議論に終始していてはいけない。

 メインゲート近くの林を散歩していたら、ヤマガーミー(リュウキュウヤマガメ)が歩いていた。子どもの頃、タキヌウガンに行った祖母がムイ(森)で見つけて持ち帰り、しばらく家で飼っていたことがある。今は国指定の天然記念物で、捕獲や飼育は禁じられているが、昔は子どもたちにとっていい遊び相手だった。オスプレイパッドの建設工事や米軍の訓練がなければ、やんばるの自然をゆったりと楽しめるのだが…。

 24日に仲井真知事は東京に行き、森本防衛大臣にオスプレイ配備中止を要請している。しかし、森本大臣は聞く耳を持たずに知事をあしらっている。

http://www.qab.co.jp/news/2012092438167.html

 9・9県民大会の実行委員会では、9月26/27日の朝7~8時まで、普天間基地第3ゲート(野嵩ゲート)での座り込みを呼びかけている。28日にオスプレイ配備強行の場合には、終日の座り込みが方針として示されている。

http://article.okinawatimes.co.jp/article/2012-09-24_39413

 これにあわせて平和運動センターは、午前7時から午後6時までの座り込み闘争を予定している。28日の金曜日には毎週行われている午後6時からの抗議行動もある。ぜひご参加を。

 オスプレイ配備を強行しようとする日米両政府への抵抗運動を、自分がやれる場所で、やれる時に、やれる形で実行しましょう。

 

 

 


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