海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

12月18日の高江の様子

2012-12-18 23:50:58 | 米軍・自衛隊・基地問題

 17日(月)、18日(火)と今週も高江のオスプレイパッド建設工事が進められている。18日は午前9時頃から重機が動き出し、N4のゲート付近から見える範囲では、白の4トントラックと青の2トントラック(?)の2台で、砂利を運んできては敷き均す作業が行われていた。小型のローラー車が動いていて、転圧作業が行われているのも見えた。

 17、18日ともに作業を終えて森から出てくる大米建設と下請けの作業員に対し、抗議活動を行っている。16日に行われた衆議院選挙では、大米建設をファミリー企業に持つ下地幹郎議員が落選した。普天間基地問題やオスプレイの沖縄配備をめぐる二枚舌、三枚舌の振る舞いが、沖縄の有権者に愛想を尽かされた結果である。高江で大米建設がオスプレイパッドの建設工事を強行していることも、当然、選挙に影響を与えたはずである。

 高江や辺野古で「代替施設」を名目に、新たな軍事基地を建設することは許されない。それは大米建設だけでなく国場組にも言えることだ。自民党の圧勝によって安倍政権が誕生するが、沖縄に対して基地建設を強行に進めれば、過去の総理大臣と同じ道を歩むだろう。沖縄に犠牲を強要した「日本の安全保障」など、もはや成り立たないことを、ウチナーンチューは自らの行動で示さなければならない。

 政府や国会があてにならないのなら、現場での行動で政治状況を変えましょう。オスプレイパッド建設工事は連日急ピッチで進められています。ぜひ高江に来て、阻止行動に参加してください。

 

 


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