海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

辺野古ゲート前抗議行動/土砂の仮置きが続く

2024-02-13 23:20:27 | 米軍・自衛隊・基地問題

 13日(火)は午後3時前に名護市辺野古のキャンプ・シュワブ工事用ゲート前に行き、この日3回目の資材搬入に対する抗議行動に参加した。

 ダムの貯水率が50%を切るほど雨が少ない。今日も暑いくらいの日差しだったが、26人の市民がゲート前に座り込んだり、歩道でプラカードを掲げて新基地建設反対の声をあげた。

 ゲートに入った工事車両は20台足らずで、半数はK5護岸建設用の石材だった。

 他に再生路盤材やトレーラー車、ユニック車、コンテナを積んだ車両などが入った。

 午後2時31分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。

 3か所ほどにダンプカーから土砂が下ろされ、大浦湾で使用する土砂の仮置きが続けられていた。

 緑色の団粒化剤が塗布されたもとの地面に比べて、土砂が積み上げられているのが分かる。

 午後3時55分頃、瀬嵩の森から大浦湾の様子を見た。

 K9・N2護岸ともにランプウェイ台船が1隻接岸し、土砂の陸揚げが行われていた。

 K8護岸には空のランプウェイ台船が接岸していて、土砂の陸揚げは行われていなかった。

 海上ヤードの第八十八ひなた号は、石材を積んでいるが海への投下は行われていなかった。

 海上行動に参加したメンバーの話では、午前中も石材の投下は行われていなかったとのこと。

 この日はガット船が4隻(第三十八ひなた丸、かいおう丸、美鍛丸、聖嶺)が大浦湾に入り、ランプウェイ台船に土砂を積み替えている。

 第三十八ひなた丸は今年に入って海上ヤード用の石材を運んでいたのだが、今日は土砂を積んできていたとのことだった。石材の投下が滞っているようだ。

 辺野古先のK5護岸建設は、今日は被覆ブロックの設置が行われていた。

 


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