海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

海上行動/航路、海上ヤード、K7護岸で抗議

2024-04-17 22:13:59 | 米軍・自衛隊・基地問題

 17日(水)はカヌー12艇と抗議船2隻(平和丸、ぶるーの船)で海上行動を行った。

 午前7時57分頃、カヌーチームが松田ぬ浜を出発した。

 カヌーメンバーは平和丸とぶるーの船に分乗し、長島の間を抜けて大浦湾に出た。

 午前8時22分頃、ガット船4隻(第八高砂丸、ぽせいどん、第二十八ひなた丸、聖嶺)が大浦湾に入った。

 カヌーチームはガット船が航路に近づくのに合わせて、埋め立て用土砂や海上ヤードに投入する石材の搬入に抗議した。

 航路で海保に拘束され、ゴムボートに乗せられて外洋から松田ぬ浜まで移動し、浜の前で解放された。

 そのあとカヌーメンバーは抗議船2隻に乗って、大浦湾の汀間側で行われている海上ヤードの建設現場に向かった。

 ガット船のうち1隻(第二十八ひなた丸)は石材を積んでいて、ランプウェイ台船に瀬取り(移し替え)をしているところだった。

 ここでもフロートを越えて海上ヤード建設に抗議した。

 午前中、3回目の抗議行動は辺野古崎で行った。

 先週半ばにK6護岸は先端部まで被覆ブロックで覆い、砕石を投下して伸ばす工事をいったん中止している。

 K6護岸の天端の側縁部には型枠が造られていて、ミキサー車が来て生コンを流し込んでいた。

 この作業はK1~K4護岸でも行われていたもので、さらに工事が進むとK5~K7護岸上にL字型擁壁が造られる。

 先週からK7護岸の建設が始まっている。

 ダンプトラックで砕石を運ぶことを考えれば、K7護岸を陸側から沖に向かって伸ばし、K6護岸と接続した方が効率的だ。

 設置してあった消波ブロックをどける作業もあったので、砕石の投下が行われたのは2~3日ほどのようだが、岩場の浅い場所なので20メートルほどまで伸びていた。

 この日は被覆ブロックの設置作業が行われていて、カヌーメンバーは4人が海に飛び込んで泳ぎ、残りはカヌーを漕いで工事に抗議した。

 この日は午前中で海上行動を終え、午後は船やカヌーのメンテナンス、草刈り作業などを行った。

 午後4時頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。

 ガット船からランプウェイ台船への土砂積み替えが午前中で終わり、午後は仮置きの土砂が運ばれてきて投入されていた。

 トレーラー車で大型のヒューム管を運んできて、K2護岸付近に下ろしていた。

 


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