海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

沖国大への米軍ヘリ墜落から5年

2009-08-14 16:50:16 | 米軍・自衛隊・基地問題
 昨日は2004年8月13日に宜野湾市の沖縄国際大学に米軍ヘリが墜落してから5年目だった。午後から沖国大に行ったのだが、墜落地点に行くと、大学主催の集会が終るところだった。すっかり整備されてしまい、わずか5年しか経っていないというのに、当時の状況を伝えているのは、空を指さすような黒く焦げた赤木の幹しかない。



 琉球新報によると、大学主催の集会には約200人が参加したとのこと。終了後もマスコミが参加者に取材を行っていた。米軍は事故から5年目など考慮になく、市街地上空をヘリコプターや輸送機、対戦哨戒機が飛び、離発着を繰り返していた。「NO FLY ZONE」という看板を嘲笑うように。 

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 日本軍のトーチカ | トップ | 白い壁と傷跡 »
最新の画像もっと見る

米軍・自衛隊・基地問題」カテゴリの最新記事