海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

航路とK5護岸で海上抗議行動

2024-02-07 20:29:11 | 米軍・自衛隊・基地問題

 7日(水)はカヌー7艇と抗議船1隻(平和丸)で海上行動を行った。

 午前8時にカヌーチームは松田ぬ浜を出発した。途中で平和丸に乗り込み、長島の間を抜けて大浦湾に出た。

 この日は朝、ガット船3隻(marumasa5号、寿鷲丸、聖嘉)が大浦湾に入った。

 ガット船が航路に入ってくるのに対し、カヌー7隻で抗議した。

 前日、一昨日と沖縄島西側の波が高く、ガット船による土砂の補給が間に合っていない。

 ランプウェイ台船はほとんどが空の状態で、ガット船は3隻ともすぐに土砂の積み替えを行っていた。

 前日までに土砂切れとなっており、午前中は土砂を積み替えただけでK9、N2、K8護岸ともに陸揚げ作業は行われなかった。

 前日6日から辺野古崎でK5護岸建設のため捨て石の投下が始まっている。

 今日は午前中、前日投下した捨て石の側面に白い防砂シートを敷き、その上に根固め用袋材を置いて保護していた。

 また、護岸の天端に鉄板を敷き、溶接する作業も並行して行われていた。ショベルカーの足場を安定させるため、護岸が伸びる都度これらの作業がくり返される。

 この海域は浅い岩場なので工事の進行が速い。二重に張られた大型オイルフェンスの上にカヌーを引っ張り上げ、根固め用袋材の設置に合わせカヌーを漕いで現場に近づき抗議した。

 海上ヤードの様子も見に行った。前日のお昼頃に見た時と同じようにショベルカー2台は石材の前の方に置かれたままで、午前中は投下作業は行われなかった。

 時おり小雨が降る天気だったが、午後からはさらに天気が悪くなるので、午前中で海上行動を切り上げた。

 


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