goo blog サービス終了のお知らせ 

海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

9月27日の普天間基地大山ゲート前行動

2012-09-28 09:57:46 | 米軍・自衛隊・基地問題

 27日は午前7時頃から普天間基地の大山ゲート前での行動に参加した。行動は午前6時頃から行われていて、MV22オスプレイを翌日に強行配備しようとしている日米両政府に対し、もはや普天間基地の機能を麻痺させるしかない、と意を決して、これまでより一歩も二歩も踏み込んだ行動が取り組まれた。

 琉球朝日放送が、大山ゲート前での行動を伝えている。

http://www.qab.co.jp/news/2012092738255.html

http://www.qab.co.jp/news/2012092738243.html

 数台で米軍車両の前をゆっくりと走らせて基地に入るのを遅らせ、車道に車を停止させて通行を止める。横断歩道上をゆっくりと往復して立ち止まる。米軍車両の前に立ちはだかってオスプレイ配備反対を訴えるなど、国道58号線から大山ゲートまで約100メートルほどの間で、制止、警告する警察と対峙しながら午前9時前まで行動を続けた。

 終了後、取り組みの総括を行い、翌日からの行動を議論した。60代、70代の参加者からは、自分たちは年金生活で仕事を失うことはない。若い人たち、子や孫たちにオスプレイ、基地を残しては死んでも死にきれない。警察に逮捕されることを覚悟して今日の行動を取り組んだし、今後もやっていく、という決意が語られていた。警察の警告を無視して車を路上に止め続けるのは簡単なことではない。まわりを警察に囲まれた車内で、息詰まるような時間を過ごした参加者は、腹をくくっている。

 総括の中では、9・9県民大会の実行委員会に対する不満が噴き出していた。午前7時からの座り込みを呼びかけているが、政治家のあいさつが続くだけで、ゲート前で行動しようとすれば抑圧する。本気でオスプレイ配備を阻止しようという気持ちがあるのか、という批判が出た。野嵩ゲート前の集会がそうなら、市民が大山ゲート前で独自にやろう、ということで取り組まれた行動であった。そういう市民に呼応して、社民党の山内徳信参院議員が行動を共にしていた。

 その後、参加者は野嵩ゲート前に移動し、引き続きオスプレイ配備に反対する抗議行動を続けた。

 

 

 

 


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« オスプレイ配備阻止に向けて... | トップ | 9月27日の普天間基地野嵩... »
最新の画像もっと見る

米軍・自衛隊・基地問題」カテゴリの最新記事