海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

K9護岸の工事はなし。

2017-05-22 22:07:44 | 米軍・自衛隊・基地問題

 22日は朝、カヌー12艇で瀬嵩の浜を出発した。ほかに3艇が初心者練習を行っている。辺野古弾薬庫下の小浜が見渡せる場所まで漕いでK9護岸の様子を見た。月曜日で本来なら8時ごろから工事が始まっているはずだが、この日は作業員たちが姿を見せず、捨て石の投下作業は行われなかった。

 11日ぶりに海に出たが、捨て石の状況は5月10日に見てから10数メートルは進んだろうか。クレーン車が前に進んだ分、奥の方が方向転換できるくらい空いたらしく、先週から10トンダンプカーで石材を運んできているとのこと。それだけ作業効率が上がっている。

 バージ船の上には、先週の土曜日に片付けられた大型オイルフェンスが載っている。長島から安部方向に張られていたもので、これがはずされた理由がよく分からない。オイルフェンスに接続していたフロートが一部切れているらしく、何かトラブルが発生したのか。

 これは辺野古弾薬庫傍の県道から撮ったものだが、スパッド台船やクレーン付き台船にも作業員の姿はなく、海底ボーリング調査は行われていなかった。

 弾薬庫下の岩場で作業員らしき男が二人、巻き尺で何かを図る作業を行っていた。この日、目にできた作業員はこの二人だけだった。工事の気配がないので、10時頃に瀬嵩の浜に引き揚げた


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